グランツーリスモWiki

大切な愛車・相棒が盗まれる前兆とは?

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

概要


自動車窃盗は他人事じゃない!あなたの車も狙われている!
かつて億万の走り屋を魅了した20年以上前の魅惑のスポーツカー達(あとついでにレクサスやアルファードみたいな高級車)は、今やその希少性から走っているところをひと目見られるだけで犯罪者集団に尾行されて目を離したスキに盗られたりする。そんな峠を走りこんでた走り屋なんかより酷くアウトローな彼らの手口・対策法を述べていく。

…「グランツーリスモ関係なくない?」って?やめろその言葉は俺(筆者)に効く

……いやいや、スープラの項で話したが、GT7でドライバーのイゴール氏がブラジルへ帰る際に父親のスープラが行方不明になってしまった事を話しているし、日本でも愛知県警が自動車窃盗に関する情報への報酬金制度を設立したり、プロレーシングドライバーの織戸学氏も現在起きている相次ぐ自動車窃盗に対し厳罰化を求める署名をネットで行ったりと、今自動車窃盗は「煽り運転」、「公道での暴走運転」と並ぶ自動車による社会問題と化している。もしこれらの車両を持っている人は決して他人事ではなく我々グランツーリスモユーザーや自動車愛好家の諸君にとっては絶対に『ゆ゛る゛ざん゛!!』と言うべき窃盗犯にリボルケインをぶっ刺したいくらい許すまじ事態である。
まあ盗まれようなら自慢の愛車が目の前から消えるだけでなく、愛車を購入・投資したお金も水の泡と消えてしまう。IS THAT A SUPRA?!……という事にならないように、ぜひ見ていってほしい。
愛知県警の自動車窃盗に関するサイトはこちらから→https://www.pref.aichi.jp/police/anzen/anmachi/csr/keihatukatudou.html

自動車盗難情報局Twitterのアカウントはこちらから→https://twitter.com/jidousha_tounan
自動車・バイク窃盗の厳罰化をさんのTwitterアカウントはこちらから→https://mobile.twitter.com/sieto2ziiijw52f

なぜ悪い輩は車を盗むのか⁉︎

今日最近クルマの盗難がかなり有名になっているが、その理由は
  • 相場が上がってきて高く売れる
  • 一度コンテナに詰めて海外に流せばほぼ100%足はつかない
からであり、要は金のなる木がそのへんに生えているようなもんなのである。
特に20年以上前に作られた国産スポーツカーの場合はGT7の中古価額が上がっているのも実感出来るように、海外での国産車人気の高まり(特に25年ルールがある北米や、年式の新しいのも含めて日本車の人気があるロシア、アジア系の国などで)があり良い奴は海外のバイヤーが中古車屋さんで探して買ってくるが、悪い輩は盗む、という事である。
また最近のクルマは多機能化や品質の向上で部品だけでも高く売れる事が出来るようになり、上の画像のようにクルマのパーツだけをごっそり盗んであとはネットオークションやフリマサイトで売り捌く輩もいる。特に部品だけだと足が付かない事もあり結構多い。

最近では、古い型のプリウスも狙われている。そのターゲットは高値で取引される希少金属を含んだ排ガス浄化装置「触媒コンバーター」。 希少金属の含有量は古い年式のハイブリッドカーほど多く、多く出回っているプリウスが狙われているのだ。
また、下の写真のように盗んだクルマ自体も海外に流す際にバラバラに解体してからコンテナに詰め込んで、海外でクルマを組み立ててしまうケースもある。
引用先https://twitter.com/jidousha_tounan/status/948498353221857280より

あと特に「海外に流す」ということに注目してほしいのだが、何でなのかというと日本では車体番号が登録済みでも海外では未登録、つまり盗ってきたか買われて輸入されたかなんて見分けられないのである。もちろん相場に合わせて被害額も膨れ上がって大きな問題になりつつあり、警察も動き始めているが海外に行くコンテナを一々見るのは無理なので、基本自分にできることは付け狙われていることにさっさと気づいてどうにかするしかないのである。
基本奴らが気にしているのは「どの程度の頻度で動かしているか・どのくらい愛車を見に来てる」で、手口の多くはクルマが動いているかを判別するためのものである。
大事なのは目をつけられたら基本終わりということであり、大切な相棒を守るためにもすぐに手を打とう。

そして、こうした犯罪が相次ぐ訳にも、先程織戸学のTwitterの署名でも挙げていた通り、『現在の法律では例え自動車窃盗を犯しても受ける罰則が軽く済んでしまい、再犯率も高い』という事もある。 RX−7の窃盗事件 のケースでは犯人の1人が前科6犯、窃盗団のリーダーであったのにもかかわらず、判決が懲役5年という軽い刑になったのである。前科持ちという事は何度も捕まったとしてもムショに入る期間が短いのでまた出所したら再犯してやらかす……。前科6犯なのに5年で済むとはおかしくはないだろうか?
無論、この厳罰化に進む動きはあり、2022年12月19日には「車両盗難厳罰化を推進する会」が1万6000以上の署名を警察庁、国交省、財務省などの6省庁に提出している。やはり法律の力を強化しない限りは減少する事は無いだろう。

手口

  • 前哨戦
外人が目当てのおクルマを偵察しにいき、相棒の写真をパシャリと取っていく。
何でこんなことするのかというと、「盗る前にリストアップして目星をつけておく」「海外でECサイトに掲載し、買い手が見つかるようにする」という理由らしい…
対策としてすることができたら苦労しないが…は、後述の車カバーをかけたりして目星をつけられないようにしておくこと。また、「目星をつけられる=何らかの手段で存在を嗅ぎつけている」といっても過言ではないので、ここばかしは承認欲求を押し殺し、SNSに家の近所が写った写真を撮って上げないこと。当たり前だが、どこの風景をバックに撮って上げるとしてもナンバーは絶対隠しておこう。市区町村でヤツらに勘を当てられたら目も当てられないことになる。
何故か「県外ナンバー」×「30プリウス」で偵察してるケースが多いようなので、何か胸騒ぎがしたらまわりへ気配りをしておこう。
  • チラシ型

ボディやウィンドウにベタッと貼り付けていくタイプ。最近有名になりすぎてこの手口は少し減ってきている模様。ワイパーに挟まれるだけならまだ可愛い方でクルマにテープでガッツリ貼り付けてく迷惑千万なクソ野郎もいる。この手のチラシなどは
  • 古物商の番号が殆どが適当な羅列
  • 聞いたことない会社名
  • 電話を掛けると応対するのがほとんど外人
である。

電話を掛けると査定しに来るがこれがなかなかに酷く、上記の動画は一例であるもののRX7の査定額が100万とかふざけた値段を提示してくる。どうせ盗むんだから関係ねーだろ!また車体番号を写真で撮るものもいるようで、おそらく番号を削った個体に新しく打ち直すための番号をもらいに来ている。
対策としては見つけ次第すぐに剥がそう。電話も絶対かけないこと。諦めず貼り付けてくることも多いが気を抜かずに絶対剥がし続けよう。
  • シール型
これは最近出始めてきた手口でクルマのホイールにちっちゃく丸いシールみたいなものを貼っている。筆者のCR-Xもこれで狙われ始めた模様
恐らくシールが貼ったときと位置がズレていなければ動いてないと判別するのだろう。非常に見にくく気づきにくい。友人のシビックはリムの内側に貼られていた模様。
対策としてはこれも剥がす…なのだが如何せん見にくすぎてそもそも狙われているのかがわかりにくい。まあクルマを降りるときに一応ホイールを観察してから家に入るしかない。
  • Airtag仕込み型
iPhoneでおなじみApple社が作った紛失予防タグ。物にタグを取り付けてiPhoneとかと連動するもので、GPSでタグの位置を追って無くしたものの場所がわかるというものだが、悪用すればiPhoneさえあればどこに行こうが隠そうが場所がバレるというもの。(この手口は海外ではストーキング行為にも使われるようでAir taggingと呼ばれるらしい。)
対策としてはこれはiPhoneを持っていると「AirTagはあなたと一緒に移動しています」とか何とかのメッセージが表示されるようで、iPhoneがなければiPhoneを持っている友人に協力してもらう方が良い。
  • リレーアタック型

最近のクルマに多いパターンがこれ。従来のように車のキーを鍵穴にさして回す必要がなく、車のキーを持ってドアノブに触れることでロックが解除できるスマートキーと車本体には、お互いの電波を認識するための送信機・受信機が設置されており、スマートキーが車から半径1メートル~1.5メートル程度の範囲に近づくことで、これらの機器が自動的に電波を識別し、ドアロックの解除などが可能になるのだが、悪い輩はスマートキーが放っている微弱な電波を特殊な機器によって増幅させ、この電波を車両まで中継することで、ドアロックの解除やエンジンの始動を可能にしてしまうのだ。
これを防ぐ方法は五つある。
  • スマートキーを電波が遮断できるケースに入れる(金属製の缶ケースがおすすめ)
  • 玄関付近などに鍵を置かない
  • 節電モードを設定する(一部メーカー)
  • リレーアタック防止装置を設置する
  • スマートキーの微弱な電波をオフにする

  • CANインベーダー型
なにこれ?って思うだろうが、これは車のセキュリティシステムが通っているワイヤーハーネスに端子を噛ませてセキュリティを超強引に突破するものであり、人間でいうと大脳皮質に電極を突っ込んで外部の装置から「歩け」「手を動かせ」「上を見ろ」と直接命令を送っているイメージが一番近く、いわゆるクルマのコンピュータに“直接ハッキングして乗っ取ってしまう”のと言えば分かりやすい。これもリレーアタック同様、特に最近のクルマに多いパターンで、多機能化や先進装備の搭載が進む中でこれはどうしても避けられない。
しかもヘドロをかき集めたような害悪な集団はこれをなんと車種別に攻略しやすくするように作り分けられているらしい。クルマは主に整備性の都合でECUやバッテリーから伸びる配線がタイヤハウスやフロントフェンダーに通っているので、このタイプはそこを突かれて盗られる。
対策としては配線の引き直し…だが労力も車種も考慮しても非現実的すぎる。一番面倒くさくなくてコストがかからない方法は正直毎日車中泊してクルマから離れないこと以外打つ手がない。
それでも「無理!」ならば、物理的に防ぐ方法を取るしか無い。タイヤロックやハンドルロック、シフトレバーのロックとかの物理的な対策は乗り降りがしにくくなってめんどくさいが、車両窃盗をもくろむ犯人にとっても面倒な車だと思わせることができ、抑止力につながる。こうした器具はカー用品店とかにあるので探してみよう。また、防犯カメラの設置もおすすめしたい。それだけの労力をかけてまで愛車を守るという『愛』と『覚悟』があるなら、やる価値は大きい。(特に2シーターのクルマで車中泊はキツすぎるだろうし。)

対策

今までのやつは基本受動的だがここからは自分からやっていく方を述べていく。
  • 車カバー

クルマに覆いかぶせるカバー。剥がしてくる輩の対策でワイヤータイプの鍵をつけると多少マシになる。ピタピタなやつもあるがダボダボな方がシルエットがかなり曖昧になるのでおすすめ。要は何のクルマなのかわからなくすればいいのでこうするだけでもかなり効果的。剥がすのにモゾモゾしている姿は自分も窃盗団も含めとても目立つので、安さも相棒の塗装も簡単に守れる点も含めて防犯対策としては非常に有効。

  • シャッター付き貸車庫
家にガレージがない人向け。もちろん車カバーよりもっと何のクルマかわかりにくくなるので、できればこれを借りて相棒をブチ込んだ方がさらに良い。ただしクルマのサイズ如何によって入る入らない・駐車や出庫の難易度がかなり高くなることがあるので、これにするなら事前にしっかり確認しよう。
あと鍵を閉めないと意味がないので絶対閉めること。
また、注意したいのがオートロックのマンションの駐車場にクルマを止めている人。 セリカを盗まれた人によると、 オートロック式だったのになぜか犯人が持っていた鍵で侵入されて盗まれてしまった。なぜ持っていたのかはあくまで推測だが、住人の誰かが落とした鍵を偶然拾い、合鍵を作って侵入されてしまった可能性もあるだろう。ぜひ、そういう事もあるので大切なクルマは貸車庫に入れる、という事も考えて欲しい。

  • 警備会社に頼む
文字通り。会社によっては車もいけるプランがあるようなので、クルマから離れる時間が長い人には一考。

  • 後付イモビライザー
頼めるならば警備会社のほうがいいと思うが、何せあちらは結構高く月額制なことが多く負担が重い。
物によって近づいて車内を観察するだけでピーピー鳴るものもあり、音が響くので抑止力としては中々効果的。

こういう道具を用いたものもあるが基本大事なのはクルマを変則的に頻繁に動かすことである。盗むタイミングがつかめなければ犯人は諦めざるを得ないので防犯のためにもしっかり乗ってあげよう。


グラソWikiは“自動車窃盗”を絶対にゆ゛る゛ざん゛!!

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー