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メルセデス・ベンツ ウニモグ Type 411 '62

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メルセデス・ベンツ ウニモグ Type 411 '62
Image Credit gran-turismo.com
メーカー メルセデス・ベンツ
英名 Mercedes-Benz Unimog Type 411 ’62
年式 1962
エンジン OM636-VI-U-Unimog
タイプ ロードカー
カテゴリー N100(推定)
PP(初期値) 32.40
総排気量 1,767cc
最高出力 30PS/2,500rpm
最大トルク 10.3kgfm/2,000rpm
パワーウェイトレシオ 63.66kg/PS
駆動形式 4WD
吸気形式 NA
全長 3,800mm
全幅 1,670mm
全高 2,140mm
車両重量 1,940kg
重量バランス 65対35
トランスミッション 6速
ダート走行 可能
登場 グランツーリスモ7
備考 メルセデスの誇る多用途特殊車両。
「45度くらいの坂なぞ楽らく登る」

概要

ウニモグとは、ダイムラー・トラック社が製造しメルセデス・ベンツブランドで販売する作業用トラック。はしご型フレームの構造と頑丈な全輪駆動システムを備えたこのトラックは、農業や遅い耕作、清掃、高所作業、災害対応、物流、鉄道、空港、鉱業、建設、軍事と多くの分野でひときわ存在感を放っている。そう、ウニモグの名前を聞けば多くの人々がその頼もしい姿を思い浮かべるに違いない。長い歴史と実績を誇り、あらゆる場面でその活躍を見せてきたからこそ「これが多目的トラックだ」と皆が納得してしまうわけだ。

ちなみにウニモグというのは「Universal Motor Gerat」の略称で、日本語に訳すと「多目的動力装置」となる。つまり形としてはトラックに見えるが、本来の目的は1000種類にもなるさまざまなアタッチメントなどを装着・換装し、工事や保守などに使用するための特殊車両だ。

ウニモグの物語はWWII終戦を迎える1945年にまでさかのぼる。当時ダイムラー・ベンツの航空機エンジン生産部門を仕切っていたアルバート・フリードリヒという男が「農業のための汎用的な機械化された車両」を思いついた。それはただのトラックではなく彼の頭の中にあったのは、ひとつのトラックが様々な作業をこなせるようにただアタッチメントを変えるだけでいいという、まるで魔法のようなアイデアだった。合理的で経済的なこのコンセプトは、時が流れ70年以上にわたってユーザーから愛されることとなった。

本格的な生産が始まったのは1948年だ。最初は機械工具メーカーであるベーリンガー社によって作られていたが、1950年にはすべてダイムラー・ベンツに移管され大量生産に向けて改良が施された。そして1953年、ついに401/402シリーズが登場し、1956年には411シリーズが続いた。411シリーズは、より強力なエンジンと強化されたシャシーを備えた新しい形態だった。そのラインアップには、3つの異なるホイールベースといくつかのボディタイプが用意され、12種類のモデルが登場した。それらはただの車両ではなかった。ひとつひとつがまるで目的に応じて変わり続ける不思議な存在であり、アタッチメントによってどんな作業にも対応できるのだった。

ウニモグはただの道具ではなく、時に静かな物語を紡ぎながら、今日まで多くの人々の手を借りてあらゆる場所でその力を発揮し続けている。

余談

+ ...
日本国内でウニモグの知名度を一躍広めるキッカケとなった作品として、新谷かおる氏の戦記漫画「エリア88」の存在は外せないだろう。

主人公・風間真がアフリカの架空の小国「バンバラ」にて同国大統領一家の護衛作戦に参加した際、部下のマップが脱出用に用意した車両として登場。その優れた悪路踏破能力を存分に発揮し、傾斜角45度の急斜面やほぼ垂直の断崖絶壁を登りきるという活躍を見せた。

なお、現実のウニモグも傾斜角45度の急斜面は登坂可能ではあるが、流石に後者のような垂直に近い壁を登るような事は不可能。

解説

ゲーム内の解説や公式解説などを記入してください!

マキールによる評価

メルセデス・ベンツは乗用車のみならず
商用車の分野でも傑作を送り出しています

その象徴的な1台が ウニモグ

ウニモグ (UNIMOG) の車名は ドイツ語の
“多目的動力装置(UNIversal-Motor-Gerät) "から付いた名前です

ウニモグの起源は 1945年に構想された
不整地でも走れる農業用の全輪駆動車

さまざまなアタッチメントを装着し
多様な作業をこなす画期的なクルマでした

1951年にはスリーポインテッド・スターを冠する
初のモデル 401/402が誕生しますが

その後継となったのが
この“Type 411”です

401から受け継いだラダーフレームの上に
キャビンと荷台を備えた411は

“最後のオリジナルウニモグ”ともいわれる
貴重なモデル

現代では農業用車両という枠を超えて
第一級のヴィンテージカーとしての価値がありますね

登場シリーズ

グランツーリスモ7

Ver.1.56アップデートで登場。まさかのレジェンドカー扱い。しかし長年に渡り様々な場所で活躍した名車であり、人類の活動を支えた一種の機械文明の象徴とも言えるものと思えば納得かもしれない。レジェンドカーディーラーでCr.4,600,000で買える。


ギャラリー

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Image Credit : gran-turismo.com

コメント

  • PPが低め -- (名無しさん) 2025-02-28 20:52:11
  • ↑2 直進では登れないので道をほぼ横断する角度で進むことで斜度を下げ渡りきったら角度変えてバックで横断してまた角度変えて登るを繰り返してた -- (名無しさん) 2025-02-28 21:35:31
  • ワイド化とインチアップも含めたフルチューンでニュル北9分。こんなに伸びしろのある子ははじめてじゃない? -- (名無しさん) 2025-02-28 22:33:23
  • ルームミラーに映らない非実在荷台 -- (名無しさん) 2025-03-01 17:46:48
  • 昔ミニ四駆でシティターボと共に買ってもらった。ダッシュ1号エンペラーなんかよりこっちのほうが好きだった -- (名無しさん) 2025-03-01 21:34:12
  • 子どもってはたらくくるまも大好きだからね… -- (名無しさん) 2025-03-02 11:53:31
  • 荷台つけて佐川急便にしたらなかなかゴツい佐川急便ができたw -- (名無しさん) 2025-03-03 09:15:06
  • 「し、信じられん……こんな所をクルマが走れるなんて……」 -- (名無しさん) 2025-03-04 22:05:21
  • レイクルイーズのショートでCP操作のこれ(吊るし)が坂登れて無かったなw -- (名無しさん) 2025-03-12 00:46:03
  • 「空しか見えん……まるで戦闘機で急上昇しているみたいだ……」 -- (名無しさん) 2025-03-19 03:50:07
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