フィアット 500 F '68 | ||
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メーカー | フィアット | |
---|---|---|
英名 | Fiat 500 F '68 | |
年式 | 1968 | |
エンジン | 100F.000-500 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | 83.11 | |
総排気量 | 499cc | |
最高出力 | 17ps/4,500rpm | |
最大トルク | 3.1kgfm/2,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 30.59kg/PS | |
駆動形式 | RR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 2,970mm | |
全幅 | 1,320mm | |
全高 | 1,335mm | |
車両重量 | 520kg | |
重量バランス | 42対58 | |
トランスミッション | 4速 | |
最高速度 | 104Km/h/169km/h (フルノーマル/フルチューン時) | |
登場 | グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | イタリアの傑作ミニマムカー ルパン三世や東山コベニの愛車としても知られる |
概要
「チンクエチェント」こと、フィアットが生み出したコンパクトカーの傑作。このフィアット500は2代目にあたり、”NUOVA 500”(*1)と称される。
軽自動車よりも小さいサイズだが、日本国内では普通車扱い(*2)であり2+2レイアウトで一応5人乗りである。
軽自動車よりも小さいサイズだが、日本国内では普通車扱い(*2)であり2+2レイアウトで一応5人乗りである。
本車はグランツーリスモ5からプレミアカーとして収録された「F」。
1965年から登場し、当時の新しい交通規則に対応するため、それまでの前開きドアを廃止して一般的な後ろ開きドアになるなど、その他様々な変更が施されている。
バリエーションは本モデルの他、排気量を拡大した「sport」、デラックスモデルの「L」、低価格版の「R」等が存在する。
安価だった事もあり売れ行きは絶好調。最終的には1977年まで生産される事となり、特にRは30万台以上も生産されたという。
そこから3代目が登場したのは2007年の事であり、実に30年ものブランクが空く事になる。
1965年から登場し、当時の新しい交通規則に対応するため、それまでの前開きドアを廃止して一般的な後ろ開きドアになるなど、その他様々な変更が施されている。
バリエーションは本モデルの他、排気量を拡大した「sport」、デラックスモデルの「L」、低価格版の「R」等が存在する。
安価だった事もあり売れ行きは絶好調。最終的には1977年まで生産される事となり、特にRは30万台以上も生産されたという。
そこから3代目が登場したのは2007年の事であり、実に30年ものブランクが空く事になる。
余談
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解説
1957年に登場したフィアット500(以降はヌオーヴァチンクエチェントを略したNUOVAチンクエとする)は、戦前の(初代モデルである)トポリーノの意思をついだ小型車である。しかしそれ以上に実用乗用車としてのミニマムを追求した、まったく新しいクルマだということもできる。
確かにトポリーノとNUOVAチンクエには相違点も多い、2シーターだったトポリーノに対し、NUOVAチンクエは狭いながらも大人4人分のシートを確保している。駆動方式も先代ではFRだったが、NUOVAチンクエではフルモノコックの後端にエンジンを搭載したRRとなっている。
NUOVAチンクエのエンジンは479ccという小排気量からたった15PSを発揮する空冷直列2気筒OHVで、最高速度は90km/h。ルーフは換気と空冷エンジン特有の騒音対策の為にキャンバストップを採用している。
NUOVAチンクエのエンジンは479ccという小排気量からたった15PSを発揮する空冷直列2気筒OHVで、最高速度は90km/h。ルーフは換気と空冷エンジン特有の騒音対策の為にキャンバストップを採用している。
小型ながら実用性が高くて安いNUOVAチンクエはイタリアを中心に人気を集め、年を追うごとに数多くのチューニングモデルまで登場した。中でもエンジンチューンの神様と言われたカルロ・アバルトが手がけた
595 SS
は、当時の小型車クラスで無敵の存在となり、モータースポーツで大活躍している。
もちろんNUOVAチンクエ自体も進化している。デビューから2年後の59年にはエンジンの排気量を499ccに拡大、パワーを18PSまで高めたスポーツモデルを追加、61年には500Dを標準モデルとし、65年には安全性向上のために前開きだったドアを現在の標準である後開きとしてのが本車種である。
元祖ミニマムカーとして、今日でも人気を誇るクルマである。
元祖ミニマムカーとして、今日でも人気を誇るクルマである。
アンディによる評価
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イタリアを代表する名車といえば このフィアット500 リアに空冷式の2気筒エンジンを積んでいる つまり駆動方式は ポルシェ911と同じリアエンジン・リアドライブだ この"500F"はシリーズの後期型で ドアの開き方などがより現代的になっている 誕生は半世紀以上も前のことだけど このデザインは現代のフィアット500にも受け継がれているね |
登場シリーズ
グランツーリスモ5
Cr.2,077,000で購入。
グランツーリスモ6
Cr.2,077,000で購入。
グランツーリスモSPORT
Cr.2,100,000で購入。
グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.1,880,000で購入可能
初期PPはなんと100にも満たない最底辺クラスであり、例えフルチューンしたとしても、まともに勝てるのはサンデーカップあたりが限度だろう。エンジスワップも長い間実装されていなかった。
初期PPはなんと100にも満たない最底辺クラスであり、例えフルチューンしたとしても、まともに勝てるのはサンデーカップあたりが限度だろう。エンジスワップも長い間実装されていなかった。
しかし2025年5月のアップデートVer.1.59にて、遂にエンジスワップが実装され、ホンダ 2&4 powered by RC213Vの「SE75E-2&4」に改装できるようになった。大分前からスワップに対応していたアバルト595と同様ホンダ製のエンジンである。
アバルト595よりやや劣るとはいえ、ミニマムな本車にとってはやはり規格外のパワー。劇的にパワー面が改善されるものの、加速すると前輪が浮いてしまい非常にピーキーな挙動に悩まされる事となる。
アバルト595よりやや劣るとはいえ、ミニマムな本車にとってはやはり規格外のパワー。劇的にパワー面が改善されるものの、加速すると前輪が浮いてしまい非常にピーキーな挙動に悩まされる事となる。
コメント
- カラーバリエーションってできますか? -- (小屋ヨシノブ ) 2022-03-13 19:17:35
- ページすら無かったので見よう見まねで作成。編集お願いします -- (名無しさん) 2022-03-15 18:37:12
- 7では低速低性能 -- (名無しさん) 2022-11-20 11:22:21
- ワンメイクのやつがとてもきつかった -- (名無しさん) 2023-11-30 23:44:20
- ↑2 ルパン三世みたいな挙動期待してたのか? -- (名無しさん) 2023-12-01 12:02:15
- ↑3じゃあ595に乗りな。トランク開いてっからそれっぽいしエンジンスワップしたら挙動もそれっぽくなるからな。 -- (名無しさん) 2023-12-01 15:56:08
- 別にただ事実を書いただけで、文句を言ってる訳ではないような…… -- (名無しさん) 2023-12-01 16:09:29
- ついにこっちにもスワップきたか… -- (名無しさん) 2025-05-15 22:06:14
- アバルトの方は制御できないジャジャ馬だったけどこっちはNAだから扱いやすいジャジャ馬で楽しい -- (名無しさん) 2025-05-24 16:38:44
- まあウィーリーはするけどな -- (名無しさん) 2025-06-09 21:04:11