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ダッジバイパー GTS-R Team Oreca レースカー＃51 '00

最終更新：2025年02月16日 20:55

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ダッジバイパー GTS-R Team Oreca レースカー #51 '00
Image Credit : 画像を引用。
メーカー	ダッジ
英名	Dodge Viper GTS-R Team Oreca Racecar #51 '00
年式	2000
エンジン	V型10気筒 OHV
タイプ	---
カテゴリー	---
PP（初期値）	XXXX
総排気量	7,986cc
最高出力	596PS/6,500rpm
最大トルク	71.81kgfm/3,500rpm
パワーウエイトレシオ	1.92kg/PS
駆動形式	FR
吸気形式	NA
全長	4,548mm
全幅	1,933mm
全高	1,142mm
車両重量	1,150kg
重量バランス	47対53
トランスミッション	6速
登場	グランツーリスモ3:A-Spec グランツーリスモ4 グランツーリスモ（PSP）グランツーリスモ5 グランツーリスモ6
備考	あれば記入

概要

ダッジとフランスのレースコンストラクターであるチーム・オレカが2000年に開発したバイパー GTS-R Team Oreca レースカー。
2000年ルマン24時間GTSクラス仕様車である51号車は、本戦では333Lapを走りきって見事GTSクラス優勝(総合7位)を飾っている。
クラスのライバルはシボレー・コルベット C5-Rやポルシェ911GT2などがいたが、いずれも苦戦を強いられており、ALMS、ル・マン24時間のクラスチャンピオンの栄冠を手にした。

解説

クライスラーは1995年、それまでオープントップモデルのみの展開だったダッジバイパーにクーペバージョンであるGTSを投入するとともにレース用のGTS-Rを発表し、モータースポーツヘの熱心な取り組みを強くアピールした。そして、ル・マン24時間レースをはじめとする世界耐久GT選手権参戦を目指したワークスチームを組織した。

ここでパートナーとなったのが、フランスのTeam Orecaである。Orecaは耐久レーサーの製作とその運用に長けたチームとして有名だ。

GTS-Rのスペックは、エンジンの最高出力こそ700PS以上に及んだものの、メカニカルコンポーネンツのディテールではプライベーターの市販レーサーと大差なかった。
これは参戦カテゴリーが改造範囲の限定されるGT2クラスだったためだ。しかし総合力の差は明らかで、プライベーターのバイパーがOrecaの前を走ることは困難だった。この状況は、1999年にバイパーGTS-Rの市販レーサーをOrecaが供給するようになっても変わらず、ワークスとプライベートの間には見えない壁が依然として存在することをはっきりと示した。

2000年シーズンのTeam Orecaの体制は、ALMS (アメリカン・ル・マン・シリーズ) のGTSクラスをメインに、ル・マン24時間レースにおけるGTSクラス優勝も狙うというものだった。このクラスのライバルはシボレー・コルベット C5-Rやポルシェ911GT2だったが、いずれも熟成の進んだバイパーの前に敵ではなかった。

結局ALMS、ル・マン24時間のクラスチャンピオンの栄冠を手にしたOrecaはバイパーのパフォーマンスとともに、チームの総合力までも世界に知らしめたのである。