GTI CLUB(ジーティーアイクラブ) | ||
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初リリース日 | 1996年稼働 | |
---|---|---|
ハード | アーケードゲーム | |
発売元 | コナミ |
特徴
後にエンスージアを発売する事になるコナミが1996年にゲームセンター向けのゲームとして稼働させたレースゲーム。
当時の他の実車系のレースゲームといえば題材も多くなっており、「頭文字D」を意識した峠道を舞台にAE86やRX−7といった国産スポーツカーが走るもの、DTMやWRCといった日本でも人気を博していた実在のモータースポーツ、変わったものでは「デイトナUSA」といったアメリカンストックカーやインディカーといったものなど非常に多種多様。
ゲームセンターでも多くのレースゲーム作品が並び差別化が求められていた。
しかし、このゲームでは舞台は南フランスの海沿いのリゾート都市、走る車もミニクーパーやフォルクスワーゲン ゴルフといった今までのレースゲームでは扱われる機会もあまり無かったいわゆるヨーロッパのホットハッチ、FFのコンパクト車というこれまでに無かった独特でかつお洒落な雰囲気なものとなっている。

特にヨーロッパの細い路地道を近道として通ったりする要素などは、欧州のコンパクトカーを題材としている事を生かしている点と言え、細かなところまで作り込まれた南フランスのリゾート都市も印象的で多くのレースゲームが乱立していた90年代後半に生まれた作品の中でも実に個性的と言える作品であろう。
後のシリーズ作品
GTI CLUB コルソイタリアーノ
2000年頃に続編として稼働した作品。舞台をイタリアに移し、車の挙動も何処か「ルパン三世」とかを思わせる片輪走行や大ジャンプなど、よりアクション性の強い挙動に。もちろんショートカット要素とかもあり、人混みの中を突っ切ったりなどカーアクション映画の世界にいるような感覚を味わえる。
GTI CLUB+ ラリー コートダジュール
2008年(日本では2010年)にPS3でのダウンロード販売作品として登場した作品。初めて家庭用ゲーム機でプレイ出来るシリーズ作品である。
内容は初代のリメイクといったところで、車両もちゃんとライセンスを取って実名で登場している。(ブガッティEB110が削除された代わりにオリジナル版ではCPU専用車だったランチア デルタが使えるようになった)
内容は初代のリメイクといったところで、車両もちゃんとライセンスを取って実名で登場している。(ブガッティEB110が削除された代わりにオリジナル版ではCPU専用車だったランチア デルタが使えるようになった)
GTI Club supermini Festa!、GTI Club ワールド シティ レース
2008年にアーケードゲームとして稼働、2010年には「GTI Club ワールド シティ レース」のタイトルでWiiとPSPで販売された現時点でシリーズ最後となる作品。
走るコースもアメリカとかの世界各地となり、車種も現行モデルや唯一の日本車として日産マーチが登場したりしている。
据置機では、日本コースと4台の車が追加された。
現在はサービス終了しているが、オンライン対戦と、オンラインタイムアタックがある。
アーケード版でゲットできるカラーリングは、ミッションなどでゲットできる。
また、アーケード版では、メガーヌ、ミト、ルーテシア、フォーカスは選べず、東京コースも無いものの、e-AMUSEMENTのオンライン連動をしたカスタム要素は据置よりも多く、コミカルな挙動によってバラエティーかつ長く遊べる作品となっている。
走るコースもアメリカとかの世界各地となり、車種も現行モデルや唯一の日本車として日産マーチが登場したりしている。
据置機では、日本コースと4台の車が追加された。
現在はサービス終了しているが、オンライン対戦と、オンラインタイムアタックがある。
アーケード版でゲットできるカラーリングは、ミッションなどでゲットできる。
また、アーケード版では、メガーヌ、ミト、ルーテシア、フォーカスは選べず、東京コースも無いものの、e-AMUSEMENTのオンライン連動をしたカスタム要素は据置よりも多く、コミカルな挙動によってバラエティーかつ長く遊べる作品となっている。