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ダッジ SRT4 '03

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ダッジ SRT4 '03
Image Credit : 画像を引用した場合、引用元を表記。
メーカー ダッジ
SRT
英名 Dodge SRT4 '03
年式 2003
エンジン EDV/EDT
タイプ ノーマルカー
PP(初期値) 428
総排気量 2,429cc
最高出力 215PS/5,400rpm
最大トルク 33.7kgfm/4,200rpm
パワーウエイトレシオ 5.81kg/PS
駆動形式 FF
吸気形式 TB
全長 4,463mm
全幅 1,712mm
全高 1,435mm
車両重量 1,350kg
重量バランス 59対41
トランスミッション 5速
ダート走行 可能
登場 グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
備考 スポコンブームに触発されたレコードホルダー

概要

1980年代より、小柄で運動性能の高い日本車が市場を席巻したアメリカでは、対抗するためにメーカーはこぞって日本車を模した車両を発表していった。その中には黒歴史に近い扱いを受けた車両も数多くあるが、クライスラー ネオンはなんとか黒歴史を回避することには成功した。

後にこれらの日本車やチープな米韓の日本車っぽい車をベースに、中華系や韓国系のアメリカ人がカスタムカーを製作するようになり、「スポーツコンパクト」という一大ジャンルとして確立する。そして映画「ワイルドスピード」のヒットなどでスポコンブームが最高潮の頃、各メーカーはこれに乗っかるようにスポコンベース車(非力な車にメーカーチューンを施した車両)をこぞって発表した。

そんな状況でクライスラーは、北米仕様ダッジ・ネオンの2代目にスポコンマシンを追加設定。それが「ダッジ ネオン SRT4」である。

エンジンのベースとなったのはクライスラー製2.4L 直4DOHCのA885。そのA885をターボ化したEDZエンジンの発展型としてターボチャージャー等を見直し、給排気効率を向上したEDV/EDTエンジンを開発。元々はPTクルーザー用のハイパフォーマンスエンジンとして開発されたEDV/EDTをコンパクトセダンであるネオンに搭載し、日本車のローパワーに対してマウントを取ろうとしたのだ。その結果215馬力を発生しており、大体シルビアやインテグラ タイプRといった人気のある日本のスポコンベースカーと同じくらいの馬力を誇る。

5速MTには強化クラッチが入り、足回りも前後スタビ付き4輪独立懸架のストラットと本格的だ。FFシャシーにDOHCエンジンのターボというのは、ドイツ車の血が入ったダイムラー・クライスラーグループ時代のらしい手法といえるかもしれない。さらにこのクルマの面白いところは、メーカーの純正パーツを製作しているモパーからパフォーマンスキットがリリースされている点だ。専用のキットとしてステージ3までのバリエーションが用意されており、355馬力にまでパワーアップすることが可能なのである。

加速感は十分に気持ち良く、プシューという過給音もその気にさせてくれる。足回りもカッチリと決まっていて過不足ない。マフラー音は意外とやんちゃな感じの抜けのいいサウンドで、ボボッという音が多少室内にこもるような感じがするが、決してうるさいわけではない。過給が始まるまでの感じはドッカンターボのような感覚で、ターボ車らしさに溢れている。


北米以外でネオンを展開している国はクライスラーブランドだったが、SRT4はどの国でも「ダッジ SRT4」として発売した。手頃な価格とスポコンブームから北米では人気者となり、ミニバイパーの愛称が付くほどであった。しかし、北米以外ではベースのネオンとともにからっきしな結果に終わった。悲運なスポーツセダンではあるが、チューニングベースとしての使用を前提にしているという発想は後のトヨタ 86にも通じる隠れたパフォーマンスカーである。

解説

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レコードホルダー

2005年、ダッジと複数のチューナーがカスタムしたSRT4がボンネビルソルトフラットに参戦。最高速度221mph(約356km/h)を出し直4クラス優勝を果たす。実はこの車両、FFのままでこの速度を出した。このFF最高速記録は未だに破られていない。

FFでの最高速トライはかなりリスクが伴う。フロント2輪のみが駆動するためリアが浮き、制御がほぼ不可能に近い状態となる。実際最高速トライ用にカスタムされたトップフューエルのEKシビックは250km/h前後を谷田部で出すも、その直後リアが浮いてあらぬ方向に行きクラッシュした。

SRT4には対策として鉛板がトランクに積載されていた。しかし、これでも300km/hを越えた辺りでリアが浮いてしまい、ドライバーは死を恐れアクセルを抜いて制御体制に入った。当時のドライバーコメントは「ポテンシャルは高く、もっと高い記録も狙えたが、あれ以上踏むと車が吹っ飛ぶ。」というものだった。

登場シリーズ

グランツーリスモ4


グランツーリスモ(PSP)


グランツーリスモ5


グランツーリスモ6


コメント

  • クライスラーネオンも欲しかったなぁ -- (名無しさん) 2025-02-22 22:05:00
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