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マジかよ⁉︎ハミルトンが来年フェラーリ行くってよ

それまでメルセデスのパワーユニット、エンジンを搭載したマシンに乗り続けてきたルイス・ハミルトンがなんと2025年にあの名門、フェラーリへの移籍を発表したのだ。
7度のワールドチャンピオンに輝いた男がメルセデス搭載チームではないところ、しかもF1ドライバーならば人生に一度でもそのシートに座りたいと願うと言われる名門フェラーリへ入るというまさかの電撃移籍発表は2024年のF1シーズン開幕前から衝撃を与え、「フェイクニュースか?」と疑う人もいるほど。
ハミルトンもそろそろF1ドライバーとしてはキャリアの締めどきも考えている時期であり、そのキャリアを締め括るチームとして選んだのがF1ドライバーの夢の地であるフェラーリだった、という事になる。

果たして彼の移籍先はどうなるのか?2026年から彼の父親、カルロス・サインツとダカール・ラリーで縁深いアウディが買収するザウバーに入る事が有力視されているのだが……。

モータースポーツ、新車続々発表

角田裕毅が乗るアルファタウリ改めRB(レーシング・ブルズ)は、旧トロロッソ時代を思い出す派手めなカラーリングへと一新。一層目立つだけではなく色もカッコいいマシンである。

緑色を中心とした一昔前のサイバー感漂うデジタルな感じのカラーリングも派手で今どきのレーシングカーという感じだ。

ライバル勢も昨年のコンセプトを真似してきた中、レッドブルはさらに攻めたコンセプトに仕上げつつも走りのキレを失わせず。3月からバーレーンで開幕したF1だが、早くも開幕2連戦を2戦連続1–2フィニッシュを果たすという圧倒的な強さを見せている。今年もレッドブルに隙は無しというべきか。

プロトン・コンペティションチームのポルシェ963は30年前のル・マンを制したダウアー962LMのリバリーをトリビュートしたカラーリングに。オールドファン感激のカラーリングに塗られた963は懐かしくも新鮮な印象だ。


EVを一旦廃止へ、WRCの決断

2月28日、FIA国際自動車連盟は2024年最初の世界モータースポーツ評議会(WMSC)を開催。ここで来年以降のWRC世界ラリー選手権の将来に向けたロードマップを認可されたが、このなかで、現在シリーズの最高峰カテゴリーで採用されている、ラリー1規定に従って製作されたマシンに搭載されているプラグイン・ハイブリッドシステムを来年以降に廃止する方向で計画が進められていることが明らかとなった。

ハイブリッドシステムの搭載した最上位クラスのラリー1マシンは、開発のコストでのハードルが高く、新規メーカーも入りずらい状況と化している一方、下位カテゴリーでノンハイブリッドのラリー2マシンは様々なメーカーが入っているという状況。
そこでその間を埋めるためにも、一旦ハイブリッドシステム廃止となったのだ。
ラリー1は2026年まで最上位クラスとして継続する予定で、2026年からは現行のラリー1コンセプトに基づいた技術規則改定が導入される予定となっており、共通のセーフティーセルを使用することで開発コストと複雑性を軽減し、マシン重心や空力などの均一基準に基づいて、自動車メーカーやチューナーが、Bセグメント、Cセグメント、コンパクトSUVなどの量産モデルやコンセプトカーなどのモデルをベースに独自のボディワークを備えたマシンを開発できるようにしていくという。
そして、ハイブリッドシステム廃止以降のエンジン出力は330馬力がターゲットとなり、全車の性能は基準となる規定トルクカーブによって制御。さらにエンジンとトランスミッションにはコスト制限が設けられ、技術水準はラリー2規定と同等のものに限定されるという。さらに、想定される最高速度に則った空力効率の制限を行うことで、開発コストを削減する方針が提示された。
一方、2025年以降のWRCイベントに出場するラリー2マシンには、ラリー1マシンとのパフォーマンスギャップを減らす目的で、より大型のリストリクターやエキゾースト、使用を選択できるパドルシフト・ギアボックスやリヤウイングを含む『WRCキット』を装着して走行するオプションが与えられるとの事。
やはりEV化の流れとしてもカテゴリーによって事情が違うのも事実。この変更によってWRCの魅力が保たれていく事になるのかどうか注視していかなければならない。

また、これは先月のニュースだが、半分ラリー、半分ラリーレイドである電気自動車によるオフロードレースシリーズ「エクストリームE」も今シーズンをラストに閉幕、来シーズンからは水素燃料の「エクストリームH」として再編等、ラリー業界では電気離れが進んでいるのかもしれない……。
5年ぶりの開催、ジュネーブショー2024

様々なメーカーが注目車種を投入した。その中から気になった車をピックアップしてお届けしよう。

昨年4月に発表された一台だが、最新世代のE-TECHハイブリッド搭載のガソリンハイブリッド車のみとなり、1.2リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン(最大出力130hp、最大トルク20.9kgm)に電気モーター(最大出力70hp、最大トルク20.9kgm)を組み合わせ、システム全体で200hpのパワーを引き出す。もうひとつのモーターが、スタータージェネレーターに組み込まれており、最大出力25hp、最大トルク5.1kgmを発揮する一台に。かつてのミニバンの名車も、時代の変化に対応している。
最上位モデルには、デュアルモーターと全輪駆動を搭載し、ツインモーターは最大出力544hp、最大トルク74kgmを引き出し、0~100km/h加速は3.2秒。
シングルモーター搭載のモデルの場合でも、最大出力は340hp、最大トルクは48.4kgm。0~100km/h加速は5.2秒となかなかのものだ。
ワイドフェンダー化などが行われより現代的な視点に。デザインコンセプトにはこれまでのランチアの歴代レーシングカー・ラリーカーの意匠を掛け合わせたものだとか。
自動車にも関係する話だよ、半導体大手TSMCの工場が熊本に建設
「半導体?このページって自動車に関するWikiですよね?」と思いのあなた、全然関係なくありません。
色々なモノにも搭載されている半導体。それはもちろん自動車にもなくてはいけないパーツであり、特に運転支援システムやEV技術を成り立たせるにも大切な存在。最近のクルマの納期遅れも半導体が不足している事で起こっている事だ。
日本の半導体産業はバブル期に最盛期を誇ったがその後衰退。国も挙げて半導体産業の復活を目指している。
そんな中2月24日に、半導体の受託製造で世界トップシェアを誇る台湾のTSMCの工場が熊本県に開所した。我らがトヨタもこの工場設立に出資している。詳しくは上の動画を見てほしいが、とにかく日本の半導体産業も元気になれば自動車業界も元気になる。「半導体大国」復活なるか。
色々なモノにも搭載されている半導体。それはもちろん自動車にもなくてはいけないパーツであり、特に運転支援システムやEV技術を成り立たせるにも大切な存在。最近のクルマの納期遅れも半導体が不足している事で起こっている事だ。
日本の半導体産業はバブル期に最盛期を誇ったがその後衰退。国も挙げて半導体産業の復活を目指している。
そんな中2月24日に、半導体の受託製造で世界トップシェアを誇る台湾のTSMCの工場が熊本県に開所した。我らがトヨタもこの工場設立に出資している。詳しくは上の動画を見てほしいが、とにかく日本の半導体産業も元気になれば自動車業界も元気になる。「半導体大国」復活なるか。
ハミルトンも乗ったおもしろレンタカーのR34、盗難被害に遭う


ただ、既に抜き取られたのか、欠品部品も多く再び走行出来るまでには時間がかかるとの事だが、無事に見つかって良かったとしか言いようがない。
しかし、この件は例えレンタカーであったとしても盗難されるという近年の絶版国産スポーツカーの盗難被害の重大さを物語るものでもあった。
2024年2月のベストミニカーランキングTOP5
この月に発売されたミニカーの中から特に印象深かったものを5台チョイス。
・第5位 トミカ スバルサンバー ケーキカー
バレンタインに合わせたと思われる一台。実は現行サンバー自体は2022年の夏にひまわりを載せた仕様で出ているのだが、欲を言うと現実的な仕様のもの(キャンプ仕様とか、赤帽仕様とか)が見たいのだが。
ちなみに、この車と入れ替えで今でも街中で見かけるトヨタ ジャパンタクシーが絶版に。既にあるお馴染みのクラウンコンフォートタクシーの方はデビューから約17年も続く長寿モデルだったが、2019年デビューのジャパンタクシーの方は短命に終わってしまう事になった。


・第4位 マッチボックス 1964リンカーンコンチネンタル
観音開きを採用し、あのケネディ大統領が暗殺された際に乗っていたのがこの4代目リンカーンコンチネンタル。マッチボックスではそんなアメリカの誇る名車をノーマル仕様にて新規金型車でリリース。
チープな感じだが、マッチボックスらしく真面目にソツのなく作っている。悪くないでしょ?
・第3位 トミカプレミアム モーリスミニクーパー
なんで今まで入ってなかったのか、お馴染みの初代ミニクーパーがやっとトミカプレミアムで登場。ただ、同じジャンル系のワーゲンビートルにフィアット500はもう絶版してしまったのが惜しい……。

・第2位 トミカ 日産 フェアレディZ NISMO
この月のトミカの初回限定がある車はこちら。昨年発表された1台でグランツーリスモの収録も今か今かと待っている人もいるのではないだろうか。トミカでは通常のZと比べてワイドフェンダー気味の車体がなかなか魅力的。

・第1位 ホットウィール マツダ オートザム
マツダのオートザムブランドで販売されたスクラムトラック、1992年式スズキ・キャリィのOEM車がモンスタートラックとして登場。
ちゃんと実車も存在、というか実車カスタムカーをホットウィール化するコンテスト、2022年度Hot Wheels Legends Tour優勝車である。
日本の軽トラは海外でも人気だが、その軽トラブームの影響と、海外のイカれたカスタムを味わえる一台である。


日本の軽トラは海外でも人気だが、その軽トラブームの影響と、海外のイカれたカスタムを味わえる一台である。