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ルーフ CTR "Yellow Bird" '87

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ルーフ CTR "Yellow Bird" '87
Image Credit : gran-turismo.fandom.com
メーカー ルーフ
英名 RUF CTR "Yellow Bird" '87
年式 1987
エンジン Boxer6 SOHC
タイプ ロードカー
チューニングカー
カテゴリー XXX
総排気量 3,366cc
最高出力 469PS/5,950rpm
最大トルク 56.4kgfm/5,100rpm
駆動形式 RR
全長 4,151mm
全幅 1,692mm
全高 1,310mm
車両重量 1,150kg
重量バランス 41対59
トランスミッション 5速(後期型は6速)
登場 グランツーリスモ2
グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
備考 本家ポルシェや名だたるメーカーを打ち破り
RUFの名を世に知らしめた名車。

概要


1987年に登場したCTRは、911カレラをベースに仕立てたRUFのチューニングモデル。
CTRは「Carrera(又はGroup C) Turbo Ruf」の意味。

通称「イエローバード」の名で知られており、この名前の由来はアメリカの自動車情報誌「Road & Track」が取材した際に「曇り空と黄色いボディカラーのプロトタイプがあまりに対照的」だったことからそう呼ばれた事がきっかけ。
2つの方法から製造されており、RUFがイチからCTRとして製作した車両を購入するか、専用キットを911に組み込む事でCTRにする事ができた。

湾岸の黒い怪鳥と似た名前であるが、あちらは超音速・高高度偵察機「SR-71」の愛称から取られており、特に意識はされていない。
(ただゲーム作品において、ポルシェを収録できなかった時期はCTRに乗せられていた事はある)

一見すると普通の黄色い930型911だが、元が約3000ccだったのを約3360ccにボアアップした空冷水平対向6気筒SOHCエンジンにツインターボを搭載し、469PSまで向上。(実際は500PS超えとも)
またこのパワーを確実に伝える為にトランスミッションは新たに開発した5速MTを搭載。(後期型は6速)
ボディや内装、更にヘッドライトはレンズの薄いもの、ミラーも小型の特製品に交換するなど、細かいところまで手が入っている。

1987年4月に上述のRoad & Track誌が市販車最速を決める企画において、本家ポルシェのトップモデルであった959やフェラーリ、ランボルギーニといった名だたるメーカーの当時最新鋭のマシンがVWのテストコース「エーラレシエン」に集まる中、当時F40が持っていた323km/hを塗り替える339.8km/hを達成。
しかも他の車両がキャリアカーで搬入・搬出される中、ナンバー付きのままテスト会場に“自走”でやって来て、帰りも自走で帰っており、当時は小規模なチューニング主体のメーカーという認識だったRUFが大手メーカーのマシンを破るというセンセーショナルなこの話題は、RUFの技術力・名を一躍世界に知らしめる事になった。

翌年、イタリアのナルド・サーキットでトランスミッションを6速とした後期型が最高時速342km/hを叩き出し記録を更新。更にニュルブルクリンク北コースで何度かラップレコードも出している。


2017年にはイエローバードの登場から30年を記念して、「CTR 2017」が発表。2019年に「CTR アニバーサリー」として販売された。
従来のCTRとは異なりRUF独自設計によるシャシーとボディを採用していて、一切ベースモデルが存在しないルーフオリジナルの車種となっている。
現行のポルシェと比べクラシカルな外観となっているが、中身は1200kgという軽量ボディに加え、710PSを発生するドライサンプ化した3.6L、フラット6ターボを載せており、最高速度は360km/hと、正にスーパーカーと呼べるパフォーマンスを持つ。

解説(GT6)

最高速度世界記録を打ち立てルーフの名を知らしめた黄色い怪鳥

RUF社と創設者アロイス・ルーフの名を世界に知らしめたモデルといえばCTR、通称「イエローバード」である。当時の930型ポルシェ 911をベースとし、エンジンをツインターボ化することでハイパフォーマンス化を図ったモデルだ。

素材となったパワーユニットは、3,366 ccの排気量を持つ水平対向6気筒OHC。CTRはこれに2基のターボチャージャーと2基のインタークーラーを装着、さらにボッシュが専用に開発した燃料供給装置であるモトロニックを与えた。その結果、最高出力は469 PS/5,950 rpm、最大トルクは56.
4 kgfm/5,100 rpmを達成。組み合わせられるトランスミッションは5速MTだが、これはオイルポンプとオイルクーラーによって強制冷却されるシステムが組まれたものだ。

当然シャシーも強化が図られている。サスペンションは形式こそ変わらないが、より精度の高い強化品が与えられた他、ショックアブソーバーはビルシュタイン製に変更。ブレーキも強化品となっており、前後ともに穴あきタイプのベンチレーテッドディスクを採用している。

タイヤ&ホイールは17インチでフロントが215/45VR17、リアが255/40VR17。リアフェンダーはこのタイヤを収めるため、わずかに拡大されている。ボディは強化された上で軽量化が図られ、トランク、フェンダー、ドアはアルミ製。その結果、車重は1,150kgという超軽量に仕上がっている。パワーウェイトレシオは実に2.49 kg/PSである。

87年、雑誌の企画で最高速度に挑んだこのCTRは、フェラーリランボルギーニAMGといった強豪を抑えて王座に輝いた。その記録は340 km/hという途方もないものだった。

登場シリーズ

グランツーリスモ2

ルーフのディーラーでCr.37,000,000で購入。

グランツーリスモ4

中級者向けレース:ボクサースピリットのプレゼントカーとして獲得。

グランツーリスモ(PSP)


グランツーリスモ5

スタンダードカーとして中古車ディーラーに登場。

グランツーリスモ6

ルーフのディーラーでCr.23,663,000で購入。

コメント

  • ゼロからCTRとして作られた個体とポルシェ911を改造して作った個体の2種類があるんだよね。 -- (名無しさん) 2024-06-27 17:48:56
  • このCTRが現存してる内にグランツーリスモ7に収録してくれんかね。ついでにCTRアニバーサリーベースにGr.3作ってくれよォ゙ -- (名無しさん) 2024-06-27 20:00:14
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