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ポルシェ 959 '87

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ポルシェ 959 '87
Image Credit : gran-turismo.com
メーカー ポルシェ
英名 porsche 959 '87
年式 1987
エンジン 959.50
タイプ ロードカー
総排気量 2,848cc
最高出力 450ps/6,500rpm
最大トルク 51,kgfm/5,500rpm
パワーウエイトレシオ 3.21kg/PS
駆動形式 4WD
吸気形式 TB
全長 4,260mm
全幅 1,840mm
全高 1,280mm
車両重量 1,450kg
重量バランス 40対60
トランスミッション 6速
ダート走行 可能
登場 グランツーリスモ7
備考 バブル期に人気を博したハイテクスーパーカー
ビートたけしもかつて所有していた

概要

1980年代のバブル期にフェラーリ F40と共に人気を博したポルシェのスーパースポーツカー。

ポルシェの技術を総動員し、1970年代後半から研究・開発が進んでいた四輪駆動システムを搭載。この四輪駆動システムは当時画期的であった可変トルクスプリット式であり、コンピュータ制御により加減速・コーナリングなどの車体状況に応じ前後の駆動力配分を自動制御し、ステアリングコラムに設けられたレバースイッチにより、天候状態や路面状況により最適なモードを選択する事が可能。後に日産のR32 GT−Rに採用される四輪駆動システム(ATTESA E-TS)とツインターボエンジン(日産・RB26DETT)の制御は、この959を手本にして開発されたといわれている。
エンジンはポルシェ 962 Cに搭載していた、シリンダーヘッドのみ水冷の半空冷式水平対向6気筒935/82型エンジンをベースに、公道での使用に耐えられる改良を加えたもの。
排気量2,848ccという中途半端な値だが、これは将来的に参加するレースのレギュレーションを睨んでのことである。1気筒あたり4バルブ、圧縮比8.0、最高出力450PS/6,500rpm、トルク51.0kgm/5,500rpmと、この時代ではかなりのハイパワーのエンジンであり、それを四輪駆動システムによって加速させていく。
サスペンションは乗り心地優先と走行性能優先から選択可能で、あらゆる走行状況下に於いて高いパフォーマンスを発揮させる事が可能。まさに当時ではかなり最先端のハイテクスーパーカーである。
ちなみに後に964型ポルシェ911に追加される4WDシステムもこの959で得たものがフィードバックされたものが採用され、現在活躍するポルシェのSUVモデルのカイエン、マカン、EVスポーツカーのタイカンにもその血統が受け継がれている。ポルシェの歴史に於いてはなくてはならない転換点となった一台であろう。
元々この車もグループBラリーに参加するため開発されていたが、グループBラリーの消滅で参戦出来なかった。だが、その代わりにダカール・ラリーで活躍。
1984年はテスト参戦、1985年に好成績を残して市販化へゴーサインが出てグループBにも出場、という計画だったが1985年は出走した3台全てがトラブルに遭いゴールにたどり着く前に息絶えてしまったため、その計画は見送られることとなり、翌年の1986年に改良されたレイド仕様で出場、レネ・メッジ/ドミニク・ルモイヌ組が総合優勝、ジャッキー・イクス/クロード・ブラッスール組が2位とワンツーを決め、ようやく市販化にゴーサインが出たが、その後にグループBが消滅してしまったというわけである。
ル・マン24時間レースには959のシャシを流用した961が出場。エンジンはかつてのグループ5を制覇したポルシェ・935のものを搭載し、巨大なインタークーラーと効率重視のターボチャージャーを配置し、レーシングカーの風格を漂わせていた。天候変化の激しいことで有名なル・マンにおいて、フルタイム4WDシステムの利を最大限に生かし、総合成績でグループCカーに割って入り7位で完走を果たした。

なお、ちなみに日本でもF40共々バブル期にこの車も人気になったが、特に有名なのがビートたけしが所有していたという事。既に手放しているそうだが、その959はあのビル・ゲイツ氏が所有しているとされる。

公式解説

1983年のフランクフルトショーにおいて、ポルシェは1台のコンセプトモデルをデビューさせました。「Gruppe B(グルッペB)」と名付けられたこのモデルは、1982年より始まった当時のWRCトップカテゴリー、グループB参戦を目的に開発が進められた四輪駆動ロードカーのスタディモデルでした。

このGruppe Bの公開から2年後の1985年、その市販バージョンがベールを脱ぎます。それが「ポルシェ 959」です。基本的な構造はポルシェ 911を受け継ぎながら、画期的な技術が存分に盛り込まれていました。エンジンは排気量2,850ccの水平対向6気筒ツインターボで、最高出力は450馬力。これに6速マニュアルトランスミッションを組み合わせました。

最大のトピックが、この高出力エンジンのパワーを余すことなく路面に伝える先進的な電子制御4WDシステムです。走行路面の状況に応じ、前後輪の駆動量配分のアクティブ制御を行なうとともに、走行シーンに応じた駆動モードを選択することが可能というものです。超高速域での優れた操縦安定性だけでなく、快適性も実現する新世代の4WDシステムでした。

登場シリーズ

グランツーリスモ7

レジェンドカーディーラーで購入可能。その値段はCr. 175,000,000なり。近年ではオークションで1億8000万円〜2億円の値段で落札された事もあるのでF40と同じく後に値上がりするかも。

コメント

  • 959は絶対入ると思ったなー。次は928、944、935モビーディック、914とか入れて欲しいなあ -- (名無しさん) 2023-03-29 20:22:55
  • 同じく追加される904もスカイラインに影響与えている存在だから、今回のポルシェ2台はスカイライン&GT−Rにも影響与えたもの繋がりって事か。中里、シエラだけじゃなくてこいつらも有り難く思わなきゃな。 -- (名無しさん) 2023-03-29 20:24:48
  • 内容を加筆しました。 -- (名無しさん) 2023-03-29 20:26:57
  • つ -- (名無しさん) 2023-04-15 11:58:31
  • 馬力の所7.000rpmじゃない? -- (馬力の所7.000rpmじゃない?) 2023-09-12 14:03:10
  • 高い分速くて扱いやすい -- (名無しさん) 2023-12-19 10:37:34
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