ポルシェ 911 GT1 Strassenversion '97 | ||
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メーカー | ポルシェ | |
---|---|---|
英名 | Porsche 911 GT1 Strassenversion '97 | |
エンジン | M96/80 | |
年式 | 1997 | |
タイプ | ロードカー ミッドシップ | |
カテゴリー | N500 | |
PP(初期値) | 635.18 | |
総排気量 | 3,164cc | |
最高出力 | 541ps/7,000rpm | |
最大トルク | 61.2kgfm/4,000rpm | |
駆動形式 | MR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,890mm | |
全幅 | 1,990mm | |
全高 | 1,140mm | |
車両重量 | 1,200kg | |
重量バランス | 48対52 | |
トランスミッション | 6速 | |
最高速度 | 308Km/h (公称値) | |
登場 | グランツーリスモ7 | |
備考 | GT1規定のロードカー、翌年はプロトタイプカー風の化け物へ……。 | |
FIA GT1系の収録車種一覧 |
概要

ル・マンでマクラーレンF1に勝てなくなったポルシェが、市販車の911をデザインベースに開発したGT1マシンであり、本車種はその公道仕様版にあたる。車名の「Strassenversion(シュトラッセンバージョン)」はドイツ語で「公道バージョン(Street Version)」という意味になり、グランツーリスモ7でもレース中のマーキングには(文字数の都合から)「911 GT1 Street '97」と表記される。
外観の見た目は996型のポルシェに近いが、中身は別物と言っていい。しかもこのモデルは別物度合いでは序の口というべきで、1998年モデルは同じ年に出場した日産R390(1998年式)やトヨタGT-ONEなどのプロトタイプカーと近似した化け物へと変貌してる。
ライバルカーだったマクラーレンF1はショートテールとロングテールの2パターンが収録され、メルセデス・ベンツ CLK-LM '98もラインナップにあるが、双方ともレース仕様となっている。当時のGT1レースを再現したい人は同じぐらいの性能差になるようにチューニングし、リバリーでレース仕様に塗り替えてプレイするしかない。ただし、公道モデルであることからダウンフォースレベルの調整が不可能であるなど、明らかに不利な部分があるのがネックだろう。前後エアロにレース仕様のものを装着できるようになったらありがたいのだが…。
解説
GT1カテゴリーでのレースでマクラーレンF1の活躍を見たポルシェが911をベースにしたマシン。それまでポルシェは993 GT2でGT1カテゴリーを戦っていたのだが、マクラーレンF1に到底戦闘力で敵わないため急遽96年シーズンに投入するべく開発を開始した。
開発期間の短縮を狙うために993型ポルシェ911カブリオレのキャビンとフロントのプレス鋼板セクションをそのまま活用し、
リヤサスペンションやトランスミッションはグループCのポルシェ956、962Cの物を流用、ベース車と異なりミッドシップレイアウトとしたため中身は別物となっている。
開発期間を短縮しすぎたせいで燃料タンク位置が悪く、燃料搭載量によって露骨に挙動が変化するという悪癖があった模様。
開発期間の短縮を狙うために993型ポルシェ911カブリオレのキャビンとフロントのプレス鋼板セクションをそのまま活用し、
リヤサスペンションやトランスミッションはグループCのポルシェ956、962Cの物を流用、ベース車と異なりミッドシップレイアウトとしたため中身は別物となっている。
開発期間を短縮しすぎたせいで燃料タンク位置が悪く、燃料搭載量によって露骨に挙動が変化するという悪癖があった模様。

96年のルマン24時間レースにおいて実戦デビューし総合優勝は逃すものの2位と3位を獲得し注目を浴びた。その後はBPR GT選手権において賞典外という形でのスポット参戦ながらも参戦した3戦において全勝を果たす結果を残した。

翌年97年には911のモデルチェンジに伴い996やボクスターと同様の涙目型ヘッドライトへの変更と共に96年型で起きた問題点の改良(主に燃料タンク位置の調整)を図った。この年はルマンだけでなくFIA GT選手権にも出場を果たすが、ルマン24時間ではワンツー体制でレースの大部分を支配するが参戦した二台ともリタイアという結果となりその内の一台であるカーナンバー26号車は優勝目前で炎上してしまうという悔やまれる結末となった。GT選手権でもライバルのマクラーレンF1 GTRやメルセデス・ベンツ・CLK GTRに阻まれて未勝利に終わってしまう。
98年は大幅にフォルムを変更してプロトタイプカーのような外見へと変更。またボディ部分も993流用ではなくカーボンモノコック製に変更され完全なレース専用設定となった。この年もルマン24時間とFIA GT選手権に参戦しルマンでは念願の総合優勝を達成。一方でFIA GT選手権ではライバルのメルセデス・ベンツ CLK LMに太刀打ち出来ずに未勝利に終わってしまった。なお最後の参戦となったロード・アトランタでのプチ・ルマンにおいて翌年99年のルマン24時間でのメルセデス・ベンツ CLRと同様にフロントが浮き上がり宙を舞う事故を起こしてしまった。
GT1規定のホモロゲーションでは計25台の公道仕様を生産しないといけないため、ストリートバージョンのロードカーも制作され、97年型は市販もされた。エンジンはヨーロッパの排気ガス規定に合わせてレーシングバージョンよりもスペックが落とされている。
本車は97年モデルなのでフロントの造形こそ996ルックだが、流用元の関係で形式番号的には993という扱いになっている。
本車は97年モデルなのでフロントの造形こそ996ルックだが、流用元の関係で形式番号的には993という扱いになっている。
登場シリーズ
グランツーリスモ7
レジェンドカーで購入。お値段なんとCr.300,000,000。メルセデス・ベンツ ザウバー メルセデス C9 '89と同じ値段だが、まだこれでも良い方。同じ時代のスーパーカーであるマクラーレン F1 '94は天文学的な値段なので…。だが、Ver.1.19以降になんとCr.900,000,000に値上げされ、初入荷時の3倍の価格に高騰してしまった。
現在はCr.1,000,000,000とさらに値上げされた価格になっている。
ちなみに、GTワールドシリーズ 2022 ネイションズカップ ラウンド2の使用車種がこれだった。前回はスズキ ビジョン グランツーリスモ Gr.3(未作成)だったが、こうした意外な車種がたまに選ばれるので見てる方も楽しい。
現在はCr.1,000,000,000とさらに値上げされた価格になっている。
ちなみに、GTワールドシリーズ 2022 ネイションズカップ ラウンド2の使用車種がこれだった。前回はスズキ ビジョン グランツーリスモ Gr.3(未作成)だったが、こうした意外な車種がたまに選ばれるので見てる方も楽しい。
コメント
- 9億払っても欲しい -- (ポルシェ918スパイダーの信者) 2023-02-18 17:11:54
- 買ってやったぜ… -- (名無しさん) 2023-03-08 15:34:19
- 4台目買いたい -- (名無しさん) 2023-07-30 18:42:56
- いま10億Crになってる -- (名無しさん) 2023-12-06 03:38:59
- 911 GT1がストリートバージョンだけしか収録されてないの、ちょっと悲しい。 -- (名無しさん) 2023-12-06 06:04:02
- 猛者多いな -- (名無しさん) 2024-01-19 23:43:02
- ほんとにミシュランで走ったら飛ぶのかなぁ(離陸事故が起こったのはここなので) -- (名無しさん) 2024-06-20 17:40:06
- ンヶ月後にお値段カンストしそう。その前にこのゲームの為に当時の製法で増産するか経済環境の是正しないとマズイ -- (名無しさん) 2024-06-21 08:25:42
- 2024/8/23日現在10億です -- (名無しさん) 2024-08-23 18:56:30
- 911 GT1のレースカーの方(推定Gr.2)収録まだ? -- (名無しさん) 2024-11-12 19:05:28