シボレー コルベット Stingray (C3) '69 | ||
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メーカー | シボレー | |
---|---|---|
英名 | Chevrolet Corvette Stingray (C3) '69 | |
エンジン | Small-Block-350-L46 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N300 | |
PP(初期値) | 500.57 | |
総排気量 | 5,735cc | |
最高出力 | 355ps/5,500rpm | |
最大トルク | 54.5kgfm/3,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 4.19kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,636mm | |
全幅 | 1,753mm | |
全高 | 1,214mm | |
車両重量 | 1490kg | |
重量バランス | 55対45 | |
トランスミッション | 4速 | |
最高速度 | 208Km/h (フルノーマル) | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモ7 | |
備考 | コレクターやファンから、C3史上最高と呼ばれる至高のモデル |
概要
3代目のコルベットは1968年から1982年まで製造されており歴代の中で最も長いモデルワークとなっているが、こちらは初期型の1969年型である。以降のモデルではマスキー法などの環境規制やオイルショックなどの影響により他のマッスルカーのモデルと同じくパワーダウンを喰らったり、特徴としていたアイアンバンパーが外されたため、ファンからはC3の中では最もパフォーマンスも見た目も最高のモデルと称されている。
解説
1967年秋にフルモデルチェンジし、C3となった68年型コルベット Stingrayは、65年4月のニューヨークショーに展示されたショーモデル「マーコシャークII」を想起させた。
このコンセプトカーに求められていたのは、グランツーリスモとしてのコルベットだった。ここにはチーフデザイナー、ビル・ミッチェルの志向が強く働いていた。
そのミッチェルの右腕として当時活躍したのは、初代Stingrayのディティールデザインを手がけた日系人デザイナーのラリー・シノダ。彼がミッチェルのコンセプトをもとにまとめ上げた新世代GTのイメージが、マーコシャークIIとして具体化された。
ダイナミックでボリュームたっぷりのラインを持つエクステリアと、当時の最新エレクトロニクスの集大成ともいえるインテリアはまさに未来のコルベット。そんなマーコシャークIIのエッセンスを組み上げた市販モデルこそ、C3コルベットだったのである。
1969年、コルベットの標準エンジンは5.4Lの327Ciから5.7Lの350Ciへと変更されたが、最高出力300PSは変わらなかった。同時にオプションとして設定されていたスモールブロックも5.4LのL79から5.7LのL46へと変更されたが、こちらも最高出力が355PSであること以外の変更はなかった。
とかく(7.0Lの427Ciや7.4Lの454Ciといった)ビッグブロックのパワーばかりが取り沙汰されるこの時代のコルベットだが、前輪荷重が軽く、ハンドリングの面で有利なスモールブロックも大活躍している。因みに、前述のL46の上位には翌年に追加された370PSのLT1があるのだが、このエンジンとC3の車体との相性は抜群で、最高のハンドリングと絶賛された組み合わせであった。
このコンセプトカーに求められていたのは、グランツーリスモとしてのコルベットだった。ここにはチーフデザイナー、ビル・ミッチェルの志向が強く働いていた。
そのミッチェルの右腕として当時活躍したのは、初代Stingrayのディティールデザインを手がけた日系人デザイナーのラリー・シノダ。彼がミッチェルのコンセプトをもとにまとめ上げた新世代GTのイメージが、マーコシャークIIとして具体化された。
ダイナミックでボリュームたっぷりのラインを持つエクステリアと、当時の最新エレクトロニクスの集大成ともいえるインテリアはまさに未来のコルベット。そんなマーコシャークIIのエッセンスを組み上げた市販モデルこそ、C3コルベットだったのである。
1969年、コルベットの標準エンジンは5.4Lの327Ciから5.7Lの350Ciへと変更されたが、最高出力300PSは変わらなかった。同時にオプションとして設定されていたスモールブロックも5.4LのL79から5.7LのL46へと変更されたが、こちらも最高出力が355PSであること以外の変更はなかった。
とかく(7.0Lの427Ciや7.4Lの454Ciといった)ビッグブロックのパワーばかりが取り沙汰されるこの時代のコルベットだが、前輪荷重が軽く、ハンドリングの面で有利なスモールブロックも大活躍している。因みに、前述のL46の上位には翌年に追加された370PSのLT1があるのだが、このエンジンとC3の車体との相性は抜群で、最高のハンドリングと絶賛された組み合わせであった。
アンディによる評価
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シボレーコルベットの第3世代モデル 通称"C3コルベット"だ アメリカ車のV8エンジンは 排気量の大小でちょっとした通称がある だいたい排気量5.7L前後までを "スモールブロックエンジン"と呼んで...... それ以上は"ビッグブロック"という具合だね この1969年型C3コルベットは スモールブロックエンジン搭載の名車だ L46型と呼ばれる高出力で 標準モデルより、50馬力ほどパワーアップしている ちなみに、昔ながらのアメリカの排気量の単位 "キュービックインチ(cu:in)"を使うと...... 5.7Lは350 cu:inになる つまりモデル名の"350"は エンジンの大きさ、排気量を表しているわけさ |
登場シリーズ
グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.5,500,000で購入可能。クラシックカーとしては割安な価額帯の車だ。この特徴的なグラマラスなフォルムと、ワイルドな魅力に惚れたなら買うといいだろう。