グランツーリスモWiki

2024年クルマ界ニュース 1月編

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集
ここでは、2024年1月のクルマ業界ニュースをピックアップしてお届けしたい。なお、東京オートサロン2024の件に関しては別ページの東京オートサロン2024のクルマたちでお届けする。



もくじ
+ ...


センチュリーSUV、引っ張りだこ

昨年話題をさらったセンチュリーSUVが早速様々な場所で活躍した。
まずは新年恒例の箱根駅伝。記念すべき第100回大会の大会運営車として大手町と箱根の間を選手と共に走り抜けた。
そして2024年の大相撲初場所から優勝力士が乗るパレードカーにも採用。こちらは特注のオープン仕様。
当初はクラウンをベースに制作する予定だったが、モリゾウと親交が深かった元白鵬の宮城野親方(1月当時)が「どうせなら新しいセンチュリーSUVの方が良いじゃない?」として変更されたという。確かにクラウンだったら力士が乗った時に沈み込んでしまいそうで不安になりそうだったが、センチュリーSUVだと力士が乗ってもがっしりと支えて沈み込む事がなかったため、宮城野親方のチョイスは間違ってなかったのである。
なお、初めてこのセンチュリーに乗ったのは初場所を制した横綱照ノ富士であった。

ホンダ渾身の電気自動車も短命に、ホンダe生産終了へ

2019年3月のジュネーヴ・モーターショーで発表され、同年10月の東京モーターショーで日本仕様が参考出品されて注目を集めて、翌年2020年10月30日から販売されていたホンダの電気自動車、ホンダe。
N360を思わせるクラシカルかつ愛らしいデザインに、S2000以来の後輪駆動採用と様々な注目点は多く、ドイツのカー・オブ・ザ・イヤー2021を受賞したが、小型車としてはだいぶ高価過ぎるといえる450万円程の価額がネックだったのか売り上げが伸びず、昨年の12月11日に1月末を以って生産終了される事が発表された。
電気自動車への挑戦という野心的な一台だったが、思い通りにいかず3年という短命の存在となってしまった。

ダイハツ問題でタウンエースのトラックタイプが型式取消処分に

昨年末から世間を騒がせているダイハツの不正問題。
1月には遂に国土交通省よりダイハツ製造車種の型式指定の取消の行政処分が言い渡された。車種はトヨタブランドのタウンエース・トラック、ダイハツのグランマックス、マツダブランドのボンゴが対象に。
型式指定の取消を言い渡されると1台生産する度に車検を受けなければならなくなり、再取得するまでは実質的に量産が不可能、つまり絶版状態と言う事になる。
これらタウンエース系車種のトラックタイプは日常の足としてだけでなく、ユーザーの使い勝手にあわせて荷台のアレンジ等、架装したりと需要があった車種なだけに、この処分はかなり重いものである。
なお、バンタイプの方は1月に出荷停止の指示を解除している。果たしてタウンエース・トラックはどうなるのか不安しか無い。画像のトミカのタウンエースのハンバーガーカーもどうなるんだ。

ロータリーエンジン車に過大徴収⁉︎

熊本県は2019年からロータリーエンジン搭載車の税率を引き下げる「みなし規定」を国から通告され、それを条例に盛り込んで施行していたのにも関わらず、謝って何年も渡り過大徴収していた事が明らかになった。
その後、他の県でもこの「みなし規定」があるのにも関わらず過大徴収していたという事実が次々と明らかとなり、なんとロータリーエンジンのお膝元というべきマツダがある広島県でも起こしていた事が発覚。全国のロータリーエンジン車に乗るユーザーから各県に対して「しっかりしてくれよ……」と言う声が相次いだ。

親父の大奮闘とアウディの快挙

年始から様々なモータースポーツが始まった(WRC、フォーミュラEとか)が、なんと言っても年始恒例といえばダカール・ラリーだろう。そのダカール・ラリーを制したのは参戦から3年目で初の総合優勝を果たしたアウディに乗るカルロス・サインツ/ルーカス・クルス組だった。
アウディが2022年に投入した電気自動車のAudi RS Q e-tronだったが、2022年、2023年はトラブルやアクシデントに見舞われて結果を残せなかった。
だが、それでもアウディの開発陣はそれを糧にし、参戦3年目で総合優勝という最高の結果を残したのであった。今後、ダカール・ラリーの歴史に於いてこの車は偉大な名車として後世でもきっと語られるだろう。
一方、ドライバーのカルロス・サインツは61歳でこの偉大な優勝をもたらし、自身が持っていた最高齢優勝記録を塗り替えて4度目の栄光を勝ち取った。
F1ドライバーの息子のサインツJrの方にも負けない、親父サインツの大奮闘がもたらしたモータースポーツ史に残るこの結果は大きな賛美を贈るべきだろう。

F1界ニュース

F1界では大きなニュースを2つお届け。まずハースF1の代表がこれまで創立時からの代表のギュンター・シュタイナーが即時に離脱し、ディレクター・オブ・エンジニアリングを務めてきた日本人の小松礼雄が後任を務める事に。
まさかの久々の日本人オーナー誕生という我々日本人にはビックリなニュースが来た。角田選手同様、こちらも応援したいところ。
なお、チームを去る事になったギュンター・シュタイナーだが、なんと後にドイツのテレビ局・RTLが、2024年シーズンからの同局のF1中継の解説者としてシュタイナーを起用することを発表。なお専属契約ではないため他局への出演も可能で、オーストラリアGPではオーストラリアのネットワーク・テンによる中継に出演し、同GPではインタビュアーとして登場した。
シュタイナー氏は元々コワモテだが非常に愛されていた個性的なおじさんでもあっただけに今後は解説者としてF1を盛り上げていくであろう。

一方、1月末には2025年からの参戦を目指していたマイケル・アンドレッティ率いるアンドレッティ・キャデラックチームの参戦がF1参戦を却下されてしまった。
開発力などの色々な問題がクリア出来ていないと判断されたものだが、GMのパワーユニットを得る2028年には参戦が許諾される可能性も残っているという。第11番目のチーム登場となるか、注目したい。
そんな中、こんなニュースも。大阪市がF1の公道レースを誘致しようとしていたのだ。以前からこの構想はあったが、再び今年になってぶち上がってきたのだ。
3月に東京でフォーミュラEの公道レースの開催などがこの構想案の浮上に繋がったとみられるが、ぶっちゃけ何も決まっていなく既にもう「絵に書いた餅」状態になっている。
それでも大阪はやる気満々なのだが……果たして。

2024年1月のベストミニカーランキングTOP5

ここでは2024年1月に発売されたミニカーから「これは良かった!」というものをランキング形式でお届けする。

・第5位 トミカ アキュラ インテグラ
まさかのホンダの北米ブランドのアキュラ・インテグラがトミカで発売された。
ややインパクトには欠けるところもあるが、まさかのアキュラ車の登場というサプライズでここに入れさせて貰った。

・第4位 トミカプレミアム 日産シルビア (S15)
今なお絶大な人気のを誇るS15シルビアがトミカプレミアムで登場。ややリアが腰高な気を除けば精密そのもの。他のカラーパターンに期待。

・第3位 ホットウィール 96 ホンダ アコード
まさかのホットウィールからJTCC仕様のアコードが登場。通好みなカテゴリーと見られていたJTCCのマシンが1000円以下のプライスで買える喜びとその高いクオリティは感動。こちらは色はオリジナルだが、なんとトランスポートシリーズの方でカストロール仕様が登場予定。

・第2位 トミカプレミアムアンリミテッド 頭文字D AE86スプリンタートレノ
実は過去何度もトミカで商品化されている頭文字D仕様のAE86が、今度はトミカプレミアムアンリミテッドの方で登場。本当は2023年12月の予定だったが何らかの理由で1月に延期して販売された。
今回は写真では分かりづらいが運転席がバケットシートになっているため、須藤とのバトルでエンジンブローした後に新しいエンジンに載せ替えたばかりの仕様で登場。
残念ながらヘッドライト可動とかはしないが原作を見た人には分かるニクい仕様は評価するべきポイントである。

・第1位 トミカプレミアムアンリミテッド ミニ四駆 アバンテ&アバンテ ブラックスペシャル
……すんません、ミニ四駆ですよね。これ。
でもこれ、トミカプレミアムが持つ高いクォリティーで再現したミニ四駆とのコラボモデルトミカなんです。

ちゃんとシャーシ裏のオン/オフも再現しているし、なんとパッケージもミニ四駆と同じかぶせ箱方式というのがなんともニクイ。この満足度とクォリティーの高さで堂々の1位とさせて貰った。

ちなみに、2024年4月にはなんとアバンテとアバンテブラックスペシャルのミニ四駆の再販が決定。2024年9月の発売予定だが、改めてトミカプレミアムアンリミテッド版の2台と並び比べてみたいところだ。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー