ルノー R5 ターボ '80 | ||
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メーカー | ルノー | |
---|---|---|
英名 | Renault R5 Turbo '80 | |
年式 | 1980 | |
エンジン | C6J | |
タイプ | ロードカー ミッドシップ | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | 392.38 | |
総排気量 | 1,397cc | |
最高出力 | 162ps/6,000rpm | |
最大トルク | 21.4kgfm/3,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 5.98kg/PS | |
駆動形式 | MR | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 3,665mm | |
全幅 | 1,750mm | |
全高 | 1,325mm | |
車両重量 | 970kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
最高速度 | 215Km/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモ7 | |
備考 | FFのコンパクトカーをミッドシップにしてしまった魔改造ホットハッチ |
概要

ルノー R5 ターボは、1980年にルノーがコンパクトカーであるルノー5をベースにミッドシップにエンジンを載せMR車としたコンパクトカーの皮を被ったスポーツカー。
プジョー205やアウディクワトロS1といった、グループBマシンの中で唯一のノーマルカーであり、勘違いしている人も多いがそもそもこのモデルのはグループBが制定される前にWRCで主流だったカテゴリーであるグループ4時代のホロモゲ車で厳密にはグループBのクルマではない。(グループ4はランチア ストラトス '73やフェラーリ 308 GTB '75とかが出ていたカテゴリーである。)
まあ、リバリーで過去作品に登場したラリーカー塗装に仕立てることができるが、WRC狂気の時代の速さにするにはチューン必至である。さらにGr.Bのクラスに属していないため、クワトロや205と同じレースに加わるにはカスタムレース以外不可能であろう…。
せめて同年代のヨーロッパのハッチバック系のライバルであるフォルクスワーゲン ゴルフ I GTI '83やアウトビアンキ A112 アバルト '85(未作成)や、同じフランスのラリーカーの代表であるアルピーヌ A110 1600S '72、5ターボと同じ80年代のスポーツカーのポルシェ 911 Turbo (930) '81とだったらレースになるかもしれないが。
解説
1978年のパリ・モーターショーに、ボディパネルを外した状態で展示され、話題を集めたのがルノーR5(サンク)Turboだ。
WRC、世界ラリー選手権のためのプロトタイプで、1980年から販売が開始された。
R5 Turboは、ボディシェルこそルノー5ではあった。しかし、ターボで増幅されたパワーを有効に伝えるため、オリジナルモデルのFFから、パワートレインを後部車軸上に移動させ、ミッドシップマシンへと変貌させた。
エンジンは1,397cc水冷直列4気筒OHVのC6J型という小排気量のものだったが、燃料系をボッシュ製Kジェトロ、ターボチャージャーをギャレット製タービンに変更し、空冷式インタークーラーで武装した事により最高出力162PS、最大トルク22.5kgfm迄引き上げられた。標準モデルの5と比較してパワー+1.5、トルク+3.3という大幅なパワーアップを遂げた。
当然シャシーやボディにも大幅な強化が施された。特にワイドタイヤを装着するために拡げられた前後のフェンダーは、このクルマに圧倒的な迫力を与えることとなった。さらに、リアゲート上部には大きなエアスポイラーがつき、フロントにも大型のエアダムが与えられた。
こうした大改造の結果、970kgのボディが生み出すパフォーマンスは、最高速度200km/h、0-400m加速15秒、0-1000加速28秒という驚異的なものとなった。R5 Turboは同年のコルシカでWRCデビューし、翌年のモンテカルロで初優勝を遂げた。以後、数々のイベントで猛威をふるい、ルノーの名をWRCに焼き付けたのである。
WRC、世界ラリー選手権のためのプロトタイプで、1980年から販売が開始された。
R5 Turboは、ボディシェルこそルノー5ではあった。しかし、ターボで増幅されたパワーを有効に伝えるため、オリジナルモデルのFFから、パワートレインを後部車軸上に移動させ、ミッドシップマシンへと変貌させた。
エンジンは1,397cc水冷直列4気筒OHVのC6J型という小排気量のものだったが、燃料系をボッシュ製Kジェトロ、ターボチャージャーをギャレット製タービンに変更し、空冷式インタークーラーで武装した事により最高出力162PS、最大トルク22.5kgfm迄引き上げられた。標準モデルの5と比較してパワー+1.5、トルク+3.3という大幅なパワーアップを遂げた。
当然シャシーやボディにも大幅な強化が施された。特にワイドタイヤを装着するために拡げられた前後のフェンダーは、このクルマに圧倒的な迫力を与えることとなった。さらに、リアゲート上部には大きなエアスポイラーがつき、フロントにも大型のエアダムが与えられた。
こうした大改造の結果、970kgのボディが生み出すパフォーマンスは、最高速度200km/h、0-400m加速15秒、0-1000加速28秒という驚異的なものとなった。R5 Turboは同年のコルシカでWRCデビューし、翌年のモンテカルロで初優勝を遂げた。以後、数々のイベントで猛威をふるい、ルノーの名をWRCに焼き付けたのである。
アンディによる評価
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1980年代のラリーシーンにひときわ輝いた名車が このルノーR5 Turbo 市販車のユニットを使ってミッドシップ化する手法は 現代でこそ珍しくない でも1980年代当時にはとても斬新だったんだ リアが重たい分挙動は少しハラハラさせられる時もある けれどそのドライビング特性が ターマックラリーでの大活躍を生んだんだ |
登場シリーズ
グランツーリスモ4
スペシャルコンディションレースのツール・ド・タヒチ(EASY)で入手。
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
中古車の場合
価格はCr.XXX,XXX,XXX×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
価格はCr.XXX,XXX,XXX×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
グランツーリスモ6
グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.14,670,000で購入可能。アンディの解説にあるようにシビアなコーナリング特性を持つミッドシップ車でショートホイールベース、しかも古めの車ゆえに挙動はちょっと不安定だが、そこをテクで抑えつけて乗りこなせば痛快。特にテクニカルコースでは大きな武器になるはず。華の都の国が生んだ刺激的なホットハッチの魅力は捨てがたい。
カフェにてこのクルマを持ち込むと神楽坂彦則の

Ver.1.55からエンジンスワップに対応し、S15シルビアのSR20DET型エンジンを搭載可能になった。一見何の脈絡もない組み合わせ(強いて言うなら日産とルノーが提携している繋がり?)に思えるが、この組み合わせは実例が存在する。
大幅なパワーアップを取るか、オリジナルを尊重するかはお好みで。