ホンダ エレメント '03 | ||
![]() | ||
メーカー | ホンダ | |
---|---|---|
英名 | Honda Element '03 | |
年式 | 2003 | |
エンジン | K24A | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N200 | |
PP(初期値) | XXX | |
総排気量 | 2,356cc | |
最高出力 | 160ps/5,500rpm | |
最大トルク | 22,2kgfm/4,500rpm | |
パワーウェイトレシオ | 9.75kg/ps | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,300mm | |
全幅 | 1,815mm | |
全高 | 1,790mm | |
車両重量 | 1,560kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 4速 | |
ダート走行 | 可能 | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | キャッチコピーは「エンドレスサマー」 走るライフガードステーション |
概要
ホンダ エレメントは、アメリカでは2002年から生産・発売され、日本では2003年から逆輸入され発売されていたSUVである。アメリカでは中々に好評で2011年まで生産されていたが、日本ではウケが悪く2005年に輸入を終了しているため、国内では中々お目にかかれない車でもある。
解説
2003年4月に国内市場に登場したアメリカンSUV、エレメントの最大の特徴は、企画・開発・生産をすべて北米ホンダが担当したこと。開発スタッフもほとんどが若いアメリカ人である。いかにホンダが現地に溶け込んでいるかを示すクルマでもある。
開発のキーワードは「エンドレスサマー」。いかにもアメリカ西海岸を思わせる言葉だが、具体的には北米でジェネレーションYと呼ばれる20代前半世代がターゲットだ。
エンジンは2.4L DOHC i-VTEC。チューン内容は異なるものの、
アコード
や
オデッセイ
などにも搭載されていたエンジンと同一のもの。ギアボックスは当時は4速ATのみで、後に5AT/MTが追加されているが、グランツーリスモに収録されているのは4ATである。駆動方式は、普段はFFで、必要に応じて4WDになるリアルタイム4WDだ。
外観は「ライフガードステーション」、つまり海辺でライフセーバーが待機する小屋がモチーフ。ボディ下部にはユニークな無塗装の樹脂パネルが備わる。

左右ドアは画期的な観音開き式で、これを採用しているのは他にはRX-8くらいしかいない。センターピラーレス構造により、高さ1140mm、幅1550mmの大きな開口部が広がる。リアゲートも上下に開くタイプで、ロアゲートをイスにアッパーゲートをひさし代わりに使える。アメリカでいうところの 「テールゲートパーティ」を想定したものだ。
室内もユニークで、樹脂製タンクやリアサスペンションの工夫により低床フラット設計を実現。全長4300mm、全幅1815mmとボディはそれほど大きくないが、助手席を倒せば10フィートのロングボードを、リアシートを両サイドに跳ね上げれば2台のマウンテンバイクをそのまま収納できる。
また水拭き可能なワイパブルフロアや防水シート、撥水ルーフライニングを採用。とにかく自由で使い勝手のいいSUVだ。
また水拭き可能なワイパブルフロアや防水シート、撥水ルーフライニングを採用。とにかく自由で使い勝手のいいSUVだ。
しかし、アメリカではターゲット層であった若者にウケ、かなりの台数が売れたものの、日本国内では不人気となってしまった。その原因としては、2003年の国内市場はまだSUVが発展途上で、市場が小さ過ぎたというのが一番の原因だろう。
当時の売れ筋TOP30にSUVが入っておらず、また当時の主なライバルとしてもRAV4やハリアー、 エアトレック などであり、ライバル数もそこまで多くない。
また、当時はまだNSXやR34GT-RにRX-7、インプレッサにランエボといったスポーツカーや、プリメーラ、チェイサー、スカイライン、アコード、アテンザといったファミリーカーとも両立可能なスポーツセダンが新車だったり、手頃な価格で中古だったりで購入出来た時代であり、ターゲット層であったはずの若者たちはスポーティーなSUVよりもそういったスポーツカーに傾倒していたのも大きい。
2003年ではなく、2022年頃に発売されていれば国内でも売れたかもしれない、時代を先取りし過ぎた車の1台だろう。
当時の売れ筋TOP30にSUVが入っておらず、また当時の主なライバルとしてもRAV4やハリアー、 エアトレック などであり、ライバル数もそこまで多くない。
また、当時はまだNSXやR34GT-RにRX-7、インプレッサにランエボといったスポーツカーや、プリメーラ、チェイサー、スカイライン、アコード、アテンザといったファミリーカーとも両立可能なスポーツセダンが新車だったり、手頃な価格で中古だったりで購入出来た時代であり、ターゲット層であったはずの若者たちはスポーティーなSUVよりもそういったスポーツカーに傾倒していたのも大きい。
2003年ではなく、2022年頃に発売されていれば国内でも売れたかもしれない、時代を先取りし過ぎた車の1台だろう。
tvk 新車情報 公式YouTube chより
登場シリーズ
グランツーリスモ4
Cr.2,590,000で購入可能。
グランツーリスモ(PSP)
Cr.2,590,000で購入可能。
グランツーリスモ5
ユーズドカーディーラーで購入可能。
グランツーリスモ6
Cr.2,590,000で購入可能。
コメント
- そういやエレメントを後輪駆動にしてドリ車改造させたのが海外にあったな。現存してるかな? -- (名無しさん) 2023-12-29 11:01:51
- GT4でこの車使ってみたことあるけど加速が死ぬほど遅いしパワーは全然ないし使い勝手は悪かったな(笑)グリッドスタートのコースだと尚更ひどい -- (名無しさん) 2024-03-14 16:49:40