レクサス RC F '14 | ||
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メーカー | レクサス | |
---|---|---|
英名 | Lexus RC F '14 | |
年式 | 2014 | |
エンジン | 2UR-GSE | |
タイプ | ロードカー スポーツカー | |
カテゴリー | N500 | |
PP(初期値) | 543.64 | |
総排気量 | 4,968cc | |
最高出力 | 477PS/7,000rpm | |
最大トルク | 54.0kgfm/5,000rpm | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,705mm | |
全幅 | 1,850mm | |
全高 | 1,390mm | |
車両重量 | 1,790kg | |
重量バランス | 54対46 | |
トランスミッション | 8速 | |
登場 | グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | レクサス初となるハイパフォーマンス・クーペ |
概要
SC以来となるレクサスのクーペ。同社の4ドアセダン「IS」の2ドアクーペ版にあたる。
GRスープラが登場する以前はLC 500と共にトヨタのSuper GT参戦車種だった。RCは「Radical Coupe」を意味する。
GRスープラが登場する以前はLC 500と共にトヨタのSuper GT参戦車種だった。RCは「Radical Coupe」を意味する。
RCはレクサスを代表する新たなイメージリーダーとなるべく登場したプレミアムスポーツクーペであり、2012年のパリモーターショーで発表されたコンセプトモデル「LF-CC」を元に、翌年の2013年の東京モーターショーで公開された。2014年に販売開始され、3.5リッター V6ガソリン(RC350)、2.5リッター HV(RC300h)の2エンジンから選択できる。(翌年2015年には2リッター直4ターボエンジン(RC200t)も追加されている。)
(LF-CC)

2018年には初のマイナーチェンジを受け、よりラグジュアリー感を推したデザインとなった。しかしスポーティーさが失われたという声も多く、前期型に比べ販売台数が低迷してしまったとか。そのRCの高性能スポーツバージョンがRC Fであり、LFAが事実上の限定生産モデルであったことや、ベースであるRCがエアロダイナミクスやボディ剛性が煮詰められている素性の良い車種であるため、IS F以来のスポーツフラッグシップと見る場合もある。
搭載するV8エンジン(UR系)とミッションはIS Fのキャリーオーバーだが、エンジンヘッドやミッションの制御プログラミング等を強化・改良。
これにより最高出力はIS Fでの423PSから477PSにまで向上、リッター100PSよりも実用域のトルクを犠牲にしない事を優先して仕上げられた。
また、駆動系には後輪の左右の動力配分をアクティブに制御するTVD(ランエボのAYCのような物)がオプション設定可能となっていて、サーキット走行も視野に入れられたパフォーマンスが与えられている。
走りだけでなく高級車として譲れない安全・快適装備も充実しており、楽しく、快適に、速く、安全に、ドライビングの基礎を発展させた精神が宿る、今尚残る「F」の最終型である。
これにより最高出力はIS Fでの423PSから477PSにまで向上、リッター100PSよりも実用域のトルクを犠牲にしない事を優先して仕上げられた。
また、駆動系には後輪の左右の動力配分をアクティブに制御するTVD(ランエボのAYCのような物)がオプション設定可能となっていて、サーキット走行も視野に入れられたパフォーマンスが与えられている。
走りだけでなく高級車として譲れない安全・快適装備も充実しており、楽しく、快適に、速く、安全に、ドライビングの基礎を発展させた精神が宿る、今尚残る「F」の最終型である。
レクサス初の2ドアハイパフォーマンスクーペという事もあり、GTマシンのベース車としても活躍し、「GT500」SC430の後継として2014年から2016年までSUPER GT GT500クラスに参戦。ラストイヤーの2016年にチャンピオンを獲得している。
「GT3」では当初はスペックが低過ぎてFIA-GT3のホモロゲを得られないという醜態を晒したりしたものの、Emil Frey Racingやグランツーリスモの大会でも活躍するバーチャル・リアルの二刀流レーサー、イゴール・フラガ氏が搭乗しているマシンとして活躍した。
「GT3」では
そんなRC/RC Fも2025年11月に生産が終了する事が発表。それと同時にRC F“Final Edition”も発表され、11年の歴史に幕を下ろすことになった。
本車の生産終了により、レクサス・Fのラインナップはフラッグシップ不在という状況になり、近い時期に日産のGT-RやトヨタのGRスープラの生産終了も発表されてしまった為、国産大排気量のハイパフォーマンスモデルが随分寂しい事になってしまった。近いうちにその後を継ぐ後継ハイパフォーマンス・モデルが生まれる事を切に願うばかりだ。
本車の生産終了により、レクサス・Fのラインナップはフラッグシップ不在という状況になり、近い時期に日産のGT-RやトヨタのGRスープラの生産終了も発表されてしまった為、国産大排気量のハイパフォーマンスモデルが随分寂しい事になってしまった。近いうちにその後を継ぐ後継ハイパフォーマンス・モデルが生まれる事を切に願うばかりだ。
解説
充実の電子デバイスで初心者でもダイナミックな走りが体感可能
RC Fは、2014年のデトロイトショーで発表された、レクサス・ブランドのハイパフォーマンスクーペ。レクサスは、LFA、IS Fなど、富士スピードウェイに由来する「F」の文字を、高性能モデルの車名に取り入れている。RC Fも、2013年の東京モーターショーで初公開されたスポーツクーペ、RCの走りのパフォーマンスを格段にアップさせたモデルだ。
パワーユニットはIS F用の5L V8をベースに、チタンバルブや鍛造コンロッド、新設計のシリンダーヘッドやエキゾーストシステムなど大幅な改良を加えたもので、456 PS/53.0 kgfmと出力で33 PS、トルクで1.5 kgfmほどアップ。トランスミッションは8速パドルシフト機構付きオートマチックが組み合わされた。
またクルマの挙動を統合制御するVDIMも、スポーツモード時の制御をこれまで以上にサーキット走行を想定したものへと改良、同時にFR車としては世界初採用となるトルクベクタリングシステムを搭載するなど、電子デバイス類はさらに進化している。ベテランはもちろんのこと、ビギナーであってもダイナミックなスポーツドライビングを楽しめることが、開発の1つのコンセプトであるからだ。
LFAを唯一の例外とすれば、レクサス史上最もスポーティーな成り立ちを持つモデルである。
マーティンによる評価
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レクサス RC Fは GT3レースカーのベースとしても知られています モデル名の”F”は レクサスのホームコース ”富士スピードウェイ”を表しています エンジンは 自然吸気の5L V8 高回転域の伸びがよく 排気音も魅力的です サーキットを存分に楽しめるよう オイルクーラーも強化されています |
登場シリーズ
グランツーリスモSPORT
Cr.9,530,000で購入可能
グランツーリスモ7
レクサスのブランドセントラルにてCr.9,530,000で購入可能
また2023年11月のアップデートにてシロンのWR16エンジンが搭載可能になった。このエンジンをスワップするとトラクションコントロールを常に3ぐらいにしておかないとすぐにオーバーステアになる。
コメント
- スポーツカーじゃないクラウンはパドルシフを使っているのにこいつはギアがDに入っていてオートマになってるのはなぜ? -- (名無しさん) 2023-07-28 21:44:14
- ↑手動変速の時はメーターの「D」と表示されてる場所に選択中のギアが表示されるんだよね。 -- (名無しさん) 2023-12-25 13:27:08
- 曲がらないわりにスピンしやすくてすごく乗りづらい… Top gearでも酷評されてた。 -- (名無しさん) 2023-12-25 13:31:50
- もうすぐ10年前の車になるぞ! -- (名無しさん) 2023-12-25 16:41:54
- そんなのにシロンのW16気筒乗せて大丈夫かな… -- (名無しさん) 2024-01-15 22:14:56
- 削除 -- (削除) 2024-10-29 19:34:51
- なんだかんだで、2025年も国内外のレースでバリバリ現役という -- (名無しさん) 2025-04-19 00:43:44