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グランツーリスモ Red Bull X2010

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グランツーリスモ Red Bull X2010
Image Credit : Silnev / IGCD.net
メーカー グランツーリスモ
英名 Granturismo Red Bull X2010
エンジン V型6気筒直噴ツインターボ
タイプ レーシングカー
カテゴリー Gr.X
PP(初期値) 971
総排気量 3,000cc
最高出力 1,458ps/15,000rpm
最大トルク 70kgfm/12,000rpm
パワーウエイトレシオ 0.36kg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 TB
全長 4,750mm
全幅 2,180mm
全高 980mm
車両重量 545kg
重量バランス 46:54
トランスミッション 7速
最高速度 450Km/h
登場 グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
備考 ファンシステムを搭載。
エイドリアン・ニューウェイ氏が生んだF1を超えるレースカー

概要


ポリフォニーデジタルと、F1コンストラクターのレッドブル・レーシングとのコラボにより生まれた公式チート車。コンセプトは「レギュレーションから開放された、地上最速のレーシングカー」としており、デザインと設計はF1でも1992年のウィリアムズFW14Bといったチャンピオンマシンを生み出した天才デザイナーの エイドリアン・ニューウェイ 氏が手掛けている。

解説

X2010はグランツーリスモシリーズの製作・販売業務を行っているポリフォニーデジタル(以下、PDI)と、F1コンストラクターのRed Bull Racingとのコラボにより考案された。

当初は「Red Bull X1」という名前だったが、GT5のVer.1.05のアップデートにより本名称に変更された。

PDI側の提案した、ウィングカー構造にガスタービンエンジンを搭載したマシンというアイデアは、Red Bull Racing チーフデザイナーのエイドリアン・ニューイ氏のアドバイスによってボディデザインのリファインに加え後述のファンカーという要素が加わり、X2010として結実したのだ。
Red Bull Racing とのコラボで生まれたマシンという事情もあり、名称に「Red Bull」が入り、車体にもロゴが描かれている。

あくまでゲーム中でのみ存在する架空のクルマだが、東京オートサロン2012にてS.Vettelバージョンの原寸大モデルが展示されたこともある。
ちなみにSFなどに見られる架空の技術を採用しておらず、いずれも既存の技術を使用していることから、現実的に再現可能な車両であると言える。
コンセプトは「レギュレーションの制限から開放された、地上最速のレーシングカー」。それを実現するために、今日の自動車レースでは禁止されている技術までもが投入されている。

その最たるものが、 シャパラル 2J やブラバム BT46Bに搭載されたファンカーシステムの導入。ボディ下部を流れる空気をファンで強制的に吸い出し、リアの排出口から空気を出すシステム。これで路面に吸い付くような力を発生させ、速度に依存しない安定したダウンフォースを獲得している。これに関しては当Wikiのグランドエフェクトとは?で解説しているので見てほしい。

それらに加え、タイヤが剥き出しであるフォーミュラカーと違い、タイヤをカウル(スパッツ)で覆って空気抵抗を削減するなど、様々なレーシングマシンのいいとこ取りと言えるデザインである。元々持っていた高速域の高いダウンフォースに加え、ファンによって得られる恒常的なダウンフォースはまさに鬼に金棒と言えよう。

そのコーナリングスピードは凄まじく、最大8.25という横加速Gはジェット戦闘機の最大加速時に匹敵する。これは人間が瞬間的に耐えられるほぼ限界の数値だという。恒常的にここまでの負荷がかけられれば普通の人間では耐えられない。

実際、横Gに慣れているはずのインディカードライバーですら、横5Gを10秒受け続けると失神してしまうレベル。それ以上のGがそれ以上の時間右に左にとかかり続けると考えればまず耐えきれない。乗るドライバーにも相当な訓練が必要かもしれない。

搭載されるエンジンにはV6ツインターボを採用された。極限まで軽量化し、ダウンフォースを優先したコンパクトな設計である。

シェイクダウンは、2010年当時在籍していたRed BullのF1ドライバー、セバスチャン・ベッテルが担当。鈴鹿のF1マシンのコースレコードを20秒以上更新するという化け物ぶりを見せ付けた。

ベッテル曰く、「とてもトリッキーな車だが、一度理解してしまえば凄く楽しく走れる」車とのこと。ハイパフォーマンスに最初は戸惑うかもしれないが、乗りこなせば速く楽しいマシンと言えるだろう。

ちなみにグラベル等に入るとファンシステムの為、後ろのファンから砂埃が巻き上がる。

ギア比は通常のフルカスタマイズトランスミッション同様、速度を1速~7速で均等に割ってあるため、ノーマルのギアでは1速は使わないほどローなのでやや使いづらい。好みでクロス寄りに調整して見ると良いだろう。

ホイールとタイヤはカウルで覆われているため通常は見え辛いが、ピット作業などで形状が確認出来る。ホイールはセンターロックナット式で黒色の5本スポーク、タイヤはサイドウォールに赤いマーキングが施されている。また、レインタイヤ、インターミディエイトタイヤを装着すると、そのタイヤを示す緑色のマーキングが施される。(2010年のF1と同じ仕様)ここの細かい作り込みはF1ファン必見だ。

モデリングは車体底面まで細かく再現されており、ファンシステムの吸入口やディフューザーの形状まで精密に再現されている。
ダッシュボードの左右に後方を映しているパネルが設置されているが、あの位置では構造上ミラーは写らないので、恐らく小型のバックモニターと思われる。

X2010のカラーリングは単色系で、カラーバリエーションは20色あり豊富であるが、レーシングカーであるためボディペイントが出来ない事が実に悔やまれる。まあ、しょうがない。

2012年9月20日に オートアートが「レッドブル X2010」の1/18精密ダイキャストモデルを発表(グランツーリスモ.com)した。
価格はそれぞれX2010(カラーバリエーションとして赤、白、オレンジが用意されている)が各17,800円、S.ベッテル車が19,800円、プロトタイプが20,800円(いずれも税別)となっている。ぜひ探してみて欲しい。

登場シリーズ


グランツーリスモ5

Cr.2,000,000,000で購入可能。

GT5初のDLCにて、レッドブル X2010をさらに進化させたレッドブル X2011 プロトタイプが登場した。

また、Red Bull X2010の派生車として、Red Bull X2010 5G(未作成)という車が期間限定のイベントで登場していた。X2010をベースにこのイベント専用にデチューンを施した車である。

さらに、GT5外部ツールなどの解析で、Red Bull X2010 JP FLAG COLORという派生車も作られていたことが確認されている。これは東日本大震災の復興を祈るものだが、残念ながらお蔵入りしており、正式な入手方法は今のところない。復興祈願モデルなのにお蔵入りしたのが惜しまれる。

グランツーリスモ6

Ver.1.00ではCr.2,000,000,000で購入可能。
それ以降はCr.600,000,000に値下がり。14億円値下げってスーパーの大安売りかよ‼︎

本作でのXチャレンジはレッドブル X2014 ファンカー(未作成)を使用するため、それ以外のXシリーズはPPの関係上キャリアモードでは使用できない。残念。

一方、グッドウッドの5-3ではグランツーリスモ Red Bull X2010 Prototypeで走ることになる。超加速、超コーナリングのマシンで狭いグッドウッドを走るという難題は多くのプレイヤーを苦しめた。

さらに、F1カー相当のスペックの Red Bull X2014 std という車両も作られた。

グランツーリスモ5のX2010と違う点

  • エンジン音の変更
  • ゼッケンの削除
  • タイヤメーカーロゴがピレリに変更
など。

コメント欄

  • オーキド博士は関係ないので変更しました。 -- (名無しさん) 2022-08-30 23:35:58
  • X2010 5Gはごく短い期間に一度配布されただけで、6にも続投しなかったかなりのレア車。 -- (名無しさん) 2023-12-25 13:12:00
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