シトロエン 2CV タイプ A '54 | ||
![]() | ||
メーカー | シトロエン | |
---|---|---|
英名 | Citroën 2CV Type A '54 | |
年式 | 1954 | |
エンジン | A53 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | XXX | |
総排気量 | 425cc | |
最高出力 | 12PS/3,500rpm | |
最大トルク | 3.1kgfm/3,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,780mm | |
全幅 | 1,480mm | |
全高 | 1,600mm | |
車両重量 | 495kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 3速 | |
最高速度 | XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | 「こうもり傘に4つの車輪」を形にしたクルマ 宮崎駿監督の愛車としても知られている だが「トップ・ギア」の方ではなぜか扱いが悪い……。 |
概要
「古くからある世界各国の大衆車といえば?」と聞かれて、多くの人々が思い浮かべるクルマといえば、ドイツの場合はビートル、イギリスはミニ、イタリアにはフィアット500、そしてフランスがこのクルマである。
独特のデザインから今でも根強い人気を誇るシトロエンの大衆車。なんと1949年から1990年にかけて380万台が生産され、現在でもシトロエンから生産を受け継いだ南フランスの会社「2CV・メアリ・クラブ・カシス」が 新車を販売している というのだから驚き。
もちろん様々なモデルが存在し、商用バンとして後部をバン型に変えた「フルゴネット」、2基のエンジンを前後に載せた4WD車「サハラ」はパリダカにも参戦している。※動画は「ダカール・デザート・ラリー」のもの。
独特のデザインから今でも根強い人気を誇るシトロエンの大衆車。なんと1949年から1990年にかけて380万台が生産され、現在でもシトロエンから生産を受け継いだ南フランスの会社「2CV・メアリ・クラブ・カシス」が 新車を販売している というのだから驚き。

ちなみに2CVの名の由来は「2馬力」。フランス語で「ドゥシーヴォー」あるいは「ドゥシュヴォ」と発音する。時代が進むにつれ排気量と馬力は大きくなり、375cc 9PSから一時は602cc 33PSにまで高出力化している。
一方、イギリスBBCの番組「トップ・ギア」の方ではなぜかボロクソに扱われており、ジャンボジェット機のジェット噴射で吹き飛ばしたり、「パタゴニア・スペシャル」の際には乗りたくないクルマとしてこのクルマが代車として用意されていたり、同時期のフランスの大衆車であるルノー4と共に銃撃を浴びせてボロボロにさせまくってクズ扱いさせられている。宮崎監督がこれを見たらどう思うか。


他の作品での活躍
他の作品での活躍
+ | ... |
解説
2CVは1949年から1990年までの非常に長い間に、のべ378万台が生産され、フランス車の象徴ともされた一世を風靡した大衆車である。
2CVの名の由来は「2馬力」。フランス語で「ドゥシーヴォー」あるいは「ドゥシュヴォ」と発音する。
発表当初はシトロエンらしからぬその奇抜なデザインから「ブリキの缶詰」「乳母車」などさんざんな言われようであった。
快適な装備もなく、夏は暑くて冬は寒い。さらに、ワイパーはおまけ程度の性能でしかない。
発表当初はシトロエンらしからぬその奇抜なデザインから「ブリキの缶詰」「乳母車」などさんざんな言われようであった。
快適な装備もなく、夏は暑くて冬は寒い。さらに、ワイパーはおまけ程度の性能でしかない。
だがしかし、何故そのようなクルマが伝説となり得たのか。それは設計者、ピエール・ブーランジュの心意義にあった。
ブーランジュは南フランスの農民の生活を見て嘆いた。これだけクルマが普及しているのに彼らは馬に荷馬車をひかせている。彼らは車を買えず、またクルマなど無くても良いと思っているのだ。そして彼らのためのクルマを作ろうと決意した。
「農民の為のクルマ」という構想で作られ、簡易な構造を有する。非常に軽量で低馬力、壊れにくく整備性も高い、低燃費、そして何より安価である。車内も快適で広々としている。素材は各所に布を配し、驚くことにシートは鉄パイプと吊りゴムである。しかし、現代の高級車の革張りシートなんか足下にも及ばぬ快適性を実現させた。また驚くほどクラッチがつなぎやすくエンスト知らずで有名である。
ブーランジュは南フランスの農民の生活を見て嘆いた。これだけクルマが普及しているのに彼らは馬に荷馬車をひかせている。彼らは車を買えず、またクルマなど無くても良いと思っているのだ。そして彼らのためのクルマを作ろうと決意した。
「農民の為のクルマ」という構想で作られ、簡易な構造を有する。非常に軽量で低馬力、壊れにくく整備性も高い、低燃費、そして何より安価である。車内も快適で広々としている。素材は各所に布を配し、驚くことにシートは鉄パイプと吊りゴムである。しかし、現代の高級車の革張りシートなんか足下にも及ばぬ快適性を実現させた。また驚くほどクラッチがつなぎやすくエンスト知らずで有名である。
ありとあらゆるゼイタクを切り捨て、存在意義を「走りの便」ではなく「生活の便」に求めた。そうして誰でも買うことが出来、誰でも乗ることが出来るクルマとして農民だけでなく、当時の若者たちに絶大な人気を博すことになるのだ。
登場シリーズ
グランツーリスモ4
欧州車レース:全仏選手権、またはメーカーイベント:2HP-2CVを優勝することでプレゼントカーとして獲得できる。
グランツーリスモ(PSP)
Cr.2,100,000で購入可能
グランツーリスモ5
中古車ディーラーで購入。価格はCr.2,100,000×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う)
グランツーリスモ6
Cr.2,100,000で購入可能
コメント
- GT5でのデモ走行ムービーで坂を登りきれずにバックしちゃうくらいには馬力が...()まあ2馬力だししょうがないね!!() -- (名無しさん) 2023-10-30 11:21:05