トヨタ ウェッズスポーツセリカ '03 | ||
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メーカー | トヨタ | |
---|---|---|
英名 | Toyota WEDS Sport Celica'03 | |
年式 | 2003 | |
エンジン | 3S-GTE | |
タイプ | レーシングカー JGTC-GT300 | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | 509 | |
総排気量 | 1,998cc | |
最高出力 | 300PS/6,000rpm | |
最大トルク | 45.0kgfm/4,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 3.05kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,340mm | |
全幅 | 1,735mm | |
全高 | 1,305mm | |
車両重量 | 1,050kg | |
重量バランス | 51対49 | |
トランスミッション | 6速 | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | 坂東組が送り込んだスープラ要素だらけのセリカ 通称「セリプラ」 |
概要
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トヨタ ウェッズスポーツセリカは、「坂東組」という異名でファンから呼ばれるレーシングプロジェクト坂東が2003年シーズンのJGTC全日本GT選手権に出場するために開発されたセリカベースのGT300マシン。
2003年シーズンのドライバーラインナップは、青木孝行と田中実のコンビでステアリングを握っていた。
トヨタ ウェッズスポーツセリカは、「坂東組」という異名でファンから呼ばれるレーシングプロジェクト坂東が2003年シーズンのJGTC全日本GT選手権に出場するために開発されたセリカベースのGT300マシン。
2003年シーズンのドライバーラインナップは、青木孝行と田中実のコンビでステアリングを握っていた。
解説
2003年、JGTCは車両規則を改め、搭載エンジンやトランスミッションの自由度を大幅に高めた。エンジンの搭載方向も自由となり、駆動方式の変更も可能になったのである。
このレギュレーションに基づいて、GT500のトヨタ スープラもエンジンやトランスミッションを一新したが、当然のごとく前年までのパーツの行き所が無くなる。そこに着目したのが、当時レーシングプロジェクトバンドウを率いていた“坂東親分”こと、坂東正明監督だった。
坂東監督は当時、主力車として使っていた『MR-S』の熟成がいま一歩進まず、ショートホイールベースが起因して限界域で扱いにくいという問題を抱えていたこともあり、新たなマシンの導入を考えていた。しかし、一からGT300マシンを製作するにはコストがかかりすぎてしまう。そんなときに新規定が施行されることになったこと、この新レギュレーションのスタートとともにGT500のスープラが大排気量のV型8気筒エンジンを採用することが決まり、お役御免となったスープラの3S-GTE型エンジンと駆動系をセリカに組み込ん当時でFRとすれば、理想的なGT300のマシンができると考えた。そこでTRDに働きかけて完成させたマシンが、このウェッズスポーツCELICAなのである。
FFであるセリカのエンジンルームは、元々横置きエンジン用に設計されていたから、この計画は容易ではなかった。結局エンジン回りのフレームは全面的に作り直され、3S-GTE型直4ターボエンジンは限界まで低い位置にマウントされた。それに組み合わされるギヤボックスもスープラ用を流用している。エアロについては、スープラのノウハウも使いつつ、コストの問題から風洞実験などは実施せずにCFDにて開発が行われた。中でもリヤウイングはサイズ調整をし、ステー位置を変更するなどしてスープラ用が使われた。サスペンションはサイズが違うため流用出来ず、新規に制作されたダブルウィッシュポーンへ変更され、スープラのコンポーネントは強引にセリカのボディへ収められたのである。
このセリカは、デビュー戦となる第3戦の菅生こそ不振だったものの、第4戦ではあっけなくGT300クラスのポールポジションを獲得、第5戦ではポールトゥウィンで初優勝を飾った。その特性はとにかくコンディションの変化に強く、ハンドリングはGT500スープラよりも優れるという評価であった。
結果的にはウェッズスポーツCELICAはチャンピオンこそ逃したが、最終戦では青木/田中組が2勝目を挙げており、「坂東組」ここにあり、という印象を多くのファンに刻み込んだ。
登場シリーズ
グランツーリスモ4
日本のトヨタディーラー内、ホットカーにて購入可能。
価格はCr.50,000,000
なお、入手すると311ps/6,000rpm、44.99kgfm/4,000rpmにスペックが変化する。
価格はCr.50,000,000
なお、入手すると311ps/6,000rpm、44.99kgfm/4,000rpmにスペックが変化する。
グランツーリスモ(PSP)
Cr.50,000,000で購入可能。
入手するとGT4と同じスペックへ変化する。
入手するとGT4と同じスペックへ変化する。
グランツーリスモ5
中古で購入可能。
価格はCr.20,000,000から走行距離に応じて値引きされる。
価格はCr.20,000,000から走行距離に応じて値引きされる。
グランツーリスモ6
Cr.20,000,000で購入可能。