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三菱エクリプス GT '95

最終更新：2025年03月06日 05:43

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三菱エクリプス GT '95
Image Credit : kudosprime.com
メーカー	三菱
英名	Mitsubishi Eclipse GT '95
年式	1995
エンジン	4G63
タイプ	ロードカー
カテゴリー	N200
PP（初期値）	XXXX
総排気量	1,998cc
最高出力	230PS/6,000rpm
最大トルク	29.5kgfm/2,500rpm
パワーウエイトレシオ	5.78kg/PS
駆動形式	FF
吸気形式	TB
全長	4,395mm
全幅	1,745mm
全高	1,295mm
車両重量	1,330kg
重量バランス	63対37
トランスミッション	5速
登場	グランツーリスモ4 グランツーリスモ（PSP）グランツーリスモ5 グランツーリスモ6
備考	安くてハイパフォーマンスアメリカ生まれの三菱のポニーカー映画「ワイスピ」での活躍で一躍人気に

概要

三菱エクリプスは、1989年に登場したスタリオンの後継車としてコンパクトクーペで、開発は三菱との提携関係にあったクライスラーとの合同で行われたモデル。

製造に関してもアメリカ国内で行われた為、「プリマス・レーザー」と「イーグル・タロン」とは所謂バッジエンジニアリング車の関係に。いわゆる「逆輸入車」として親しまれた。
本車は2代目にあたり、先代と同じくギャラン（第6世代）の基本コンポーネントを流用しているため先代と共通する部分は多いが、再設計され洗練された足回りなど先代から確実に進化を遂げている。ただ、販売当時はあまり人気があるモデルでは無く、2代目エクリプスは1999年に販売を終了した。

ところが、販売終了後の2001年に公開された映画「The Fast and the Furious(邦題：ワイルド・スピード)」劇中で主人公ブライアンの乗る車としてカスタムされたこの車が活躍したことによって一躍人気となり、エクリプスはスポーツコンパクトとしての地位を確立したのである。

なお、GT2までにも2代目エクリプスは登場しているが、そちらは97年式のため本車ではない。

ゲーム内解説（GTPSP）より

日本経済のバブル期に輸入された「帰国子女カー」の2代目にあたるのが本モデル。初代同様、ギャランのシャシーを流用したスペシャルティ・カーだ。

生産は初代と同じく、三菱と当時のクライスラーが合井で造ったDSM、ダイヤモンド・スター・モーターズ(後のMMMA)が担当した。従ってクライスラーからも同じモデルがイーグルタロンというネーミングで販売されている。

北米では、スタイリッシュなコンパクトクーペのシェアのかなりの部分を、女性が支えている。2代目エクリプスはこの女性マーケットに参入すべく、乗りやすさ、親しみやすさが強調されることとなった。

エクステリアでは、無表情なリトラクタブルヘッドライトをやめ、スポーティな横長ヘッドライトを採用。ボディサイズは、全長こそ4395mmと変わらないが、全幅を1690mmから1745mmへと拡大し、ワイド&ローフォルムのボディとなった。グラスキャビンをブラックアウトする処理なども見直した結果、初代のワイルドさは影を潜め、女性がなじみやすいルックスのエクリプスが出来上がった。

メカニズムではフルタイム4WDをやめてFF一本に特化したのがトピック。これまた女性ユーザーを意識した変更だが、このおかげで車重は300kg軽くなった。とはいえエンジンパワーはアップし、旧型で200PSだった2Lターボは、ATで220 PS、MTで230 PSと強力になった。このパワーを吸収するため足まわりもマルチリンクに進化し、走りに関しては、マニアックなユーザーも満足させるものであった。

1996年にはオープンモデルの「スパイダー」を追加し、ユーザー層をさらに広げている。