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ポルシェ カレラ GTS (904) '64

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ポルシェ カレラ GTS (904) ’64
Image Credit : gran-turismo.com
メーカー ポルシェ
英名 Porsche Carrera GTS (904) ’64
年式 1964
エンジン 587/3
タイプ レーシングカー
カテゴリー Gr.X
PP(初期値) 511.64
総排気量 1,966cc
最高出力 182ps/7,000rpm
最大トルク 20.0kgfm/5,000rpm
パワーウエイトレシオ XX.XXkg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 NA
全長 4,090mm
全幅 1,540mm
全高 1,065mm
車両重量 650kg
重量バランス 42対58
トランスミッション 5速
最高速度 XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい)
登場 グランツーリスモ7
備考 スカイラインとも戦った、黎明期のポルシェのGTレーサー

概要

1960年代、ポルシェの黎明期を代表する本格的レーシングカー。しかし完全な競技専用車ではなく、生産性や日常的な扱いやすさも考慮されている。「アマチュアレーサーがレースコースへ自走していけるスポーツカー」として、サーキットから公道ラリーまでオールラウンドに活躍。このコンセプトは後の911などのポルシェのスポーツカーにも受け継がれているコンセプトだろう。
ル・マンなどの様々なレースに出場しているが、中でも忘れてはいけないのが1964年に鈴鹿サーキットで行われた第2回日本グランプリでの生沢徹のプリンス・スカイラインGTとのバトルだろう。
当時は日本メーカーのマシンにはポルシェ904のような本格的なレーシングカーのような車種は存在しておらず、プリンス・スカイラインGTもファミリーセダン車をベースとしたクルマで性能差も歴然だった。だが、プリンス・スカイラインGTはなんとポルシェ904を一時追い抜いてトップに踊り出たのである。結局的にはポルシェ904に乗った式場壮吉が優勝するのだが、これが後に『スカイライン伝説』の始まりとして語り継がれていくのである。
このポルシェ・904の突然の参戦はレース前から話題となり、様々な憶測を呼んだ。904は4月1日にFIAの公認を受けたばかりの最新モデルであり、日本販売価格は571万円(当時の大卒初任給は2万円ほど)。
また、トヨタは今回苦戦が予想されており、GTクラスに出場させる車種を持っていなかった。このため、トヨタがプリンスの勝利(=宣伝効果)を妨害しようと密かに904を手配し、式場に個人名義で出場させたのではないかという「黒いうわさ」が流布した。日産チームの田原源一郎いわく、「まだ生産台数も百台そこそこという最新型車が、こんなに早く日本にくるわけがないし、また個人でこれほど多額の費用もだしきれないはず。トヨタの仕組んだ大芝居です」と疑っていた。
また、スカイラインGTがポルシェを抜いて1周トップを走った場面については、友人である生沢と式場の間に約束事があったのではないかと噂された。スタート前、生沢が「お願いだから1周だけでも前を走られてくれ」と依頼し「徹ちゃん、もし俺を抜けたら1周前を走らせてやるよ」と式場が了解したという説である。
そんな噂話も出るほどの伝説に関わった一台でもあったのだ。

公式解説

ポルシェは創業間もない1950年代より、356シリーズや、356から派生したミッドシップの本格的レーシングタイプ、550スパイダーなどによって、世界各地のモータースポーツで活躍。その名声を高めていました。

こうした足跡に続き登場した重要なマイルストーンが、1963年に誕生した「ポルシェ カレラ GTS」で、開発コードネームから「904 GTS」とも呼ばれています。「カレラ GTS」は、当時のスポーツカー世界選手権規定の変化に合わせ誕生したスポーツカーです。

1950年代、世界選手権の対象レースは少量生産の純レーシングカーで競われていました。しかし1961年の選手権規定の改定により、世界選手権は量産スポーツカーによるGTクラスが主戦場となりました。このGTクラス参戦のためには、量産100台という規定をクリアする必要がありました。

ポルシェ カレラ GTS」は、量産向きのラダーフレーム構造のシャシーに軽量なFRP製ボディを被せるという、ポルシェでは初のアプローチで開発が行なわれ、量産に対応。創業者ポルシェ博士の孫にあたるフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェがデザインを手がけた低く美しいスタイリングも、この「カレラ GTS」の大きな特徴です。ミッドシップに搭載するエンジンは空冷水平対向4気筒ですが、レースに合わせて6気筒や8気筒エンジンの搭載も可能でした。

ポルシェ カレラ GTS」はデビュー間もなくタルガ・フローリオで総合優勝を果たすなど、その性能は素晴らしく、ニュルブルクリンクやル・マンなどの耐久レースの大舞台でもクラス優勝を手にし、1964年のGTクラスチャンピオンシップを見事に制したのでした。

登場シリーズ


グランツーリスモ7

レジェンドカーディーラーで購入可能。お値段はCr. 250,000,000と、クラシックカーに相応しい高い値段。

コメント

  • 904が出たなら、プリンス・スカイラインGTもアプデで出して欲しいよなあ……。 -- (名無しさん) 2023-03-30 00:12:19
  • 分かる -- (名無しさん) 2024-01-15 12:45:29
  • 伝説のレースを再現したい…! -- (名無しさん) 2024-01-15 16:46:06
  • プリンスR380に似てるw -- (名無しさん) 2024-12-08 19:21:29
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