フェラーリ ディーノ 246 GT '71 | ||
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メーカー | フェラーリ | |
---|---|---|
英名 | Ferrari Dino 246 GT '71 | |
エンジン | Dino 65° 2.4L V型6気筒 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N200 | |
PP(初期値) | 441.46 | |
総排気量 | 2418cc | |
最高出力 | 194PS/7,400rpm | |
最大トルク | 22.9kgfm/5,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 5.54kg/PS | |
駆動形式 | MR | |
吸気形式 | 吸気形式 | |
全長 | 4,235mm | |
全幅 | 1,700mm | |
全高 | 1,135mm | |
車両重量 | 1,080kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
最高速度 | XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | 話すも涙、聞くも涙の感動秘話。 |
概要
歴代のフェラーリのクルマの中でも最も美しいクルマだと言われるほど、流麗なスタイリングが特徴的で今なおファンの心を虜にする、「フェラーリ」の銘を掲げないフェラーリ。よく見るとあのマークも付いてないがこれにも理由がある。(長くなるので後述。)
もう一つ、悲しい話になるがスーパーカーブームの火付け役となった漫画「サーキットの狼」でライバル、沖田が最後に乗ったクルマでもある。
結核の症状に侵されながらも、公道グランプリに出場しゴール直前で亡くなってしまうという壮絶な死を遂げた。
つまり、このクルマには悲しき物語がつきまとっているクルマなのである。

もう一つ、悲しい話になるがスーパーカーブームの火付け役となった漫画「サーキットの狼」でライバル、沖田が最後に乗ったクルマでもある。

結核の症状に侵されながらも、公道グランプリに出場しゴール直前で亡くなってしまうという壮絶な死を遂げた。
つまり、このクルマには悲しき物語がつきまとっているクルマなのである。
…しかも悲しい話は車単体にもある。
実はエンジンをフィアットで製造しており、フェラーリは車体に組み込み販売していた。このためフィアットがコストカットを行い、フェラーリ側も小型車として安価で販売を試みたため意外と簡素な作りである。
登場しているディーノ246は実は2代目。フィアット側からもっと手頃で安くなる工夫を提案し、フェラーリもそれにのっかった。結果かなり手頃な「入門用フェラーリ」として認知され、総生産台数3700台弱というこの頃の高級車としては異例のヒット作となった。このせいでなっかなか希少車扱いされない。また、その“お手頃な入門用フェラーリ”というコンセプトは後のフェラーリ 308 GTB '75や、フェラーリ F430 '06、フェラーリ 458 イタリア '09と言ったモデルに引き継いでおり、フェラーリファンの扉口を広げる転機にもなった存在でもある。
実はエンジンをフィアットで製造しており、フェラーリは車体に組み込み販売していた。このためフィアットがコストカットを行い、フェラーリ側も小型車として安価で販売を試みたため意外と簡素な作りである。
登場しているディーノ246は実は2代目。フィアット側からもっと手頃で安くなる工夫を提案し、フェラーリもそれにのっかった。結果かなり手頃な「入門用フェラーリ」として認知され、総生産台数3700台弱というこの頃の高級車としては異例のヒット作となった。
日本では正規輸入仕様があったが、それよりも手頃な中古を海外から輸入する方が安上がりだった。挙句製造終了後に始まった高度成長期やバブルによりかなりの台数が日本に持ち込まれた…が、2008年のリーマンショック以降金策のために売却する者が多く、結局また海外へ流れてしまった。
解説
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ディーノ

"ディーノ"ことアルフレード・フェラーリはフェラーリ創業者 エンツォ・フェラーリの長男。筋ジストロフィーにより1956年、24歳の若さでこの世を去った彼が病棟で構想・設計した片バンク65度のV型6気筒エンジン「ディーノV6」をエンツォ・フェラーリは製造し、F1マシンに搭載。58年にはこのディーノV6でドライバーズタイトルも獲得した。
そしてエンツォ・フェラーリは亡き息子の考えたこのV6エンジンを搭載した車を「ディーノ」というブランドを立ち上げ名を刻もうとする。そうして生まれたのがこの車である。
…とここまで書くと息子思いな親父(エンツォ)の美談。で終わる話だがこの話、実は続きがある。
新型V6は「こんなエンジンでF1とか走ったら最強じゃない?」という構想を既にエンツォが持っていた。で、当時設計担当していたディーノがデザインした新型V6エンジンを彼は惚れ込み、完成まで漕ぎ着けた。
で、このエンジンは開発こそフェラーリで行ったものの、実際作っていたのはなんとフィアット。当時フェラーリとフィアットはずっぶずぶな協力関係だったため、この高精度のV6をフィアットが製作し、フェラーリで搭載しレースで使っていた。
もろちん「ディーノシリーズ」を作る話にもフィアットは絡む。ピニンファリーナがデザインしたフェラーリ版ディーノ以外にも2種類存在し、それぞれフィアット ディーノ/フィアット ディーノロードスターという名前で販売された。しかもジウジアーロデザインも絡んでる…。
いずれも片バンク65度のV6「ディーノV6」搭載車である。
で、このエンジンは開発こそフェラーリで行ったものの、実際作っていたのはなんとフィアット。当時フェラーリとフィアットはずっぶずぶな協力関係だったため、この高精度のV6をフィアットが製作し、フェラーリで搭載しレースで使っていた。
もろちん「ディーノシリーズ」を作る話にもフィアットは絡む。ピニンファリーナがデザインしたフェラーリ版ディーノ以外にも2種類存在し、それぞれフィアット ディーノ/フィアット ディーノロードスターという名前で販売された。しかもジウジアーロデザインも絡んでる…。
いずれも片バンク65度のV6「ディーノV6」搭載車である。
そしてこのディーノが日本で言う5ナンバーサイズの小型車だったため、小型車ブランドとしてフェラーリは「ディーノ」を立ち上げようとする。
実際に存在した例としては「スモール・フェラーリ」の愛称で親しまれている308の初期型。V8エンジン搭載車ではあるが小型だったため初期はフェラーリの名がつかず「ディーノ308」として販売された。後年フェラーリで販売されることになるが308はその名残としてモックアップのノーズに長方形のディーノエンブレム用の窪みがあった。
実際に存在した例としては「スモール・フェラーリ」の愛称で親しまれている308の初期型。V8エンジン搭載車ではあるが小型だったため初期はフェラーリの名がつかず「ディーノ308」として販売された。後年フェラーリで販売されることになるが308はその名残としてモックアップのノーズに長方形のディーノエンブレム用の窪みがあった。

登場シリーズ
グランツーリスモ6
グランツーリスモSPORT
Cr.50,000,000で購入。
グランツーリスモ7
中古車ディーラーでCr.30,000,000前後で購入可能。3000万と十分現実では高級車並みの値段だが前作より大幅に安いうえレジェンドカーではないという扱い。まぁ売れたしね、しゃーない。ディーノと沖田には申し訳ないだろうが、これも買う方には良い都合だと切り取って、スーパーカー世代のファンやフェラーリファンならば中古車ディーラーで出たらぜひチェックして欲しい。走りの方は“プライスレス”で変わらないし、現実では維持するのも大変だろうがゲームなのでその心配も無いしね。
リアルのお話だと最近ようやくプレ値が着きはじめた。