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カーマゲドンシリーズ

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匿名ユーザー

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※このゲームの紹介、動画にはグロテスクな表現、残酷な表現が含まれています!18歳未満は、閲覧を御遠慮ください!

概要


初代作・発売日 1997年
発売元 SCi
開発元 Stainless Games


1997年にイギリスのゲームメーカーStainless Gamesが開発したバイオレンスカーレースアクションゲーム。
1975年劇場公開された「デス・レース2000年」からインスパイアを受けて作られた作品といわれており、 ジョジョ第3部でDIOに脅された上院議員のように、 コースを外れて通行人を“轢いたり”、建物を破壊しまくったりと無茶苦茶出来るのが特徴。「グランド・セフト・オート」シリーズと並んで、成人指定されるゲームの代表となっている。
グラセフと比べるとファンは多いが色々苦難が多いようで、4作目「Carmageddon 4」は制作中止、5作目はキックスターターやゲーム開発者からの資金援助を受け2014年Q1にSteamでアーリーリリース。2015年5月21日に正式に発売された。(日本ではそのアップデート版の『Carmageddon: Max Damage』のSteam版が発売された。)そして、 2018年にはTHQ Nordic が本作のIPを買収した。

特徴


このゲームの特徴として、市街地を歩いている通行人を轢く、『デストラクション・ダービー』や『Wreckfest』と同じく敵車を破壊することでボーナススコアと制限時間が付与される。特に通行人を轢く点では、歩行者の列に突っ込んで同時に多人数を轢く、“芸術的”な撥ね方をするなどでさらなるボーナススコアが得られる。また、制限時間は、レースでは市街地にいくつか存在するチェックポイントを通過することで増加する。(※第一作はレース主体のゲーム内容だが、実際にはライバルカーに衝突せず、通行人を死傷させずレースを終了することはかなり困難である。また、レースのクリア条件は、通行人を全員“始末”すること、規定回数コースを周回すること、ライバルカーを全車破壊することの内一つがランダムに選択される。また、二作目では一定のミッションをクリアすることで次のステージに進めるミッションモードが加わる。)

なお、本作で登場する車はどれもトンチキなデザインの車から、実車をモチーフにしているようなクルマもある。
だが、カーマゲドンといえば上の動画の“ちょっと目付きが明らかに“キチ○イ”な主人公、「MAX damage」が乗るトサカのようなトゲトゲがついた赤い車体の車の『イーグル R』が有名。

暴力表現規制への対応

やはりクルマで“ロードキル”出来てしまうゲームなので、表現規制が色々かかってしまう。このため、成人指定で赤い血が表現されるブラッド版と、血の色や通行人のグラフィックを差し替えた全年齢版が併売されている他、通行人をゾンビやロボットに差し替えたりという対応も取っているとこもある。
↑PS1版では、ゾンビに差し替えられている。

余談

グランツーリスモと本作、あの二本の意外な共通点


このゲームが出た1997年は 初代グランツーリスモ と同年であり、また同じく“公道暴走系ドライブゲーム”でお馴染みのランナバウト 、そしてあの「グランド・セフト・オート」の一作目も同年に出た。1997年は、ゲームでもバイオレンスさもリアルさが求められた時代だったと言えよう。

Modカーでカーマゲドンしちゃう人

あと、やはりこうしたPC版のレースゲームでよくあるのだが、初代や2とかのPC版ではModを使って車のデザインとかを変えたりコースを追加したりしている人もいるようで、特にクルマでは、あの“豆腐屋のハチロク”や“ドラの乗り物”を出しちゃう人、さらに明らかに「グランツーリスモ2」から画像データをぶっこぬいたんだろうと思われるクスコインプレッサや同じくPS1版の首都高バトルやグラセフとかから抜いたと思われるものまでなど、結構多い。ちなみに、こちらの一部の車はこちらのサイトとか→https://rr2000.cwaboard.co.uk/carmageddon-1でダウンロード可能。
また、中にはあえて人を轢く要素を取っ払って、普通のレースゲームやグロテスクな要素のないデモリッションダービーのゲームに仕立ててしまったり、「デストラクションダービー」そのものへと変えてしまう強者も。

『Wreckfest』とのコラボ


『Wreckfest』とのコラボで、初代のステージを再現したコース2つとカーマゲドンシリーズの看板的なクルマである「イーグルR」のDLCが配信された。ここではやはりゾンビという事であるが、それでも面白い。

グロテスクなこんな作品のほっこり&涙くましい努力な話

あまりにもグロテスクな話題が続いたので、最後はほっこりするカーマゲドンの話を。上で上げた『Max damage』ともう一人の女性キャラクター『DIE ANNA』を演じた役者さんは二人とも、Stainless Gamesの社員さんで、Max役はTony Through、ANNA役はFaye Pratcamさんと言うそうだ。キャラクターは接触したりするとリアクションを取るので、必死に二人は顔芸をしたりそうな。あの“キチった”表情は二人の必死の表情で生まれたものだった。

また、Tony Through氏は轢かれる人の悲鳴やリアクションとかの声や動きも担当してこんな体を張っていたそうな。こんなグロテスクなゲームを一本作るにもこんな涙ぐましい努力がしていた時代だったのだ。ある意味すごい。
そんな二人の2013年の時のお顔。ちなみにFaye Pratcam氏は今でも美人だとか。

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