スバル ヴィヴィオ RX-R '97 | ||
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メーカー | スバル | |
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英名 | Subaru Vivio RX-R '97 | |
年式 | 1997 | |
エンジン | EN07X | |
タイプ | ノーマルカー 2ドアハッチバック | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | XXXX | |
総排気量 | 658cc | |
最高出力 | 64PS/7,200rpm | |
最大トルク | 10.8kgfm/3,600rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | SC | |
全長 | 3,295mm | |
全幅 | 1,395mm | |
全高 | 1,375mm | |
車両重量 | 760kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | グランツーリスモ2 | |
備考 | 他社に負けないスバルの軽スポーツカー |
概要
1992年からレックスの後継車として生産及び販売されていた、スバルの軽ハッチバックモデルがヴィヴィオである。レックスから引き続き3ドアと5ドアのボディが設定されたほか、セダンモデルとバンモデルでリアゲートの開口部の広さに違いがある(*1)という、バブル期ならではの贅沢な設計がなされた。
グレードや特別仕様車の数も非常に多く、スポーツウェアでおなじみのリーボックとコラボレートしたり、スバルの自動車生産台数が300万台を突破した記念に加わった「M300」シリーズ、クラシック軽自動車ブームに先鞭をつけた「ビストロ」シリーズなど、6年の販売期間で様々な展開がされた。
ちなみに収録モデルの名称表記には「1997年式」とあるが、他のグレードが前年のマイナーチェンジでフロントフェイスを変更したものの、スポーツグレードの「RX」「GX」系のみ初期モデルから据え置きとなったため、実質異なるのはサイドに貼られたデカールのみである。
解説
92年にレックスのフルモデルチェンジという形でデビューしたヴィヴィオは、スバル360から始まる軽自動車の第4世代にあたる。その中でもグランツーリスモに収録されたのはスポーツモデルの「RX-R」と、そのレースベース仕様である「RX-RA」。ともに4バルブDOHCにスーパーチャージャーを組み合わせたのが特徴で、競合他社はすべてターボを採用していく中、スバルのみ一貫してこだわり続けた。デビュー直後にはRX-RAがパリ・北京ラリーに参戦したほか、93年には世界ラリー選手権(WRC)のサファリ・ラリーを完走・クラス優勝するなど、走りの面での性能を大いにアピールしている。
RX-Rには「超高密度スポーツ集積マシーン」というキャッチコピーが用意された。『RX』はレオーネ時代から続くスバルのホットモデルに採用されていたネームで、ヴィヴィオもその名に恥じぬ性能を発揮しており、ワークスとしてWRCに参戦した記録も残っている。特にGTに収録された最終型のE型はパワーアップのためにハイオク指定となっており、購入するユーザー達を驚かせた。一方、レギュラー指定だった過去のモデルについても、「どうやら裏マッピングが存在して、対応していないハイオクを入れると馬力が…」なんて話があったりする。
エンジンこそレックスと同じ、直列4気筒のEN07型にスーパーチャージャーを組み合わせたもの。一方、「RX」系はレックスまでのSOHCからDOHCに改められた(*2)結果、最高出力は64psと変わらないものの、この最終モデルでは前述のようにハイオク対応になったことで最大トルクが10.8kgmと大幅に向上した。トランスミッションもECVTなどは設定されず、5速MTのみの展開となっている。
駆動方式は2WDと4WDの2タイプ。シャシーは、フロントがL型ロアアームストラット式独立懸架、リアがデュアルリンクストラット式独立懸架のサスペンションを採用したもので、ブレーキはフロントにベンチレーテッドディスク、リアにリーディングトレーリングを採用している。バランスに優れたモデルゆえにスポーツドライビングにも最適なマシンといえるだろう。
登場シリーズ
グランツーリスモ2
スバルの中古車ディーラーで購入可能。
コメント
- 主人公の従姉の車としてらき☆すたというアニメにも出てきたり。 -- (名無しさん) 2024-11-25 16:54:55
- ↑チョメチョメDやないか -- (名無しさん) 2024-11-25 20:25:55
- 今見るとグラ2は軽の宝庫やね。 -- (名無しさん) 2024-12-03 03:17:15