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TVR タスカン Speed 6 '00 - (2025/06/25 (水) 15:33:01) のソース

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|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){TVR タスカン Speed 6 '00}|
|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/aQSfFpT.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/d7u3ijl.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/0prhflX.jpg)Image Credit : Emula / [[Gran Turismo Archive>https://granturismo.forumfree.it/?t=76333944]]|
|~|~メーカー|[[TVR]]|
|~|~英名|TVR Tuscan Speed 6 '00|
|~|~エンジン|SP6|
|~|~タイプ|ロードカー|
|~|~カテゴリー|N400|
|~|~PP(初期値)|566.54|
|~|~総排気量|3996cc|
|~|~最高出力|366PS/7,000rpm|
|~|~最大トルク|42.6kgfm/5,000rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|3.00kg/PS|
|~|~駆動形式|FR|
|~|~吸気形式|NA|
|~|~全長|4,235mm|
|~|~全幅|1,810mm|
|~|~全高|1,200mm|
|~|~車両重量|1,100kg|
|~|~重量バランス|XX対XX|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~最高速度|317Km/h (フルノーマル時)|
|~|~登場|[[グランツーリスモ3:A-Spec]]&br()[[グランツーリスモ コンセプト]](欧州版のみ)&br()[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ5 プロローグ]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]&br()[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|21世紀の大門軍団の覆面パトカー&bold(){&s(){そもそも覆面パトに相応しく無い車だが…}}|
}

*概要
1999年~2004年に生産・販売されていた、2代目タスカンの初期モデル。名称は4L直6エンジンが搭載されているため、それがそのままグレード名になった形。そんなエンジンは、市販車向けでは珍しいドライサンプ方式が採用され、なかなか走りにこだわったものと言える。

外観はロングノーズショートデッキで、パイプフレームの車体にFRP製タルガトップとアクリル製リアウィンドウが採用されている点が特徴。ドアはボタン、燃料はトランクを開けて給油と言ったクセのあるもので、慣れてしまえばどうということはないのだろうが、完全に初見バイバイなマシンだ。

ボディカラーは通常色としてマジョーラが設定されていたり、内装もアルミと真鍮を用いた独特なもの。メーターはコンセプトカーの様な変わったデザインになっている。

標準装備はエアコン、オーディオ、パワーウィンドウ、チルトステアリング、セキュリティシステム、LSDで、"エアバッグ?、ABS?、TCS?そんなモンに頼らんで自分で操れ!!"という硬派なロードカーであるため、運転技術を向上させたいドライバー向けである。&bold(){&s(){当然、日本の警察の覆面パトカーとして使うのに適してるとは言えない車であるのだが……。本国イギリスですらこのクルマを警察車両に採用してないし、「トップ・ギア」でも酷評を受けたほどなので…。}}&youtube(https://youtu.be/bfrca7fqRXE)

グランツーリスモにおいては2からコンセプトモデルが登場しており、市販モデルである本車は3からの収録となっている。
また2から4まで本車のワンメイク・レースも開催されており、それなりに運転する機会は多かったであろう。

*解説
2000年に発売された本車種は1960年代にサーキットを暴れまわった同盟のスポーツカーの血統を現代にリバイバルさせたもであるが、スタイリングに先代の面影は一切ない。デタッチャブルトップ(所謂タルガトップ)を備えた2ドアのクーペは、曲線を多用した個性的かつ世界で最も過激なスタイリングを持つクルマの1つになった。

この特徴的なデザインを採用している関係でかなり大きく見えるが、全長4,325mm、全幅1,810mm、全高1,200mmとかなりコンパクトであり、ホイールベースも2,361mmと思ったより短いのである。
もうひとつの特徴はボンネットの下に収められた自社製4L直列6気筒DOHCのSpeed 6ユニットで、水冷式オイルクーラーを採用したドライサンプと、空気の吸入料を気筒ごとにコントロールできる6連スロットルといったレーシングエンジンをそのまま市販車に反映した明らかにオーバーテクノロジーである。

勿論、このエンジンあっての最高出力365PS、最大トルク42.86kgfmであるが、パワーもトルクも明らかに公道で扱うものではないだろう...
その上1,100kgという軽量ボディにこの怪物を搭載しているとなれば、加速は言うまでもなくワイルドである。本車種はスポーツカー本来の走りの楽しさとモダンデザインの共演を実現してしまった2000年代頃の自動車史史上最もイカれてるであろう英国製ライトウェイト[[モンスタースポーツ]]といえよう。

*「西部警察2003」でのTVRタスカンでの事故
&youtube(https://youtu.be/xldAs7qsazo)
ハイテク・安全装備を廃した硬派なスポーツカーで乗り手も選んでしまう車故なのか、実際にも日本でも事故が起きている。
TVドラマ「西部警察2003」の撮影ロケ中に、俳優の池田 努が運転するタスカンが見物客の列に突入、5人が足の骨を折るなどの重軽傷を負う事故が発生してしまい、この報道によって不名誉にもこのタスカンの名前が世間に知られるようになってしまった。

&image(https://pbs.twimg.com/media/C4jX0CUVUAA5fcn?format=jpg&name=large)&bold(){『イギリス製、しかもハイテク・安全装備も無い乗り手を選ぶようなスポーツカーが日本の一地方の警察署の使用する覆面パトカーに使われている事態がおかしいだろ』『オリジナル版のように[[日産]]の車にすれば良かったのに……。』}と言う意見も相次ぎ、ネットでも当時の石原プロはもちろん、さらに車両を提供しなかったとして事故には無関係だった(事故の際にタスカンはスカイラインにもぶつかったが、これは一般の見物客の車両である)日産さえも批判の声が飛び火してしまう事態にもなってしまった。

&image(https://www.wine-what.jp/wp-content/uploads/2016/10/6349-2.jpg)なぜ「西部警察2003」の制作サイドは当時TVRの輸入代理を行っていたMGローバーのインポーター、MGローバー・ニッポンに車両提供を頼んだのか、なぜその際に日産が車両提供をしなかった理由は不明であるが、[[当時の専門家の意見としては日産は当時ゴーン体制に変わったばかりでソフト寄りの路線になっていたため、採用を見送られてしまったのだろう>>https://allabout.co.jp/gm/gc/198922/3/]]としている。(※それに当時は立て直しの最中であったためドラマの車両提供を行う余裕も無かったとも見れるが、西部警察のアクション寄りのコンセプトが既に時代の世相にはもう合ってなかったのも言えるだろう。元々西部警察にはツッコミどこはあるけど面白い、どこか昔の特撮モノのような作風も持ち味だったわけで、イギリス製の硬派なスポーツカーを使う一地方の警察署も十分リアリティは無いけど面白みがある要素だったかもしれなかったが。)

&image(https://pbs.twimg.com/media/C4jX0CYUEAI8WoC?format=jpg&name=large)
&image(https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/c5/bde434fa1e126a3d8d8da7c572517478.jpg)↑ちなみにTVRだけでなくなぜか[[トヨタ]]のMR−Sがいるのだが、これはスポンサーのオートバックス側が貸し出したモノクラフトGT300というカスタムカーでありトヨタ本社側の関与は無い。

*[[アンディ]]による評価
#center(){|&image(width=200,https://i.imgur.com/ZbIHsnF.jpg)|このTVR タスカン Speed6は&br()レーシングカーさながらの刺激がたっぷりだ&br()エンジンはTVRが自社開発した4Lの直6&br()"Speed6"と名付けられているサウンドは豪快、回転の切れ味は抜群&br()車名の由来が"エンジンそのもの"というのもすごい&br()パワーは360PS&br()いっぽう車重はわずか1,100kgだ|
}

*登場シリーズ
**グランツーリスモ3: A-Spec
Cr.8,078,000で購入。

**グランツーリスモ4
Cr.9,405,000で購入。

**グランツーリスモ5 プロローグ
Cr.9,480,000で購入。

**グランツーリスモ(PSP)
Cr.9,480,000で購入。

**グランツーリスモ5
Cr.9,480,000で購入。
数少ない[[レーシングモデファイ>TVR TVR タスカン スピード 6 RM '00]]対応の車両でもある。

**グランツーリスモ6
Cr.9,480,000で購入。

**グランツーリスモSPORT
Cr.9,500,000で購入。

**グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.6,920,000で購入可能。スペックに反してかなりこの値段は安い。コスパは良いが、初心者には電子制御無しでは厳しいだろう。ちなみに、Ver1.20のアプデで[[シボレー カマロ ZL1 1LE Package '18]]の6.2LV8スーパーチャージャーを搭載可能。スワップ前よりも凶暴なこのエンジンを載せるなら、足回りの強化やセッティングをちゃんとしっかり施そう。

*コメント
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