ヒュンダイ クリック Type-R '04 | ||
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メーカー | ヒュンダイ | |
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英名 | Hyundai Click Type-R '04 | |
年式 | 2004 | |
エンジン | G4EC | |
タイプ | レーシングカー | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | 331 | |
総排気量 | 1,495cc | |
最高出力 | 101PS/5,800rpm | |
最大トルク | 13.6kgfm/3,200rpm | |
パワーウエイトレシオ | 9.50kg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,810mm | |
全幅 | 1,665mm | |
全高 | 1,495mm | |
車両重量 | 950kgkg | |
重量バランス | 59対41 | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | グランツーリスモ4(韓国版) グランツーリスモ6 | |
備考 | ヒュンダイのTYPE-R |
概要
実際日本市場での名前はヒュンダイ・TBであり、本来はクリックか海外名である「Getz(ゲッツ)」で進出予定だったが、クリックは既に他社が商標登録済みの名称であり、ゲッツは同じ小型車でトヨタのヴィッツ(現・ヤリス)と似ていたという理由で、開発コードの名前である「TB」となった。後、某黄色のダンディを連想してしまう…
TBことクリックは低価格(約90万)を武器に日本に進出したものの、韓国車のイメージや似たようなライバルの多さ、というかそもそもATが100km/hで2,300rpmとかいう超高速ギアレシオだったためストップアンドゴーの多い日本の道路事情にまるであってなく、日本市場では奮わなかった。一方欧州市場では、元々欧州好みに設計されており、低価格かつ日本車では味わえない安定感を持ち、超高速ギアレシオが上手く作用し低燃費の走れる車として、一部熱狂的なファンを獲得する程の評価を得ている。
グランツーリスモでは韓国版の4が初収録であり、それ以外では6が初出。多くのプレイヤーが6からの初見にも関わらずスタンダードカーなのはこの為。
解説
レース初心者も楽しめるワンメイクレース仕様のチューニングカー
現代自動車が2002年に発売したクリック(韓国外ではGetz)は「若いクルマ」というコンセプトのもと、実用的な3ドア/5ドアの小型ハッチバックとして開発された。搭載エンジンは1.3Lと1.5L、ディーゼル1.5Lの3種類で、4速ATと5速MTが用意されている。
クリック Type-Rは、ワンメイクレース「Click Speed Festival」のために作られたチューニングカーだ。「レースを体験して楽しむ」という概念を韓国国内で初めて導入したこのレースは、複数の企業がスポンサーについているため、個人でも安い費用で参加できる。レースにエントリーするには、エンジンやパワートレインの改造は禁止。納車のコンディションからの変更も不可能だ。
チューニングにあたっては、サーキットと公道の両方で運転できるようにするために、ハンドリング、ドライビングのしやすさ、安全性に重点を置いている。サスペンションのダンパーの減衰力やスプリングレートを向上し、スプリングの位置を引き下げてコーナリングと加速性能を高めてある。もちろん各種ブッシュやスタビライザーも強化されており、全体のバランスを調整している。トレッドは16 mm増加され、公道、スポーツドライビング、アマチュアレース、どの目的でも適用できるラジアルタイヤを採用している。
もちろんレース参戦用のリバリーキットやパーソナルゼッケンは、レーシングカーであることをはっきり表明するものだ。
日常では実用性を、週末にはレーシングの楽しさを追求したクリック Type-Rは、魅力的な一台に違いない。
登場シリーズ
グランツーリスモ4
韓国版に収録。Cr.1,000,000で購入。
グランツーリスモ6
Cr.1,000,000で購入。