スバル 360 ヤングSS '69 | ||
![]() | ||
メーカー | スバル | |
---|---|---|
英名 | Subaru 360 Young SS '69 | |
年式 | 1969 | |
エンジン | EK32 | |
タイプ | ロードカー 2ドアファストバックセダン | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | XXXX | |
総排気量 | 356cc | |
最高出力 | 36PS/7,000rpm | |
最大トルク | 3.8kgfm/6,400rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | RR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 2,995mm | |
全幅 | 1,300mm | |
全高 | 1,335mm | |
車両重量 | 425kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 4速 | |
登場 | グランツーリスモ2 | |
備考 | 名車360のスポーツモデルにして、 スバルのスポーツモデルの原点 |
概要
スバルが1968年11月に360(後期型)をベースに追加したスポーツモデル。
ちなみに、後の作品で出てくる車両はスバル 360の前期型であり、本車両とは異なる。
当時はホンダ N360のような、高性能で低価格かつ普通車並みのパフォーマンスを誇るモデルが登場したことから、スバル(当時は富士重工業)もこれに対応したモデルを計画していた。また、他社のライバル製品による販売不振も著しかったことから、顧客をより多く、特に若年層を集める必要があった。
この結果誕生したのが、スポーツモデルの「ヤングS」と「ヤングSS」だった。ヤングSは内外装に内外装にスポーティさを演出する部品を用いて、あくまでも雰囲気重視で仕上げられていたが、ヤングSSは標準型のエンジンとサスペンションを強化して、より本格的なスポーツカーとして仕上げられたと言ってもいい。
しかし販売不振だったとはいえ、軽自動車の代表格の一台でもあっただろうスバル 360が高性能化・高価格化したことによって、そして10年以上販売していたロングセラーモデルのためにマンネリ化していたこともあって、小型車への移行による軽自動車離れを促してしまった。
とはいえ、スバルにとっては、後のインプレッサやBRZなどといったスポーツモデルの原点とも言える存在であり、その愛くるしい見た目と似合わない破天荒さゆえに旧車ファンの間でも異様に高い人気を保っている。
ちなみに、後の作品で出てくる車両はスバル 360の前期型であり、本車両とは異なる。
当時はホンダ N360のような、高性能で低価格かつ普通車並みのパフォーマンスを誇るモデルが登場したことから、スバル(当時は富士重工業)もこれに対応したモデルを計画していた。また、他社のライバル製品による販売不振も著しかったことから、顧客をより多く、特に若年層を集める必要があった。
この結果誕生したのが、スポーツモデルの「ヤングS」と「ヤングSS」だった。ヤングSは内外装に内外装にスポーティさを演出する部品を用いて、あくまでも雰囲気重視で仕上げられていたが、ヤングSSは標準型のエンジンとサスペンションを強化して、より本格的なスポーツカーとして仕上げられたと言ってもいい。
しかし販売不振だったとはいえ、軽自動車の代表格の一台でもあっただろうスバル 360が高性能化・高価格化したことによって、そして10年以上販売していたロングセラーモデルのためにマンネリ化していたこともあって、小型車への移行による軽自動車離れを促してしまった。
とはいえ、スバルにとっては、後のインプレッサやBRZなどといったスポーツモデルの原点とも言える存在であり、その愛くるしい見た目と似合わない破天荒さゆえに旧車ファンの間でも異様に高い人気を保っている。
解説
昭和33年3月3日に登場したスバル360は、RRレイアウトを採用し、車重も385kgという超コンパクトカーとして登場したモデル。このスバル360はその後年を追う事に進化を続け、大人気モデルへと昇格していった。
しかし時間が経てばライバルの追従は厳しくなるもの。たとえ軽自動車といえどもパワー戦争が始まったのだ。そこでスバル360は、日本GPでの活躍やラリーでの活躍から得たノウハウを市販車にフィードバックして、トップモデルともいえるスポーツバージョンを追加する。
それが1968年11月に登場したヤングSSというモデルである。このヤングSSは、キャブレターにSU型ソレックスツインを採用し、圧縮比も7.5までアップしたことで、その最高出力は25psだったノーマルに対して、36ps/7000rpm、最大トルクは3.8kgm/6400rpmを発生させていた。数値的には小さいが、リッターあたりに換算すれば100psを発生するユニットだったのである。
サスペンションはフロントにトレーリングアーム、リアにラジアスアームを採用。ブレーキは前後ともにドラムとなっている。またこういった機関ばかりではなく、その見た目においてもスポーティな演出がなされており、雰囲気抜群のクルマだった。が、その生涯は意外に短命で、わずか10ヶ月しか生産されなかったのである。
(グランツーリスモ2の車両解説より)
しかし時間が経てばライバルの追従は厳しくなるもの。たとえ軽自動車といえどもパワー戦争が始まったのだ。そこでスバル360は、日本GPでの活躍やラリーでの活躍から得たノウハウを市販車にフィードバックして、トップモデルともいえるスポーツバージョンを追加する。
それが1968年11月に登場したヤングSSというモデルである。このヤングSSは、キャブレターにSU型ソレックスツインを採用し、圧縮比も7.5までアップしたことで、その最高出力は25psだったノーマルに対して、36ps/7000rpm、最大トルクは3.8kgm/6400rpmを発生させていた。数値的には小さいが、リッターあたりに換算すれば100psを発生するユニットだったのである。
サスペンションはフロントにトレーリングアーム、リアにラジアスアームを採用。ブレーキは前後ともにドラムとなっている。またこういった機関ばかりではなく、その見た目においてもスポーティな演出がなされており、雰囲気抜群のクルマだった。が、その生涯は意外に短命で、わずか10ヶ月しか生産されなかったのである。
(グランツーリスモ2の車両解説より)
登場シリーズ
グランツーリスモ2
スバルの中古車ディーラーで購入可能。ちなみに、レーシングモディファイはできない。
PAL版、北米版では単に"Subaru 360 '69"として登録されている。
PAL版、北米版では単に"Subaru 360 '69"として登録されている。
コメント
- 日本のモータリゼーションを語る上では外せないこのクルマ、ぜひGT7に収録していただきたいね! -- (名無しさん) 2024-06-20 13:02:26
- フィアットがあるならコイツがあっても良いはず。収録望みます。 -- (名無しさん) 2024-12-16 17:05:49