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トヨタ Momo Corse Apex MR2 GT (JGTC) '99

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トヨタ Momo Corse Apex MR2 GT (JGTC) '99
メーカー トヨタ
英名 Toyota Momo Corse Apex MR2 GT (JGTC) '99
年式 1999
エンジン 3S-GTE
タイプ レーシングカー
JGTC-GT300
カテゴリー Gr.4?
PP(初期値) XXX
総排気量 1,998cc
最高出力 374ps/6,500rpm
最大トルク 31,3kgfm/4,000rpm
パワーウエイトレシオ XX.XXkg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 TB
全長 4,170mm
全幅 1,760mm
全高 1,210mm
車両重量 XXXXkg
重量バランス XX対XX
トランスミッション 6速
最高速度 XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい)
登場 グランツーリスモ2
備考 90年代におけるGT300の技巧派
ホームセンターで調達した素材を使ったDIYチートマシン。

概要

土屋エンジニアリングが1999年シーズンのJGTC全日本GT選手権のGT300クラスに出場するために開発されていたモモコルセ アペックス MR2。
ドライバーラインナップは、新田守男と高木真一の2人のコンビでステアリングを握っていた。
MR2は1996年度から全日本GT選手権に参戦し、当初からコーナーリングマシンとして注目を集めていた。本車両のオーナー、つちやエンジニアリングはこの年は1戦のみのスポット参戦にとどまり本格的に参戦するのは97年度からとなる。
最大3台のMR2が参戦していたが、後に頭角を現す様になったのはつちやエンジニアリングのマシン。98年度は6戦5勝を上げて遂にGT300シリーズチャンピオンを獲得。翌99年度はニューマシンのS15シルビアやシリーズ終盤から参戦したポルシェ911(996形) GT3-Rを相手に激戦を繰り広げたのちに僅かなポイント差で2度目のシリーズチャンピオンに輝いた。ちなみに、最終戦でタイトルを争ったxanavi ARTA シルビアのドライバーの一人は土屋武士氏、つちやエンジニアリングの監督である土屋春雄氏の息子であり、土屋の親子対決という形になった。タイトルをとれなかった土屋武士氏が土屋エンジニアリングでタイトルを取るのは17年後のことである。詳しくは【その他のクルマ】トヨタ Vivac 86 MC '16を参照
その後、つちやエンジニアリングはGT500に参戦する事が決まり、99年度はつちやエンジニアリングとジョイントしていたAPEX(現apr)は新型のトヨタ スーパーオートバックス APEX MR-S '00にスイッチする事になる

余談ではあるが、MR2のGT500仕様として1994年にスリーテックが「スリーテック・MR2」、1997年にコブラレーシングが「R.F.LEYJUN-MR2」というマシンで参戦予定であったが、スリーテックは別レースでのクラッシュによる損傷、コブラレーシングはエントリーキャンセルとなったため実現しなかった。1995年にスリーテック・MR2のドライバーであったダン・フジサワ氏がGT2クラスに「トヨタ・MR2」というチーム名で出走したものの予選落ちとなっており、このトヨタ・MR2がスリーテックのマシンなのか別物のMR2なのかは不明。コブラレーシングのMR2は今もなお謎に包まれている。

解説

96年当時、全日本ツーリングカー選手権(JTCC)に参戦していたカローラ・セレスのパーツを移植。フロントのリップスポイラーも実は建築材料とかでも使われている身近な材料である、ベニヤ板製だったりする。
ホームセンターで売られている素材もふんだんに使い、TRDの設計図も参考にしながらもなるべくローコストで仕上げる方針で製作された、まさにDIY精神の塊。それでメーカーがワークス体制で制作し、カーボンとかの最新テクノロジーを載せたマシンすらを相手にしてぶっちぎってしまったのだから、これを作ったつちやエンジニアリングはさしずめガンダムで言うとこの『SEED ASTRAY』に出てくる主人公ロウ・ギュールだろうか……。もう漫画でも描いてもおかしくない話である
ただ、想定以上に軽くなった為、ドアやウインドウなどをノーマルに戻すなど規定重量になるように調整したとの事。99年度は規定により車重が1075kgとなっている。
エンジンは元々NAだったが、97年度のシーズン途中からターボ化。335ps/5600rpmを叩き出すスペックを得た。こうして仕上がったマシンはフォーミュラカーに近い乗り味を実現し、参戦中に小改良を加えながらも99年度まで運用、それで見事にチャンピオンを得たのだから、とにかくローコストで改良しまくっていった精神は脱帽せざるを得ない。
これ等のノウハウは現土屋エンジニアリングにも受け継がれている。
レース中にリアディフューザーが破損したときには、春雄氏自らこれをもぎ取ってレースに復帰。こんなことができるのもプライベーターである職人であるつちやエンジニアリングならではだろう。
なお、CピラーにIHIのロゴがあるのは、インプレッサ用の純正タービンをIHIで加工したものを採用していたため。恐るべき流用である。


登場シリーズ


グランツーリスモ2

本作ではGT300 チャンピオンシップのプレゼントカー。(ランダム)
ただし、収録されているGT300のマシンの中では遅く、使い道がほとんどない。
(ゲーム内のスペックは380ps/6500rpm、43kgm/4000rpm、1290kgとなっているがコレは実車のスペックではない。また、ボディ幅なども誤入力である)
また、夜間走行だとリトラクタブルライトが開く設定となっているが、実車は固定ライトである。(ボンネットに空いている小さい穴がライト)
この他、GT2の没データにつちやMR-2とバーディークラブMR-2も存在していたが、これらはレーシングモデファイ機能で再現可能であった。

コメント

  • ちょっと前までお台場にあったけど、今どこにあるんだろう? -- (名無しさん) 2025-01-16 10:54:31
  • このMR2ならつちやエンジニアリングの工場で保管してたはずです -- (機関士見習い) 2025-07-01 20:00:41
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