日産 モチュール ピットワーク Z '04 | ||
![]() | ||
メーカー | 日産 | |
---|---|---|
英名 | Nissan Motul Pitwork Z '04 | |
年式 | 2004 | |
エンジン | VQ30DETT | |
タイプ | レーシングカー JGTC-GT500 | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | 579 | |
総排気量 | 2,987cc | |
最高出力 | 465ps/5,600rpm | |
最大トルク | 72kgfm/4,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 2.23kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 4,625mm | |
全幅 | 1,950mm | |
全高 | XXXXmm | |
車両重量 | 1,080kg | |
重量バランス | 51対49 | |
トランスミッション | 6速 | |
登場 | グランツーリスモ4 プロローグ グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | JGTC(全日本GT選手権)の最後となった2004年に投入されたZ33 |
概要
日産 モチュール ピットワーク Zは、JGTC(全日本GT選手権)最後年となった2004年に投入されたGTモデルで、日産勢はGT500クラスのマシンを
R34
から
Z33
にスイッチした。ドライバーは影山正美とミハエル・クルムのコンビを組み、ステアリングを握っていた。
開幕戦岡山と第6戦オートポリスでザナヴィ ニスモ Zの本山哲とリチャード・ライアンのコンビが優勝し、Z33型フェアレディ型Zのデビューイヤーのチャンピオンを日産の2連覇という形で成し遂げた。本モデルは僚友のモチュールピットワークZで、こちらも第4戦十勝で優勝を果たしている。
開幕戦岡山と第6戦オートポリスでザナヴィ ニスモ Zの本山哲とリチャード・ライアンのコンビが優勝し、Z33型フェアレディ型Zのデビューイヤーのチャンピオンを日産の2連覇という形で成し遂げた。本モデルは僚友のモチュールピットワークZで、こちらも第4戦十勝で優勝を果たしている。
解説
日産は2004年に向け、全日本GT選手権GT500クラスを闘う車両を、R34型GT-RからZ33型フェアレディZへと切り替えた。
エンジン、ミッションなど約半分のパーツはGT-Rのものを流用。前後パイプフレームもGT-Rの基本形が流用された。開発期間を短縮するためである。ただしZはGT-Rよりトレッドが広く、ホイールベースが短い。当然、空力特性も異なっていた。
完成したZはGT-Rを上回るコーナリング性能を示した。その反面、走行中の姿勢に過敏な挙動を示す傾向があり、セッティングが難しかった。特にリアウイングの効果が上がらず、前後のダウンフォースのバランスを取るのに苦心した。
また新しい車両規則でリストリクター径が1段階絞り込まれたため、エンジン出力が低下し、最高速でスープラに先を行かれる問題も生じた。Zは「コーナーで稼ぐ分1周のラップタイムは速いが最高速が伸びず、ライバルに前を走られると抜き返すのに苦労する」という性格を抱えたのである。
しかし各チームは、絶え間ない努力によってこの問題点を克服していくことになる。2004年シーズン、GT500版Zは従来のニスモ2台、インパル1台に加えて、ハセミ・モータースポーツからも1台が参戦し、総勢4台で闘うことになった。ゼッケン22をつけてニスモから出走するモチュール ピットワーク Zには、影山正美とミハエル・クルムが乗りこんだ。
モチュール ピットワーク Zは序盤こそ結果が出なかったが、第3戦のマレーシアで6位に入賞して勢いに乗り、第4戦の十勝で見事優勝した。その後結果この年のチームランキング1位。ドライバーズランキング9位を獲得したのである。
登場シリーズ
グランツーリスモ4 プロローグ
グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
コメント
- 直線番長のRB26時代のGT-Rとは打って変わって、結局スピードの伸び悩みはMY07にてVK45が投入されるまで続く事となる -- (名無しさん) 2024-05-27 00:44:06
- 早くアップデートして深瀬欲しい -- (むらかみひこま) 2024-06-21 06:43:09