ポルシェ 911 GT3 (996) '01 | ||
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メーカー | ポルシェ | |
---|---|---|
英名 | Porsche 911 GT3 (996) '01 | |
エンジン | M96/76 | |
年式 | 2001 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N400 | |
PP(初期値) | 551.66 | |
総排気量 | 3,600cc | |
最高出力 | 359PS/7,000rpm | |
最大トルク | 37.8kgfm/5,000rpm | |
駆動形式 | RR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,430mm | |
全幅 | 1,765mm | |
全高 | 1,270mm | |
車両重量 | 1,350kg | |
重量バランス | 38対62 | |
トランスミッション | 6速 | |
登場 | グランツーリスモ3:A-Spec(没データ) グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | 初の水冷エンジンへ変化。21世紀に向けた変化を行った911 ヤマウッツィ・カズノッリー氏の愛車の一台 |
概要
5代目911とも呼ばれる。水冷エンジンを搭載し、弟分のボクスターとの部品共用など新しい変化をもたらした。しかしその部品共通化によるボクスターと似た形状になった事はファンには不評だったとか…。
ちなみに996型と言えば映画『カーズ』のサリーがこの車である。
我らがヤマウッツィ・カズノッリー氏の愛車の一台であり、スクエニのドラえもんを見たヤマウッツィ氏が「スクエニさんがイケるならウチも…」と期待し、GT3にコッソリ911のデータを仕込んでいた。しかしディアブロと違い結局お蔵入りのままで、正式に登場したのはグランツーリスモSPORTからだった。
ちなみに996型と言えば映画『カーズ』のサリーがこの車である。

我らがヤマウッツィ・カズノッリー氏の愛車の一台であり、スクエニのドラえもんを見たヤマウッツィ氏が「スクエニさんがイケるならウチも…」と期待し、GT3にコッソリ911のデータを仕込んでいた。しかしディアブロと違い結局お蔵入りのままで、正式に登場したのはグランツーリスモSPORTからだった。
解説
1997年から2004年にかけて生産・販売された、ポルシェのフラッグシップスポーツカー「911」の5代目。この996型を以って、911は車体・エンジン共に全面的な新設計、つまり初のフルモデルチェンジを受ける事となった。
特に伝統の空冷エンジンを、環境問題に配慮して水冷化した事は、本車の発表時には最大の注目を集めたという。しかしその評価は決して高くはなかった。コスト削減のため、986型ボクスターとの露骨な部品共用があったためである。
フロントフェンダー・フロントフードはそのまま流用されており、バンパーも同車とほぼ同じ形状のものが使用された。そして何より、ポルシェ911の伝統でありアイデンティティである、丸形ヘッドライトすらもコスト削減の名目で変更。この「伝統よりもコストの削減を優先する」という些か行き過ぎたやり方は、ファンに強い違和感を与える事となった。
同年発売のターボと翌年以降の後期型では、ファンからの意見を踏まえ、ボクスターとのヘッドライト共用は廃止されている。
911 GT3は、カップレース等への参戦を希望するユーザー向けに、数量限定で販売された競技用ベースモデルである。高剛性のカレラ4をベースに製作されており、またターボやGT2と同様に911 GT1用クランクケースを採用したエンジンを搭載。ブレーキは996型の中で最も高性能な911 ターボのものを採用しており、それに合わせてサスペンションも強化されている。
なお収録モデルは、オプションとして用意された「クラブスポーツパッケージ」を装着した仕様である。軽量フライホイール・6点式シートベルト・ボルト固定式ロールケージ等が装備されている。
先述のように賛否が分かれる事となった996型だが、このGT3は高い人気を博した。元々は1400台限定販売の予定だったが、好評につき500台増産、そして後期型ではカタログモデルに昇格するに至った。また、本グレードに用意されたクラブスポーツパッケージも、GT3用のオプションとして今なお続いている。
よく解説で「GT3レース用のホモロゲーション車両」と書かれる事が多いが、それは「997以降、結果的にそうなった」だけである。
そもそもグループGT3規定がスタートしたのは2005年で、ポルシェが始めてGT3のホモロゲを取得したのも997。
この996GT3もホモロゲを取得してはいるが、GT3という名前なのにグループGT2(=LM-GT) のホモロゲだったりする。
この辺りの911としてはスポーツカーとしての911GT1、GTクラスのターボエンジン搭載993GT2が存在したため、ロードカーかつN/Aなので弟分という事でGT3の名が割り振られたと思われる。
そもそもグループGT3規定がスタートしたのは2005年で、ポルシェが始めてGT3のホモロゲを取得したのも997。
この996GT3もホモロゲを取得してはいるが、GT3という名前なのにグループGT2(=LM-GT) のホモロゲだったりする。
この辺りの911としてはスポーツカーとしての911GT1、GTクラスのターボエンジン搭載993GT2が存在したため、ロードカーかつN/Aなので弟分という事でGT3の名が割り振られたと思われる。
登場シリーズ
グランツーリスモ3: A-Spec
グランツーリスモSPORT
正式に登場。ポルシェのブランドセントラルでCr.14,000,000で購入可能。
グランツーリスモ7
Cr.18,000,000で購入可能。2001年式なのでギリギリブランドセントラルで買えるが、カフェのメニューブックの課題でも入手可能。
発売前のPVではエンジンを抜き取られビートルに移植されてしまうかわいそうな個体もいたが、製品版では別のエンジンに差し替えられた。
発売前のPVではエンジンを抜き取られビートルに移植されてしまうかわいそうな個体もいたが、製品版では別のエンジンに差し替えられた。
