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ランボルギーニ ノマド ディアブロ GT-1 '00

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ランボルギーニ ノマド ディアブロ GT-1 '00
Image Credit : kudosprime.com
メーカー -(メーカー無し・GT3)
ランボルギーニ(GT5以降)
英名 Lambolgini Nomad Diablo GT-1 '00
年式 2000
エンジン V型12気筒DOHC
タイプ レーシングカー
JGTC-GT500
カテゴリー ---
PP(初期値) XXXX(GT5)
XXXX(GT6)
総排気量 5,994cc
最高出力 600PS/7,000rpm
最大トルク 70.00kgfm/5,500rpm
パワーウエイトレシオ 2.0kg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 NA
全長 4,705mm
全幅 2,040mm
全高 1,040mm
車両重量 1,200kg
重量バランス 47対53
トランスミッション 6速
登場 グランツーリスモ3:A-Spec
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
備考 日本のオーナー有志の元、GT500で孤軍奮闘した
イタリアの猛牛
3ではこっそり無許可で収録

概要

ランボルギーニとJLOC(ジャパン・ランボルギーニ・オーナーズクラブ)が1997年シーズンから2000年シーズンまでJGTC(全日本GT選手権)参戦するために開発されていたノマド ディアブロ GT-1は、こちらは2000年シーズンを戦った仕様。

解説

『ランボルギーニでサーキットのレースに参戦したい!』そんな想いの元、全日本GT選手権が始まった1994年からカウンタックでGT500クラス(1994年当時はGT1クラスと呼ばれていた)への参戦していたのが日本のランボルギーニオーナーズクラブ、JLOCだ。
1994年は市販のカウンタックをベースに改造していたものの、基準タイムを上回れず予選落ちを繰り返していたのだが、ネームバリューのあるランボルギーニをレースの魅力の一つとしたい主催者が特例で参戦を許可していた。
そんなJLOCは翌年の参戦に向けて、当時のランボルギーニのフラッグシップモデルであるディアブロでの参戦をランボルギーニ本社に打診。その際にGTレース用に強化したレーシング仕様の開発を依頼したのである。
ランボルギーニの創業者フェルッチオは「レースには出ない」という事を社是として掲げていたが、既にそのフェルッチオも没後でその社是も緩くなり、既に90年代前半にF1用エンジンの開発・供給などを行っていた事もあり、制作はF1用エンジン開発の中枢であったランボルギーニ・エンジニアリングが行い、F1エンジン開発に携わっていたエンジニアの手にて、ディアブロのレース用モデルの開発・制作が決まった。その後、JLOCメンバーの寺井輝昭氏が幾度となくサンターガタのランボルギーニ本社に通いつめ、開発が進められた。
そして生まれたのがディアブロ・イオタである。F1エンジン開発スタッフの手によって、ドライサンプ化やスライドバルブ採用等、レース用として仕立てられたV型12気筒エンジンは620馬力を発生させた。
とはいえGT500クラスの国産ワークスメーカーや既に海外のGTレースなどでの実績もある外国車を使うライバルチーム勢に苦戦。シーズンを追うたびに改良が進められていった。
その一方、1997年のJGTC投入を目的として、JLOCがフランスのシグネス・アドバンスド・テクノロジー(以下SAT)に発注した新たなレース仕様のモデルとして開発したのがこのGT−1だ。
SATは元々ランボルギーニの競技車両を造る目的で立ち上げられた会社で、シャシーやボディーをオリジナル製作し1050kgまで車重を軽減、エンジンはJLOC会長の則竹氏が新規でランボルギーニ社へオーダーしたもので、排気量を6リッターまで拡大したV型12気筒自然吸気を搭載。最高出力600馬力、最大トルク70kgを叩き出した。
投入から4年目となった2000年シーズンではドライバーは、古谷直広と高橋毅の2人でコンビを組んでおり、選手権外のレースである2000年の鈴鹿1000kmでは3位を獲得し表彰台に登った。

一方、JGTC本戦の方では相変わらず国産ワークスメーカー勢には苦戦したが、そのV12エンジンが奏でる大迫力のサウンドは、まさにサーキットで戦うスーパーカーとして相応しい、ファンからも人気が高かった一台である。
なお、翌年からJGTCのレギュレーションにマッチするようシャシー構造から見直された新型車両「JGT-1」が投入された。
エンジンはGT-1から引き継がれた6リッターV型12気筒を搭載しているが、そのパワーは655馬力に達していたという記録も残っており、エンジン制御をMoTeCで行いGT-1よりもハイパフォーマンス化されていた。
JGT-1は2001年から2003年までの3シーズンにわたって使用されたものの、さらに勢いずく国産ワークス勢に対し、外車勢には年々厳しくなるレギュレーションに太刀打ち出来ず、目立った戦績を残すことは叶わなかった。
2004年からはムルシエラゴRG−TをベースとしたムルシエラゴRG-1に切り替えられてディアブロの役目は終わったが、ムルシエラゴRG-1はGT300に完全に移行した2006年第1戦鈴鹿にてランボルギーニ史上初のレースでの優勝を果たす事となったのである。

現在、ランボルギーニ本社も積極的にレース参戦を果たしており、GT3カテゴリーの参戦や、2024年からWEC/IMSAにハイパーカークラスでの参戦など、サーキットでのレースを戦うランボルギーニの姿は珍しくないものとなったが、全てはJLOCのこの活動もあっての賜物だと言えよう。
もちろん、現在もなおJLOCはスーパーGTにてJGTC初年度から参戦している歴史ある名門チームのひとつとして活躍。
そして2024年、ウラカンGT3EVO2で参戦30年目にして初のスーパーGTシリーズチャンピオンとなった。継続は力なり。JLOCに関わった有志達の思いが30年の末に実ったと言えよう。

登場シリーズ

グランツーリスモ3

以下のイベントでプレゼントカーとしてランダムで入手。
  • プロフェッショナルリーグ:全日本GT選手権
  • 耐久レース:ミストラル・78ラップス
いずれも2時間はかかる長丁場なレースである為、入手には骨が折れる。
だが見事獲得出来れば、持ち前のパワーでJGTCを置き去りに、LMカーとも互角に渡り合える戦闘力を発揮する。が、1,200kgとやや重いのでタイヤの減りが早いのが難点。
本作が初登場であるが、当時はランボルギーニのライセンスを取得していない*1にもかかわらず収録された為、メーカーは無表記であり、海外版では収録を外れ、次回作4でも収録はされなかった。

ちなみに、通常は見る事の出来ないアーケードモードのCLASS PREVIEW*2ではメーカー順(A→Z)にクルマが並ぶのだが、本車はXKRクーペ(Jaguar)とデルタ HF インテグラーレ ラリーカー(Lancia)の間に配置されている。これが何を意味するのかというと…?

グランツーリスモ5

中古車ディーラーで購入。
今作からランボルギーニが本格的に収録されたのもあって、復活を果たした。

グランツーリスモ6

Cr.75,000,000で購入。

コメント

  • すみません、ランボを愛し真面目にレースをしているチームの皆様は全く悪くありません。しかし言わせて下さい。ノマドというスポンサーはオートサロンで商品が当たるアンケート名目で得た電話番号で呼び出し、アポイントメント商法で百万円の宝石の契約をさせる悪徳業者です。 -- (名無しさん) 2024-05-15 22:52:02
  • ↑富士スピードウェイに広告看板があるC2機関も、商標乗っ取り未遂や風営法違反疑惑(カレー屋といいつつ実態がキャバクラな店を運営)がある怪しい会社だとか。 -- (名無しさん) 2024-05-16 13:27:27
  • ↑2仮にJLOCから名誉毀損か何かで訴えられたら終わりじゃな -- (名無しさん) 2024-05-16 15:40:17
  • ↑名誉毀損とか訴えるとか法的措置とか逮捕とか好きねあなた -- (名無しさん) 2024-05-16 15:54:57
  • ↑好きでも嫌いでもないよ。仮にというかもしもよもしも -- (名無しさん) 2024-05-16 16:06:32
  • 360の頃?ゲイナーのフェラーリにも詐欺企業が広告出してて悪い意味で話題になってたな…スーパーアグリといい変な奴らが声かけて来るのは間々ある事なんかな -- (名無しさん) 2024-05-24 07:37:34
  • スーパーGTはパチンコまみれ、F1でさえFTXとかリッチエナジーだし、残念ながらモタスポってそういう業界よね。 -- (名無しさん) 2024-06-07 14:02:16
  • 有名なレースカーもほぼタバコかお酒だしね -- (名無しさん) 2024-06-07 14:39:50
  • 削除 -- (削除) 2024-10-20 20:36:46
  • GT5初回特典の冊子の車種一覧にはこれ無かったから、ゲーム内で見かけたときは驚いたな。 -- (名無しさん) 2025-03-25 21:37:25
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注釈

*1 一応、JLOCからライセンスが出ていることになってはいたがメーカーには話しを通していない。

*2 スペシャルカラー含む全てのクルマが選択可能