スバル レックス Supercharger VX '90 | ||
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メーカー | スバル | |
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英名 | Subaru Rex Supercharger VX '90 | |
年式 | 1990 | |
エンジン | EN07Z | |
タイプ | ノーマルカー 2ドアハッチバック | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | XXXX | |
総排気量 | 658cc | |
最高出力 | 64PS/6,400rpm | |
最大トルク | 8.6kgfm/4,400rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | SC | |
全長 | 3,195mm | |
全幅 | 1,395mm | |
全高 | 1,360mm | |
車両重量 | 590kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | グランツーリスモ2 | |
備考 | 3代続いたレックスの最終型 |
概要
スバル自社時代の軽自動車の中で、同一商標のままモデルチェンジした数少ないモデル(他はサンバーのみ)のレックス。1986年に登場したこの3代目モデルは、1989年に物品税の廃止・消費税の導入でセダンモデルをメインに据えるマイナーチェンジを行ったばかりだったが、翌年の1990年にも軽自動車規格の拡張に伴うマイナーチェンジを施行。ボディこそバンパーが多少大型化したのみであるものの、排気量はしっかり660ccに生まれ変わっている。
1992年に後継であるヴィヴィオにモデルチェンジして、3代20年の歴史に幕を下ろしたが、ダイハツ・ロッキーのOEMモデルに名称が流用され、2022年にまさかの復活を果たした。
解説
1988年3月に追加されたレックスのスポーツモデルが、トップグレードの「VX」と廉価版の「V」の2種類。外装などの各種装備に差が付いているが、エンジンはインタークーラー付きスーパーチャージャーを備えたEK23型が共通で搭載され、最高出力55馬力とリッター100馬力を実現した。トランスミッションはスバルが開発したCVTの「ECVT」と、コンベンショナルな5足MTの2種類。なお、直後の5月には「VX」へオープントップモデルも追加されており、モデル末期まで設定され続けた。
そんなレックスは前述のように1989年にマイナーチェンジが行われたが、この時に新エンジンのEN05型へスイッチ。市販の軽自動車ではホンダT360以来となる、「クローバー4」の愛称を持つ直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力も61馬力まで向上した。
グランツーリスモに収録されたのは、1990年の新規格導入後のモデル。再度のマイナーチェンジで660ccのEN07型となったこのモデルは、軽自動車の出力規制値である64馬力に到達。アルトワークスやミラTR-XXなど他社のスポーツモデルに並ぶパワーを発揮した。