平成 / 令和 / 譲位

天皇陛下の御退位、皇太子殿下の御即位に関する儀式など (※mono....iMb[株]の”健康応援だより”より)

■ 平成31年
 ● 天皇陛下の御退位に伴う式典
   4月30日   退位礼正殿の儀

 ● 皇太子殿下の御即位に伴う式典
   5月1日    剣璽等承継の儀
          即位御朝見の儀
   5月4日    一般参賀
   10月22日   即位の礼正殿の儀
          祝賀御列の儀
   10月22日以降 饗宴の儀(計4回)
   10月23日   内閣総理大臣夫妻主催晩餐会




筑波大学名誉教授  中 川 八 洋
「天(そら)陰(くもり)雨(あめ)濕(しめるとき)聲(こえ)啾啾(しゅうしゅう)」(杜甫、「兵車行」)

 「4・30 先帝陛下を嘲笑・侮蔑する人民法廷」開廷直前、ある民放が、春とは思えぬ底冷えを感じる雨が降っている光景の二重橋前、ビニール傘を差した一群の日本人を映し出した。私には、皆、不安そうに見えた。思わず「この蕭蕭(しょうしょう)たる夕雨は何だろう」と、陰鬱な予感で体が硬直した。

 五時きっかりに始まった「先帝陛下を嘲笑・侮蔑する人民法廷」の約10分間、想像以上に、監獄か処刑場のような暗い雰囲気が式場を包んでいた。「コミュニスト安倍家三代目」安倍晋三に、“譲位を禁止され、剣璽渡御も禁止され”た天皇陛下のご無念のご心痛を思うと、歯がゆさと胸を裂く怒りに口を真一文字、拳は固く握りしめていた。ふと、我が作業屋のベランダから見える庭に聳える高さ十㍍ほどの桜と芝生中央の枝垂桜の、雨にしたたか濡れている新緑の葉桜に目がとまると、杜甫のある詩の一節を口ずさんでいた。

「君 見ずや・・・・・天(そら)陰(くもり)雨(あめ)濕(しめるとき)聲(こえ)啾啾(しゅうしゅう)たるを」

(※mono....中略)
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 さて、皇太子殿下への御譲位をご希望された先帝陛下に対して、安倍晋三はどんな暴言・放言を吐いたかについて、国民のほとんどは、もうそろそろ忘れた頃だろうから、復習することにしよう。

➊ まず冒頭。「お前は、今日限り、退位せよ」と命令した。

「天皇陛下は、皇室典範特例法の定めるところにより、本日をもちまして、ご退位されます」。

 ❷ 次、第二文。「お前は、良く働いたから、退職を認めてやろう。天皇の位は公務員・サーバントなのだから、よく働くのが当然だけどね」「天皇は、a祭祀、b儀式、c国事行為、d公務を為されるが、祭祀や儀式など、俺様の知ったこっちゃねエ。プラス・アルファの《公務》だけを、勤務評価してやろう」。

「天皇陛下は、一つ一つご公務を、心を込められてお務めになり、・・・・・」。

(※mono....中略)
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譲位・受禅の絶対禁止による憲法蹂躙に成功した安倍晋三・菅義偉の“共産革命”
 「4・30退位式」なるものが、テレビの画面からでも、監獄や刑場のような暗鬱な雰囲気に包まれていると感じられたのは、それが暴力革命の代替として、“強制退位の法廷”を本質とするものだったからだ。強制退位と空位は、安倍晋三も全面賛成の、共産党官僚が占拠した内閣官房/内閣法制局/宮内庁が過去二十近く進めてきた天皇制廃止の基本方法。

(1) 空位づくりの方法第一。自動的な践祚権を持つ皇太子(東宮)制度の廃止。この革命は、秋篠宮殿下を「皇太弟」とせず、皇位継承順位をいつでも改変できる「皇嗣殿下」に格落ちさせた特例法によって、2017年に成功した。それによって、皇室典範第八条および第十一条カッコ内規定が、共に死文と化した。次期天皇は、今後は、皇室会議が恣意的に決定できる。

(2) 空位づくりの方法第二。新旧天皇間に一秒の空きが有ってはならない剣璽渡御を中断する革命。今般、17時間半(4・30午後五時~5・1午前10時半)も、新旧天皇間に剣璽が宙に浮き渡御が中断された。安倍晋三がリードする天皇制廃止の前奏革命として、二千年間の皇位継承の智慧と慣習(法の支配の“法”)の破壊に成功したことになる。17時間半の中断は、175年間の中断の先例となる。

 なお、憲法第二条が認める剣璽渡御の儀を、政府は全く不必要にも憲法第七条の「国事行為」としたのは、それによって内閣が「助言と承認」という名の絶対介入権を振り下ろすことができるからである。今般の17時間半の剣璽渡御「空白」は、天皇制廃止に暴走する安倍晋三のムゴイ介入の、恐ろしい結果。

(※mono....以下詳細はサイト記事で)


■ 御代替わり 「産経新聞」より
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(※mono....記事詳細は略、サイト記事で。)


令和時代
■ 「令和」をやり甲斐と可能性に満ちた時代に 「夏炉冬扇の記(2019.04.30)」より
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とうとう平成が終わる。ついにこの日を迎えると、やはり、万感こみ上げるものがある。世の中にとっても、自分自身にとっても、多くのことがあった時代だった。

個人的には、子供が生まれ、成長し、巣立っていった日々であったし、仕事的には、週刊新潮のデスクとして、毎週、世の中のさまざまな出来事の特集記事を書いて問題提起をさせてもらった時期から、作家・ジャーナリストとして独立し、50冊近い本を出版した時代ともなった。

ここのところテレビの番組などで「平成とはどんな時代だったのか」という質問を受けることが多い。私はそんな時、「既成の概念や常識がぶち壊された時代だった」と答えている。

平成の初め、日本はバブル景気に沸き、ジャパンマネーは世界を席捲し、アメリカの象徴であるマンハッタンのビルまで日本企業が買収した。だが、やがてバブルが崩壊し、日本経済は奈落の底に落ちていく。そして、大きな事件、事故、自然災害といった暗い出来事が次々と日本を襲った。

政界では、「55年体制」が崩壊し、金融界は13行の都銀と3つの長信銀がわずか4グループに再編され、ジャーナリズムをリードしていた盤石の新聞もインターネットの発達で崩壊寸前となった。

つまり、既成の「概念」や「常識」が完全にブチ壊された時代が平成だったのだ。その中でも、「何が最も大きかったか」と問われたら、私は「インターネット革命」を挙げさせてもらう。

(※mono....中ほど略)
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戦後ニッポンが初めて経験した「右肩下がりの日本」で生まれ、育ってきた若者たち――彼らの特徴は、「我慢強く」、「現実的」で、「浮かれない」ことにある。

彼らは、車も買わなければ、ゴルフもやらない。そんな無駄なことは、彼らはそもそもしないのだ。極めて現実的な彼らは、今後、高速・大容量の新移動通信システム「5G」時代をどう迎えるのだろうか。

時代は、変革に対応できない既存のメディアの息の根を止める方向に進んでいる。明日からスタートする「令和」は、生き残るメディアと、そうでないメディアを残酷に分かつだろう。

既成の概念や常識に執着した者から「退場」が約束される時代、それが令和である。恐ろしくもあり、同時に、やり甲斐と可能性に満ちた時代が、いよいよやって来たのである。


■ 終わりゆく平成と、令和に引き継がれる皇位継承の危機と緊張 「私的憂国の書(2019/04/30 07:23 )」より
(※mono....前半略)
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 そもそも、皇統の維持というものは、戦争に負け、GHQが旧宮家の皇室離脱を含む占領政策を実行した時点から、非常に危ういものであり続けています。現行憲法の第1条は象徴天皇を規定したものですが、その存在は「主権の存する国民の総意に基く」となっています。江藤淳は、この条項を「一見、共和政体の上に乗っている飾り物のように解釈されかねない」と指摘しています。ところが憲法第2条では、「皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」となっています。つまり、国民投票による信任を必要とするものではなく、これは共和政体には馴染まず、明らかに立憲君主制に相応しい条項です。

 つまり、皇統というものが、憲法第1条と第2条の相互矛盾のような、極めて不安定な構造の上に立脚するものであるということを、忘れてはならないと思うのです。今上陛下が譲位され、明日、新たな帝を迎える我が国は、刃物男のようなごくごく一部を除き、寿ぎのムードにあふれています。昭和天皇の崩御とともにスタートした平成という時代が、国全体が喪に服し、自粛ムード溢れるなかではじまったことを思い起こせば、これも一つの形なのかもしれない。

 ただ、現政権を含め、この祝賀ムードが皇室にまつわる様々な将来的困難の目くらましになってはならない。現行憲法に内包される不安定な構造もまた、そのまま令和の時代に継承されるのです。


 いわゆる「象徴天皇制」とは、決して安定した“平静”な構造を有するものではない。それはつねにそのなかに危機と緊張を孕むものであり、分解と解体の可能性を潜在させているものなのである。


産経新聞「正論」 「皇統維持に献身された先帝: 江藤淳」
(平成元年1月13日掲載)


 皇統は、日本が守り通さなければならない国体の心柱のようなものです。それがなくなれば、日本は日本という国でなくなり、単なる物質的な場所に変質するだけです。暫くは、今上陛下への感謝と、令和への寿ぎを、国全体として表現すればよい。ただし、皇位継承という差し迫った問題を議論する時期は、近い将来、必ず来ます。そのための準備は、政治はもとより、国民ひとりひとりの義務であると、心から思います。


■ 【報ステ】天皇陛下 伊勢神宮で退位をご報告(19/04/18)


ANNnewsCH
2019/04/18 に公開

天皇皇后両陛下は18日、伊勢神宮で退位に向けた儀式『親謁(しんえつ)の儀』に臨まれた。天皇陛下は、モーニングに身を包み、衣食住や産業の守り神がまつられる外宮を参拝。続いて、皇室の祖とされる天照大神がまつられている内宮に向かわれた。
      • 記事の続き、その他のニュースはコチラから!
[テレ朝news] http://www.tv-asahi.co.jp/ann/


■ 安倍首相は「改元の呪い」を克服できるか - 過去3回の改元時には5カ月以内に首相退陣 「東洋経済(2019/04/01 17:50
)」より
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前回の発表方法を決めた竹下氏は当時、「平成を決めたのは自分だが、歴史に残るのは小渕だわな」と周辺に話していたとされる。「汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう」が口癖だった竹下氏だけに、政界では「竹さんらしい」(自民長老)との評もあったが、当時の関係者は「小渕さんへの想像以上の反応に、『本当は俺が』と後悔していた節もある」(官邸筋)と振り返る。

今回も菅氏が「令和」と墨書された大きな額を掲げ、カメラのフラッシュを浴びたが、額は台の上に固定され、間をおかず安倍首相が登場して同じ会見台で談話を読み上げたことで、改元発表での主役は首相となった。会見開始時間も菅氏は地上波民放テレビ各局の昼ニュースが始まる午前11時半に合わせ、首相会見は正午のNHK昼ニュースの冒頭に合わせて全国に同時中継された。

改元5カ月以内に首相退陣という「呪い」


(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


元号
■ サブカル化なのかクーデターなのか知らないが壊れてることは確か(2) 「DEEPLY JAPAN(2019-04-01 17:56:39)」より
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新しい元号が発表された。されるまでの数日間のテレビのはしゃぎようは異様だったというか、馬鹿だった。

私としてはもう、大日本帝国パート2のから騒ぎフェーズなんだろうなといった感じで見ている。

去年書いた話の続きだなといったところ。


で、思うに、日本会議という集団は、ある意味、マッカーサーでさえできなかったことをやっていると言えると思う。彼らは、天皇に対する権威をこれでもかと地に引きずり降ろしている。

今回は元号制定が天皇またはその存在を生み出すところの朝廷勢力みたいなところから、本格的に奪われたのだなといった感想を持つ。

(※mono....中略)
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この状況は日本原住民にとっては侮辱されているような居心地の悪さをぬぐいきれないわけだが、しかし、そうはいっても畳のないうちも増え、あちこち歩くと立派な瓦屋根のお家も減って、それどころか葬儀の習慣も非常に変わってしまった。死がパーソナルなものになるのは良い側面もあるが、これによって共同体のミニマム単位が崩壊していったのも事実のようには思う。

嘆いてみても、そもそも箱膳囲んで暮らしてた人からすればもう十分に変化し尽くしているとも言えるわけで、今さら、ではある。

どうなるのかわからないですが、もしこれからも日本という集団でやっていこうと思うのなら、結局はこの変化した私たちの環境の上に立って我々は何者なのか的なことを考えていくしかないんだろうとは思う。

いやいやしかし、他のことはともかく私は元号習慣にはこだわりがあった。もっと早くに、天皇を文化的存在として政治ストラクチャーから切り離して、折々に元号を変えてもらうような、私的年号を存在させる方が日本文化にとってはよかったんじゃないかという気がしてる。もう遅いわけで、残念なことだったなとしみじみ思う。







■ ゴールデンボンバー、“新元号ソング”「令和」最速リリース 生配信から滲んだバンドの姿勢 「Real Sound(2019.04.01)」より
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 4月1日、多くの人が新元号が発表されるのをテレビの前、YouTubeなどでの生配信で今か今かと心待ちにしていたことだろう。そんな中、発表より少し前からLINE LIVEで生配信を行っていたのがゴールデンボンバーだ。キュウソネコカミが歌詞に新元号を取り入れた「ギリ昭和」のMVを公開したり、GLAYがツアータイトルに、清竜人がアルバムタイトルに新元号を入れるなど、各アーティストが様々な形で新元号発表に合わせて動いていた。しかし、ゴールデンボンバーは前々から“新元号ソング”をどこよりも早く制作、発売、発表すべく進めていたのだ(そんな彼らに対抗するYouTuberがいたのも面白い)。楽曲、MVだけでなく4月1日に配信で、4月10日CDで発売する同楽曲のジャケットも新元号部分以外は制作し、LINE LIVEでは視聴者とともに発表までの緊張感を共有する。そんな彼ららしい取り組みは注目を集め、LINE LIVEでの生中継は一時中断する場面も。計10万人以上が視聴していたようだ。

 11時半過ぎに発表された新元号は「令和」。これを受けゴールデンボンバーはすぐに残りのレコーディングとMV撮影・編集などに取りかかる。約1時間後、LINE LIVE上で完全版MVが公開されると、視聴者も共に作り上げたような不思議な一体感が生まれていた。エレクトロなサウンドが耳に残る新曲は、イントロの〈Chu Churu〉から新元号「令和」を取り入れたサビ部分まで、一度聴けば覚えてしまうキャッチーさに満ちている。DA PUMPのヒットソング「U.S.A.」を彷彿させるMVとサウンド、そしてサビのダンス。メンバーが和服に身を包んでいるのも“日本”を意識したようで、「U.S.A.」と対照的だ。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)

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2019/03/31 に公開
4月1日の新元号発表と同時に
「新元号ソング」を制作しました。

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「令和」
作詞作曲:鬼龍院 翔
編曲:DJ Mass(VIVID Neon*) & Arisa Fujisawa, 鬼龍院 翔

Chu Churu Chu Churu Chu Chu
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
As time goes on
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
As time goes by

三十年続いた時の呼び方が
変わるだけで大騒ぎは何故なんだろう
平成最後!ヘイセイサイゴ!
Hay!Say!平成最高!
聞いてると何故か不安になるんだ

それはこの時を生き抜いた自信がないから
次は変えよう 僕を変えよう
飛び込め歴史の渦へ

令和 時が流れて
令和 歳を重ねて
令和 変わる世界に
僕は何を残すだろう?
令和 新しい時代
令和 胸は騒めき
令和 ほんの僅かに
残る悔いは未来じゃもう要らない

三十年前からすりゃこんな世界なんて
デロリアンに乗ってみなきゃわからないだろ
予測をする意味はない But 怖がらなくていい
そんなに真っ暗闇ではないだろう

今は我々の人生は自分次第だから
食うも 寝るも 伸るも 反るも
自由自在な時代

令和 時が流れて
令和 歳を重ねて
令和 変わる世界に
次は何が起こるだろう?
令和 君が生まれて
令和 あの人は去って
令和 繋ぐバトンの
重さにこの腕ははち切れそう

伊達に何代も引き継いだ今日じゃないから
大丈夫 回ろう 共に 回ろう
みんな一つの塊

令和 時が流れて
令和 歳を重ねて
令和 変わる世界に
君は何を残すだろう?
令和 新しい時代
令和 胸は騒めき
令和 ほんの僅かに
残る悔いは未来じゃもう要らない

Chu Churu Chu Churu Chu Chu
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
As time goes on
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
Chu Churu Chu Churu Chu Chu
As time goes by

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衣装協力:みやび

4月1日、iTunesストア、レコチョク、Apple Musicにて音源配信開始!
4月10日CDリリースに向け
現在CD工場 絶賛稼働中!
※タワーレコード、amazon、silkroad store(事務所公式通販サイト)のみの先行販売
※上記以外の店舗では4月17日(水)より販売

[CD収録曲]
1.令和
2.令和(仮で平成と歌ってる鬼龍院デモver.)
3.令和(オリジナル・カラオケ)

¥500+税込 EAZZ-5010
http://pc.goldenbomber.jp/contents/21...

オフィシャルPCサイト:http://pc.goldenbomber.jp/
公式モバイルサイト:http://goldenbomber.jp/
公式通販サイト:http://silkroadstore.jp/


2018/08/27 に公開
中国と関連する日本の元号の文化に関するニュースと海外の反応を合わせてご紹介していきます。














最終更新:2019年05月05日 22:12