ここでは、2024年1月のクルマ業界ニュースをピックアップしてお届けしたい。なお、東京オートサロン2024の件に関しては別ページの東京オートサロン2024のクルマたちでお届けする。
もくじ
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センチュリーSUV、引っ張りだこ
まずは新年恒例の箱根駅伝。記念すべき第100回大会の大会運営車として大手町と箱根の間を選手と共に走り抜けた。
そして2024年の大相撲初場所から優勝力士が乗るパレードカーにも採用。こちらは特注のオープン仕様。

ホンダ渾身の電気自動車も短命に、ホンダe生産終了へ
N360を思わせるクラシカルかつ愛らしいデザインに、S2000以来の後輪駆動採用と様々な注目点は多く、ドイツのカー・オブ・ザ・イヤー2021を受賞したが、小型車としてはだいぶ高価過ぎるといえる450万円程の価額がネックだったのか売り上げが伸びず、昨年の12月11日に1月末を以って生産終了される事が発表された。
電気自動車への挑戦という野心的な一台だったが、思い通りにいかず3年という短命の存在となってしまった。
ダイハツ問題でタウンエースのトラックタイプが型式取消処分に

1月には遂に国土交通省よりダイハツ製造車種の型式指定の取消の行政処分が言い渡された。車種はトヨタブランドのタウンエース・トラック、ダイハツのグランマックス、マツダブランドのボンゴが対象に。
型式指定の取消を言い渡されると1台生産する度に車検を受けなければならなくなり、再取得するまでは実質的に量産が不可能、つまり絶版状態と言う事になる。

なお、バンタイプの方は1月に出荷停止の指示を解除している。果たしてタウンエース・トラックはどうなるのか不安しか無い。
ロータリーエンジン車に過大徴収⁉︎
熊本県は2019年からロータリーエンジン搭載車の税率を引き下げる「みなし規定」を国から通告され、それを条例に盛り込んで施行していたのにも関わらず、謝って何年も渡り過大徴収していた事が明らかになった。
その後、他の県でもこの「みなし規定」があるのにも関わらず過大徴収していたという事実が次々と明らかとなり、なんとロータリーエンジンのお膝元というべきマツダがある広島県でも起こしていた事が発覚。全国のロータリーエンジン車に乗るユーザーから各県に対して「しっかりしてくれよ……」と言う声が相次いだ。
その後、他の県でもこの「みなし規定」があるのにも関わらず過大徴収していたという事実が次々と明らかとなり、なんとロータリーエンジンのお膝元というべきマツダがある広島県でも起こしていた事が発覚。全国のロータリーエンジン車に乗るユーザーから各県に対して「しっかりしてくれよ……」と言う声が相次いだ。
親父の大奮闘とアウディの快挙


だが、それでもアウディの開発陣はそれを糧にし、参戦3年目で総合優勝という最高の結果を残したのであった。今後、ダカール・ラリーの歴史に於いてこの車は偉大な名車として後世でもきっと語られるだろう。

F1ドライバーの息子のサインツJrの方にも負けない、親父サインツの大奮闘がもたらしたモータースポーツ史に残るこの結果は大きな賛美を贈るべきだろう。
F1界ニュース

まさかの久々の日本人オーナー誕生という我々日本人にはビックリなニュースが来た。角田選手同様、こちらも応援したいところ。
シュタイナー氏は元々コワモテだが非常に愛されていた個性的なおじさんでもあっただけに今後は解説者としてF1を盛り上げていくであろう。

開発力などの色々な問題がクリア出来ていないと判断されたものだが、GMのパワーユニットを得る2028年には参戦が許諾される可能性も残っているという。第11番目のチーム登場となるか、注目したい。
3月に東京でフォーミュラEの公道レースの開催などがこの構想案の浮上に繋がったとみられるが、ぶっちゃけ何も決まっていなく既にもう「絵に書いた餅」状態になっている。
それでも大阪はやる気満々なのだが……果たして。
2024年1月のベストミニカーランキングTOP5
ここでは2024年1月に発売されたミニカーから「これは良かった!」というものをランキング形式でお届けする。
・第5位 トミカ アキュラ インテグラ
まさかのホンダの北米ブランドのアキュラ・インテグラがトミカで発売された。
ややインパクトには欠けるところもあるが、まさかのアキュラ車の登場というサプライズでここに入れさせて貰った。

ややインパクトには欠けるところもあるが、まさかのアキュラ車の登場というサプライズでここに入れさせて貰った。
・第4位 トミカプレミアム 日産シルビア (S15)
今なお絶大な人気のを誇るS15シルビアがトミカプレミアムで登場。ややリアが腰高な気を除けば精密そのもの。他のカラーパターンに期待。

・第3位 ホットウィール 96 ホンダ アコード
まさかのホットウィールからJTCC仕様のアコードが登場。通好みなカテゴリーと見られていたJTCCのマシンが1000円以下のプライスで買える喜びとその高いクオリティは感動。こちらは色はオリジナルだが、なんとトランスポートシリーズの方でカストロール仕様が登場予定。

・第2位 トミカプレミアムアンリミテッド 頭文字D AE86スプリンタートレノ
実は過去何度もトミカで商品化されている頭文字D仕様のAE86が、今度はトミカプレミアムアンリミテッドの方で登場。本当は2023年12月の予定だったが何らかの理由で1月に延期して販売された。
今回は写真では分かりづらいが運転席がバケットシートになっているため、須藤とのバトルでエンジンブローした後に新しいエンジンに載せ替えたばかりの仕様で登場。
残念ながらヘッドライト可動とかはしないが原作を見た人には分かるニクい仕様は評価するべきポイントである。

今回は写真では分かりづらいが運転席がバケットシートになっているため、須藤とのバトルでエンジンブローした後に新しいエンジンに載せ替えたばかりの仕様で登場。
残念ながらヘッドライト可動とかはしないが原作を見た人には分かるニクい仕様は評価するべきポイントである。
・第1位 トミカプレミアムアンリミテッド ミニ四駆 アバンテ&アバンテ ブラックスペシャル
……すんません、ミニ四駆ですよね。これ。
でもこれ、トミカプレミアムが持つ高いクォリティーで再現したミニ四駆とのコラボモデルトミカなんです。
ちゃんとシャーシ裏のオン/オフも再現しているし、なんとパッケージもミニ四駆と同じかぶせ箱方式というのがなんともニクイ。この満足度とクォリティーの高さで堂々の1位とさせて貰った。
ちなみに、2024年4月にはなんとアバンテとアバンテブラックスペシャルのミニ四駆の再販が決定。2024年9月の発売予定だが、改めてトミカプレミアムアンリミテッド版の2台と並び比べてみたいところだ。
でもこれ、トミカプレミアムが持つ高いクォリティーで再現したミニ四駆とのコラボモデルトミカなんです。
ちゃんとシャーシ裏のオン/オフも再現しているし、なんとパッケージもミニ四駆と同じかぶせ箱方式というのがなんともニクイ。この満足度とクォリティーの高さで堂々の1位とさせて貰った。
ちなみに、2024年4月にはなんとアバンテとアバンテブラックスペシャルのミニ四駆の再販が決定。2024年9月の発売予定だが、改めてトミカプレミアムアンリミテッド版の2台と並び比べてみたいところだ。
loading tweet...— ミニ四駆【タミヤ公式】🚗🏁 (@mini4wd) April 4, 2024