ポルシェ 911 Turbo (930) '81 | ||
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メーカー | ポルシェ | |
---|---|---|
英名 | Porsche 911 Turbo (930) '81 | |
エンジン | 930/60 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N300 | |
PP(初期値) | 494.43 | |
総排気量 | 3299cc | |
最高出力 | 300PS/5,600rpm | |
最大トルク | 41.9kgfm/4,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 4.32kg/PS | |
駆動形式 | RR | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 4,291mm | |
全幅 | 1,775mm | |
全高 | 1,310mm | |
車両重量 | 1,300kg | |
重量バランス | 40対60 | |
トランスミッション | 4速 | |
最高速度 | 268Km/h (フルノーマル) | |
登場 | グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | 島達也のブラックバードも当初はこれ。様々なレースやラリーで活躍したのは言わずもがな。 話題のゲーム「サイバーパンク2077」でもジョニーの愛車としても登場している |
概要
言わずと知れた、今なお911の中でも人気の高い一台であり930型とも。911としては2世代目にあたる。
登場当時の930はターボモデルのみで、N/A車は5マイルバンパーを付けた901が継続販売されていた。
両者が930に統一されたのは78年のこと。
ミッションが4速なことについて「ありあまるパワーには4速で充分」という言い訳をしていたことで有名。
当時使っていたポルシェシンクロではパワーに対応できなかったというのが通説となっている。
89年の最終型でついに5速ミッションが載ったのだが、これがゲドラグ製のダブルコーンシンクロだったのが裏付けとなっている。
当時使っていたポルシェシンクロではパワーに対応できなかったというのが通説となっている。
89年の最終型でついに5速ミッションが載ったのだが、これがゲドラグ製のダブルコーンシンクロだったのが裏付けとなっている。
湾岸ミッドナイトの達也やサーキットの狼の早瀬左近も乗ってるクルマで、古い世代の人にはランボルギーニ カウンタック LP400 '74やフェラーリ 512 BB '76と共にスーパーカーブームを代表する一台としても馴染み深いだろうか。多くの子供達に『ターボ』の言葉の魔力を教えてくれたクルマでもある。なお、上の写真の緑の930ターボはスーパー戦隊シリーズとしてもお馴染みの『ジャッカー電撃隊』の第14話に登場したものである。
漫画「湾岸ミッドナイト」のモデルとなった2台の930ターボは、実在するチーム『Mid Night』に所属する個体となる。
Vシネ版の湾岸ミッドナイトでブラックバードとされた個体は未だ1オーナーのまま2023年になっても現存している事が確認されている。3.3Lベースの3.4L仕様+ボルグワーナー製S300SXEタービンで600PSを叩き出すモンスターマシンだが、一方でワンオーナー車かつ車検を一度も切らしていないため、未だに分類番号2桁の希少車である。
本来のブラックバードのモデル車とされていて、同チームの初代会長が所有し、ポルシェ本社の手でチューニングされたワインレッドの個体については、2018年にオーナーが逮捕されたりなんなりで実存しているという証拠が残っていない。こちらの個体は東名レース全盛期から、谷田部、湾岸最高速といった時代の流れの中でも色褪せる事無く生き続けた伝説のマシンとして語り継がれており、930オーナーの中でも憧れの存在だという。
最後に見かけたのは2007年のオートサロンという話である。直近に公の場に出たのは2018年のオプションの特集だと思われる。

最後に見かけたのは2007年のオートサロンという話である。直近に公の場に出たのは2018年のオプションの特集だと思われる。



930型は歴代のポルシェ911の中でも多くのモータースポーツで930型をベースとした車両が活躍したり、様々なチューナーによるカスタムなどが行われた名車であり、当時のグループ4レースに930型をベースとした934や、グループBラリーに投入された911 SC−RC、またルーフがこれをベースにCTR、通称『イエローバード』を生み出し、ヨーロッパの車の雑誌企画でフェラーリ F40 '92といったスーパーカーよりも速い最高速度記録を叩き出したりと、枚数が及ばない程の活躍を見せたクルマでもある。

解説
ポルシェ 911の量産市販車の歴史の中に初めて"Turbo"の文字が登場するのは1975年。それまで多くのレースを通じて販売を進めてきたターボ技術を投入した"911 Turbo"の販売が開始された年だ。
エクステリアには、レーシングカーさながらに大きく張り出した前後のオーバーフェンダーや、迫力の大型ウィングを装備。搭載する3Lフラット6の930/60型ユニットはKKK製ターボを1基搭載し、260PSを発揮した。そして当時としては驚異的といえる250km/hの巡航速度を可能にした。
1977年からは排気量を3.3Lに拡大し、空冷式インタークーラーを備えたことにより300PSまでパワーアップ。この3.3Lユニットは1985年迄の930型の標準モデルの中では高い戦闘力を持っていた。
1989年まで生産されたこの911 Turboは"930 Turbo"と呼ばれることが多い理由として、一つは2代目が"930型"であること、もう一つは前年の1974年に開催されていたパリモーターショーに展示された先行試作車の名称が"930 Turbo"だったことに起因している。
エクステリアには、レーシングカーさながらに大きく張り出した前後のオーバーフェンダーや、迫力の大型ウィングを装備。搭載する3Lフラット6の930/60型ユニットはKKK製ターボを1基搭載し、260PSを発揮した。そして当時としては驚異的といえる250km/hの巡航速度を可能にした。
1977年からは排気量を3.3Lに拡大し、空冷式インタークーラーを備えたことにより300PSまでパワーアップ。この3.3Lユニットは1985年迄の930型の標準モデルの中では高い戦闘力を持っていた。
1989年まで生産されたこの911 Turboは"930 Turbo"と呼ばれることが多い理由として、一つは2代目が"930型"であること、もう一つは前年の1974年に開催されていたパリモーターショーに展示された先行試作車の名称が"930 Turbo"だったことに起因している。
アンディによる評価
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911 Turboは世界的な人気だね この930型はポルシェ最初の市販ターボモデルなんだ 1970年代、ターボエンジンは レーシングポルシェの主力だった その技術がつまったポルシェのフラッグシップだよ パワーは300PSだけどターボの炸裂感は過激だし このグラマラスなスタイルも魅力的だ ワイドなリアタイヤのおかげで RRらしいコーナー立ち上がりのグリップ感も抜群だ |
登場シリーズ
グランツーリスモSPORT
Cr.10,000,000で購入。
グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.21,970,000(走行距離49,282Km)で購入可能。価格は状態により多少前後する。
ちなみに、12月のアプデで、ポルシェのレースカーである911RSRのエンジンをスワップ可能。悪魔のZのライバルの“黒い怪鳥”のお医者様並み、それ以上速くしたい人は迷わずやろう。
コメント
- ポルシェじゃなくルーフターボがある -- (名無しさん) 2023-11-21 15:18:42
- バック走だと謎に安定した挙動になるヨ(笑) -- (名無しさん) 2023-11-21 19:13:58
- 無理なアクセルワークをすると一瞬で回ってしまうため、アクセルワークには要注意 -- (名無しさん) 2024-01-24 12:10:40
- ↑2のコメを見て試したけどバック走にて273km/h記録したわw -- (名無しさん) 2024-02-28 10:35:48
- 島達 -- (名無しさん) 2024-08-19 21:54:25
- 達也です -- (名無しさん) 2024-08-19 22:25:17
- ああ〜前輪の接地感が定期的に抜ける車だー -- (名無しさん) 2024-09-12 21:33:38
- ↑リアをフロントより高くする、リアをフロントより固める、インチアップと車高下げはほどほどにしてフェンダーとの干渉を抑える、これだけでもかなり安定するよ -- (名無しさん) 2024-12-15 07:20:57
- なんか知らんけどよく前輪の接地感がなくなる -- (名無しさん) 2025-01-31 16:03:09
- なぜかリアのダウンフォースを極端に強くすると特有のリアの重さで振られる感じは消えますね。 見た目にこだわらなければディフュザー付けてやればある程度の前輪の接地感消失は防げますし -- (名無しさん) 2025-02-04 18:34:13