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フォード トーラス SHO '98

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フォード トーラス SHO '98
Image Credit : kudosprime.com
メーカー フォード
英名 Ford Taurus SHO '98
年式 1998
エンジン V型8気筒DOHCエンジン
タイプ ロードカー
カテゴリー N200
PP(初期値) 407
総排気量 3,391cc
最高出力 238PS/6,100rpm
最大トルク 31.8kgfm/4,800rpm
パワーウエイトレシオ 6.34kg/PS
駆動形式 FF
吸気形式 NA
全長 5,039mm
全幅 1,854mm
全高 1,417mm
車両重量 1,509kg
重量バランス 64対36
トランスミッション 4速
ダート走行 可能か不可能のいずれか
登場 グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
備考 アメ車不況の中を救った、フォードの救世主の3代目だが、
この代から凋落の一途を辿っていく事に…

概要


1986年から登場したトーラスは、フォードの中型セダン/ステーションワゴン。
1970年代後半、オイルショックや排ガス規制によりデカくて大パワーのアメ車が売れなくなり、米国内ですら他国の省エネでコンパクトなクルマが台頭。フォードならびに米国自動車業界は崩壊の危機に瀕していた。
そんな状況を打開すべく1980年代初頭、フォードは30億ドルもの開発予算を投じ、新車の開発プロジェクトを行うフォードにとってまさに社運をかけた挑戦に出た。その新車こそがフォード トーラスである。

欧州、日本のライバルを徹底的に研究して開発され、先進的なデザインと充実した装備、日本車やドイツ車には無いベンチシートやホワイトリボンタイヤが選択できることなど、当時のアメリカ人の好みを押さえたことにより米国市場では記録的なセールスを叩き出し、1989年にはドイツ車や日本車を抑え全米販売ナンバー1に輝くなどフォードを破綻の危機から救ったクルマとなったのである。

↑トーラスはタクシーやパトカーとしても採用されていた。フィクションになるが、その先進的なデザインからか近未来の世界を描いた映画「ロボコップ」で登場するパトカーとして採用されていたのも印象的か。

グランツーリスモに収録されたトーラスは、1996年から発売された3代目にあたるモデルで、上級グレードのSHO(SHOはスーパー・ハイ・アウトプットの略)。2では99年式が収録されていたが、本車は4から収録された98年式。残念ながらレーシングモデファイを施行できなくなった為、2のようにNASCAR仕様にできなくなっている。

特徴のある曲線美をもつこのボディは、当時フォードが推し進めていたデザインテーマ「オーバルデザイン」を採用したことによる。
オーバルデザインとは、その名の通り、内外装のデザインに楕円形を用いるというもの。フォードのトレードマークが楕円形であることに由来する。トーラスでは窓の形状、ライトなどの至る所で採用されており、オーバルデザインの代表車種の一つである。

どこか当時の日本車のような雰囲気が感じられ、日本のクルマ好きの間では「丸目」と呼ばれ親しまれていた。
しかしガッツリとしたクルマを求めているアメリカ市場でこの「オーバルデザイン」は受けが良くなかった。アメリカだけではなく、右ハンドル仕様を導入してまで投入された日本市場でも、サイズの大きいトーラスの売れ行きは悪かったようで、この3代目で他国車との競合に大きく遅れをとる事となってしまった。

続く4代目以降も、デザインに魅力が感じられない等の理由から販売不振が続いてしまい、6代目以降からは中国、中東市場でのみ販売することを発表した。

解説

アッパーミドルクラスセダンに高出力エンジンを組み合わせたツウ好みの1台

トーラスは、フォードのアッパーミドルクラスを担うセダン&ステーションワゴンとして、1986年にデビューした。元々は空力的に洗練されたボディを持つファミリーユース向けモデルである。

そのトーラスのラインナップに1989年、硬派なモデルが加わった。その名はトーラス SHO。SHOの意味するところは「スーパーハイアウトプット」、すなわち高出力ということ。スタンダードモデルの最強エンジンが140 PSの182CI V6OHVだったのに対し、SHOは220 PSを発生する専用のDOHC24バルブヘッドを持つV6を搭載していた。

このエンジンの特徴的なDOHCヘッドを開発したのは、日本のヤマハだ。トランスミッションの開発も提携関係にあったマツダによるもので、アメリカ車としては異例の5速マニュアルのみだった。ボディバリエーションはセダンのみである。

トーラス SHOは1996年にフルモデルチェンジを実施する。これ以降、エンジンは238 PSを発揮する207CIのV型8気筒DOHC32バルブへと進化したが、価格がスタンダードモデルの2倍にも相当する3万ドルとなり、販売台数を鈍らせることとなってしまった。本来トーラスのフラッグシップとして誕生したSHOは、次第にトーラスの1グレードへと存在感を薄めてしまうのである。

トーラス SHOの最後は1999年モデル。2000年にフルモデルチェンジしたニュートーラスに、SHOの姿はなかった。その上級グレードには、かつてのSHOに準じたスペックを持つ3L DOHC24バルブ V型6気筒が搭載されているが、こちらはフォードによる自社設計のデュラテックユニットで、パワーも201 PSにとどまっている。

登場シリーズ

グランツーリスモ4

中古車ディーラーで購入可能。
ミッションレース:新旧フォード対決!で追いかける事にもなる。

グランツーリスモ(PSP)

Cr.2,751,000で購入。

グランツーリスモ5

中古車の場合
価格はCr.XXX,XXX,XXX×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う

グランツーリスモ6

Cr.2,751,000で購入。

コメント

  • オーバルデザインはスコーピオとか変なのが続出して不評だったから、フォーカスあたりからあっさり諦めた。 -- (名無しさん) 2024-08-21 10:21:55
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