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トミーカイラ Tommykaira R '99

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トミーカイラ Tommykaira R '99
Image Credit : Shiki Tojyun
メーカー トミーカイラ
英名 Tommykaira R '99
年式 1999
エンジン RB26改
タイプ コンプリートカー
チューニングカー
カテゴリー N400
PP(初期値) XXXX
総排気量 2,568cc
最高出力 370PS/7,800rpm
最大トルク 42.5kgfm/6,000rpm
パワーウエイトレシオ 4.16kg/PS
駆動形式 4WD
吸気形式 TB
全長 4,620mm
全幅 1,785mm
全高 1,335mm
車両重量 1,540kg
重量バランス XX対XX
トランスミッション 5速
登場 グランツーリスモ2
備考 ZZで有名なトミーカイラによるR34
究極の市販Rを目指して作られた
手厚いアフターサービスも完備

概要

トミーカイラが1999年に R34型GT-R をベースに開発したチューニングモデル。
GT-Rが自主規制なしで最初から本気のマシンとして世に出ていたら……というコンセプトの元に仕上げられたコンプリートカーで、エンジン内部こそ純正のままだが、それ以外の場所の手の入り用は一切の妥協なく究極のものとなっている。

解説

1999年1月に、遂に登場したR34スカイラインGT-Rをベースに、トミーカイラが仕上げたコンプリートマシンがトミーカイラRである。近年では世界のトップクラスのスポーツカーですら、セミオートマチックが主流となり、快適さが大きなセールスポイントのひとつに上げられる時代にあって、トミーカイラは、GT-Rに本来ならこうであったろう硬派なスタイリングとパワー、そして卓越した運動性能を与えることにしたのである。今回は、R34スカイラインGT-Rの最上機種であるVスペックをベースにチューニングが施されたマシンを送り出してきた。

特徴はやはりまずエアロパーツ。特に今回のモデルでは、フロントフェンダーの大きく左右にせり出したプリスターに、トミーカイラRの本気があふれている。リアフェンダーのボリュームあるデザインとバランスをあわせるなら、フロントはボンネットラインから大きく張り出した、このブリスタータイプしかあり得ない! という開発陣の確固たる信念が、この存在感あふれるフロントの造型を産みだしたのである。

ブリスターからつづくフロントスポイラーは、冷却機能を第一に考えた大口径のエアダクトをデザイン。 曖昧な表情を廃した、レーシングカー本来の顔を削りだしている。先端のリップスポイラーは整流効果とエアロの保護にも役立つアクセント。むき出しに装着されたレーシングタイプのインタークーラーが、ただものではない素性を物語っている。


リアのトリプルウィングは、純粋な機能パーツとして開発されたものである。 GT-Rクラスのマシンを制御するには、これ程の表面積がどうしても必要だったのだ。
アルミステーに直結した最下段のウィングは、ボディ〜トランクへと流れる空気の整流効果を高め、上段のウィングは、リアのダウンフォースを発生させる役割を担っている。さらに最上段のフラップは角度調整機能付き。走行パターンに合わせて三段階に変更することが出来る。サーキットでは角度を大きく付け、ダウンフォースを強くしてコーナーリングスピードを高め、通常の高速走行では寝かせて空気抵抗を減らす。リア・ディフューザーは、トリプルウイングとの視覚バランスを考慮して設定されたデザインで、総合的な整流効果を担っている。


インテリアも同様にオリジナル品が多く採用されており、メーターパネルは大型で視認性にすぐれたデジタル表示を中心に、ピークトルクを示すイエローランプ。最適なシフトアップポイントを知らせるレッドランプ。ふたつのインジケーターを配した、トミーカイラオリジナルのデジタルスピードメーターだ。また、レーシングスポーツのために開発されたオリジナルシートも装着。ホールディング性能の高さと腕の自由度を両立させた腰〜ショルダー部分への立体造型が、ドライバーへの負担を軽減する。



搭載されるRB26DETTパワーユニットは、最高出力370ps/7800rpm、最大トルク42.5kgm/4600rpmを発生。低回転時のピックアップをそこなわず、全域にわたってアクセルレスポンスにこだわったものとなっている。
R34で新たに採用された6速ミッションの魅力をとことん味わうために、どうしても欠かすことにできないポイントが、ここにあるのだ。トミーカイラRでは、バネ下重量を軽減するために、F-1マシンのほとんどに採用されている高価な鍛造マグネシウムホイールを採用するなど、総合的なレスポンスの向上にむけて細部を調律。ボリューム感たっぷりのフォルムに反して、普段使いの領域での軽快な操縦性能を実現している。
サスペンション性能は、常にトミーカイラの独壇場と言われていた。その真骨頂は、硬派なフォルムに相反して、きわめてマイルドな乗り心地にあったという。堅ければイイ……そんな幼い先入観はトミーカイラRには通用しない。市街地をごく普通に流すスピードで あれば、いわゆるスポーツサスと呼ばれるような、堅く突き上げる不快感など、ほぼ感じられないはず。足回りでは、ショックアブソーバーがオリジナルとなる他、テンションロッドがビロボール化されている。法定速度+aに近い速度域までは、しっとりとショックを吸収し、無用な緊張感をドライバーに強いることがない。たとえば未知のコーナーにオーバースピードで進入した場合でも、ステアリングを修正するだけのゆとりを残して、操舵感覚を喪失することがないのである。このときスキルアップされたドライバーなら、サスペンションの細かな動きまでを感じることができるはずだ。

GT-Rクラスのマシンをレーシングスピードで操るには、サスペンションの一部であるホイールが重要なチューニングパーツとなる。ト ミーカイラRの開発と同時にスタートした専用ホイール。トミーカイラ「PRO R」は、あのF-1マシンに装着されているレーシングホイールと同じ素材、同じ製法でつくられた超軽量ホイールなのだ。バネ下重量の軽量化によって実現したトミーカイラRのシャープなハンドリングには、このトミーカイラ「PRO R」の存在があるのだ。
さらにコンプリートカーとしてのバランスを重視したトミーカイラRでは、タイヤサイズや銘柄までも含めた総合的なレスポンスの良さと、極限状態でのステアリングインフォメーションの確かさに着目。冷却性能も考慮された、軽量化だけではない耐久性と安全性へのこだわりも、サーキット対応のトミーカイラR専用ホイールの完成度の高さから生まれている。

トミーカイラRがその本領を発揮するのは、最大トルクを発生する回転を過ぎるあたりから。ピークトルクランプを常に点灯させたままシフトアップを続けると、そこからは異次元の (というより、GT-Rが本来持つはずだった) 領域へと突入することになる。19インチホイールがもたらすシャープで落ち着いたステアリング操舵感は、リアのダウンフォースが増すほどに安定感が高まり、スピードを感じ させない。そのとき、ルーム内は驚くほどの静寂さを保ちながら加速をし続ける。まるでルマンをターゲットに作られた、あの マクラーレンGTR のパフォーマンスに触れた気にさせてくれる……そんなドライバビリティをトミーカイラ Rは目指したのである。

ドライバーの走行ステージをシミュレーションした結果、トミーカイラでは、370馬力の Rと425馬力のR-sの2タイプを設定した。GT-Rのポテンシャルを、本来あるべき姿に解き放ったRは、必要充分なパワーとトルクアップで、まったく別の車格へとグレードアップ。市街地から高速道路まで、その動力性能は圧倒的な優位を極めている。
425馬力を発生するR-sは、サーキットでのスポーツ走行を視野に入れ、冷却対策やブレーキ性能の強化までを含めた無敵のストリートマシンとして完成されている。極めつけは、両車の外観にまったく差がないことだ。見栄や虚飾ではなく、求める走りに最適なチューニングによってセットアップ。 どちらも、トミーカイラが自信を持って世に送り出すコンプリートマシンだ。

そしてもちろん、このモデルもR33の時と同じく1年間/2万キロの保証付きで販売されたのが特徴。本格的チューンドマシンながらも、その信頼性は非常に高いのである。

余談

グランツーリスモ2では、購入すると371psとなり1馬力逆詐欺になる。

登場シリーズ

グランツーリスモ2

EAST CITYのTommy kairaディーラーにて新車で購入可能。
価格はCr.6,780,000

コメント

  • どなたか、このページを加筆をお願いします。 -- (名無しさん) 2024-01-02 12:55:35
  • 頑張って加筆しました。よく知らない車なので調べたことがほぼそのまま書いてあります。不都合あれば色々と変えてやってください。 -- (四季冬潤) 2024-01-02 21:12:41
  • ありがとうございました。 -- (名無しさん) 2024-01-02 21:33:29
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