日産 シルビア Q's (S13) '88 | ||
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メーカー | 日産 | |
---|---|---|
英名 | Nissan SILVIA Q's (S13) '88 | |
年式 | 1988 | |
エンジン | CA18DE | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | 365.20 | |
総排気量 | 1,809cc | |
最高出力 | 134PS/6,400rpm | |
最大トルク | 16.1kgfm/5,200rpm | |
パワーウエイトレシオ | 8.08kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,470mm | |
全幅 | 1,690mm | |
全高 | 1,090mm | |
車両重量 | 1,090kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
最高速度 | 218Km/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモ グランツーリスモ2 グランツーリスモ コンセプト グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモ7 | |
備考 | ナニトモのぐっさんの愛車の方 オタク大歓喜の装備が沢山 |
概要
1988年に当時のデートカー市場で高い人気を誇っていたホンダ・プレリュードの対抗馬としてフルモデルチェンジを施したシルビア(S13型)は、当時としてはオーガニックで未来的なエクステリアデザインを持ち、この年のグッドデザイン賞でも大賞を受賞している。キャッチコピーは「アートフォース・シルビア(ART FORCE SILVIA)」。
GT5以降から高品質なモデリングで収録されているS13はターボモデルの「K's」だが、こちらはNAの「Q's」。「年式違い、しかもわざわざNAモデルを別で収録するなんて水増しじゃないか?」と思う人もいるかもしれないが、前期型の標準装備である角目ヘッドライトだったり(K'sの方は「プロ目」の通称を持つ、オプションの2連プロジェクターヘッドライト)と、違いの分かる人には分かるこだわりっぷり。ヤンマガで連載されていた「ナニワトモアレ」の主人公グッさんが愛車にしているのも前期型Q's(*1)という事もあり、この微妙な違い1つでもシルビアマニアにとっては感激だ。
なんにせよ、こちらにも後付けでターボを装着する事が出来るので、見た目であえてこちらを愛車として選ぶのもアリ。ちなみにオプション装備などが無い分なのかこちらの方が50kg軽量。なにより後述の
エンジンスワップ
によってK'sを遥かに凌駕するパワーを手に入れられる将来性もあるのだ。
解説
1988年5月、5代目となったS13型シルビアは、それまで人気の的だったホンダプレリュードのお株を奪って絶大なる人気を得たクルマだ。単にデートカートしてではなく、走りを楽しめるコンパクトなFRとしても支持を集めた。
人気の理由はまずスタイルにあった。端正なクーペボディは非常に斬新で、好景気の時代を象徴する華々しさにあふれていた。走行性能も大きな理由だ。当時既に少数派だったFRのドライブフィールは非常に軽快でスポーティ。これに加えて価格も手頃。若者の欲求を全て満たした車と言っても過言ではない。
エンジンは当初1.8LのCA18系だったが、モデル途中の91年でマイナーチェンジを行い2L直4DOHCのSR20系が搭載された。(尚、本車種は前期型で、1.8L直4NAエンジンであるCA18DE型を搭載しており、本作ではこのモデルとシルエイティのみ、他のS13型シルビアとは違い標準装備品である角目のハロゲンヘッドライトを装備している。)NAモデルである本車種とその下のJ'sは140PS、18.2kgfm、ターボモデルのK'sは205PS、28.0kgfmを発揮した。(CAエンジンは頑丈な鉄ブロックであったため、CA18DETがチューニング素材として絶大な人気を誇り、300PS以上のパワーアップにも耐えた…が、冷却水路の関係で1.9Lまでしか排気量を上げられないといったデメリットも持ち合わせている。)足まわりはフロントがストラット、リアがマルチリンクで、4輪操舵システムスーパーHICASの装着も可能だった。
ターボモデルのK'sを実際に走らせると、1,170kgという車重と205PSのターボパワーで実に爽快な加速感があり、バランスに優れたシャーシのおかげで一体感の高い走りが味わえた。このクルマでドリフトを覚えたいというユーザーは、決して少なくないはずだ。
ターボモデルのK'sを実際に走らせると、1,170kgという車重と205PSのターボパワーで実に爽快な加速感があり、バランスに優れたシャーシのおかげで一体感の高い走りが味わえた。このクルマでドリフトを覚えたいというユーザーは、決して少なくないはずだ。
アンディによる評価
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S13型シルビアの自然吸気モデルがこのQ's デザインが自慢のスペシャリティカーらしく S13ではQ'sも人気が高かったんだ リアにマルチリンクサスを採用したり 足回りはかなりぜいたくな作り 自然吸気の素直なパワー特性もあって シャシーに任せて思いっきり踏んでいける楽しさがあるよ |
登場シリーズ
グランツーリスモ
実は多くの個体が50万Cr以下で買える激安車両。そしてカラーバリエーションが多くてタマも豊富。しかし、エンジンチューンを施しても大してパワーアップしない(ボルトオンターボは可能だが焼け石に水)のでベースとしては完全に落第でありハッキリ言って趣味で乗るクルマである。NAエンジンにこだわるのであれば排気量が拡大された後期型のQ'sを買う事をおすすめする。
グランツーリスモ2
タマは前作同様豊富で更に値下がりした。もっとも、前作同様エンジンチューンを施しても焼け石に水だが……。
グランツーリスモ4
旧車専門店で購入可能。
グランツーリスモ(PSP)
Cr.1,556,000で購入可能。
グランツーリスモ5
価格はCr.1,556,000×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
グランツーリスモ6
Cr.1,556,000で購入。
グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.3,420.000で購入可能。メニューブック No.10 「日本のFRスポーツ」でも獲得可能。
GT7になってしれっと復活した。前作に比べればやや高騰したものの、手頃な価格と言える。ただ相変わらず非力さは否めないだろう。
が、今作ではエンジンスワップが実装され、本車はBRZ Drift Car に搭載されている1000馬力を誇る7.8ℓ V8ターボエンジンも搭載可能。1トン以下の車体に1000馬力のエンジンはもはや暴力。その上ダメ押しと言わんばかりに馬力は超高回転タービンで1250psにまで上昇。最高速はセッティング次第で500km/hオーバーに達する。セッティングが定まらないと大暴れするが、ダウンフォースをしっかり付けて足回りを固めてやるとグリップでも中々の速さを見せてくれる。
700に届かないPPから発揮される馬鹿げたパワー&速度はもはや詐欺
車両はプレゼントカーでもらえる上に、スワップ費用も安いので1台は施工して損はない。
GT7になってしれっと復活した。前作に比べればやや高騰したものの、手頃な価格と言える。ただ相変わらず非力さは否めないだろう。
が、今作ではエンジンスワップが実装され、本車はBRZ Drift Car に搭載されている1000馬力を誇る7.8ℓ V8ターボエンジンも搭載可能。1トン以下の車体に1000馬力のエンジンはもはや暴力。その上ダメ押しと言わんばかりに馬力は超高回転タービンで1250psにまで上昇。最高速はセッティング次第で500km/hオーバーに達する。セッティングが定まらないと大暴れするが、ダウンフォースをしっかり付けて足回りを固めてやるとグリップでも中々の速さを見せてくれる。
車両はプレゼントカーでもらえる上に、スワップ費用も安いので1台は施工して損はない。
1.52アップデートでは追加でK'sと同じS15のSR20も搭載できるようになった。馬力でもサウンドでもV8スワップのような「ヤバい」感じは無くなるが、パワーはノーマルよりそこそこ強化される。チューン後の性能は大差ないので、プロジェクター丸目、純正リアスポ付きのK'sと角目、スポイラー無しのQ'sとで、お目目やエアロの好みによって使い分けよう。