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ホンダ S800 RSC レースカー '68

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ホンダ S800 RSC レースカー '66
メーカー ホンダ
英名 Honda S800 RSC Racecar '66
エンジン AS800E
タイプ レーシングカー
オープンスポーツカー
鈴鹿12時間耐久 GT-1
カテゴリー Gr.X
PP(初期値) 373
総排気量 845cc
最高出力 100PS/10,500rpm
最大トルク 9.9kgfm/10,500rpm
パワーウエイトレシオ 6.60kg/PS
駆動形式 FR
吸気形式 NA
全長 3,335mm
全幅 1,400mm
全高 1,200mm
車両重量 660kg
重量バランス XX対XX
トランスミッション 4速
登場 グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
備考 後のHRCの活躍の元となる、
栄光のホンダレーサー

概要


ホンダが1968年の鈴鹿12時間耐久レースに参戦するために開発されたホンダ S800 RSCは、GT-1でクラス優勝を果たしたレーシングモデル。
ホンダのSシリーズはDOHCエンジンを搭載したパワーもあって軽量な本格的スポーツカーである一方、販売価額の安さもあって多くのドライバーがこれで腕を磨く事も多く、レースに参加する者も多かった。
そこでホンダはその流れを受けたホンダ社内の社員有志によるセミワークス部門の設置をしてみてはどうかという意見が挙げられた。そこでプライベートドライバーを支援していたRSFが本格的なホンダのレース部門となるRSC(現在のHRC)へと名称変更し、Sシリーズ用のレース向けのパーツの開発を乗り出し、プライベーターにもそのパーツの供給を行うようになった。
このS800はRSCの手によってエンジンは872.8ccまで排気量アップし、CRキャブが装備された高性能スペックのもの。1968年に行われた鈴鹿12時間レースに於いて永松邦臣、木倉義文組が搭乗し、GT–1クラスに於いて見事クラス優勝を遂げ、また総合でも3位(上位2台は3Lのトヨタ7)という見事な成績を残した。

解説

1963年、鈴鹿サーキットで第1回日本GPが開催され、日本国内でも自動車レースが本格的に始まった。4輪車メーカーとしてはまだ本格的な活動に入っていなかったホンダも、他の国産メーカーに対抗して、翌年の第2回日本GPにマシンを送り込んだ。ベース車は発売したばかりの2座席スポーツカー、S600。このクルマは、1000cc以下のクラスで上位を独占するという戦果をあげた。

1965年、ホンダはスポーツユーザー専門のチューニングショップとして「RSC (レーシング・サービス・クラブ)」を鈴鹿サーキット内に設立、本格的なチューニングサービスを開始する。この動きと呼応して66年に発売されたスポーツカーが、S800である。このS800は量産状態でも当時としては驚異的な走行性能を発揮したが、前年のS600で得たノウハウをもとにRSCが徹底的なチューニングを施し、本車がサーキットにデビューした。

DOHC直列4気筒エンジンはオリジナルの791ccから845ccへと排気量を拡大。その後872ccまで拡大がなされている。RSC特製の高性能ピストンを組み込み、圧縮比をオリジナルの9.2から10.5ヘアップ。さらに4連装のCRキャブレター装着により、出力は70PSから100PS以上へ向上した。

ギアボックスも、量産の4速からレース用5速へ換装。車体重量は市販車両の720kgから、レース用ロールバーなどの装備を含めて660kgまでに軽量化され、小排気量ながら最高速度は実に200km/hオーバーを誇った。

このRSCチューンのS800は、同クラスのレースでは完全に無敵で「S800のライバルはS800」という、のちのN1やグループAでのR32 GT-Rのような状態にまでなった。時には1600cc、2000ccクラスのマシンと互角以上の闘いを見せるほどの速さで、GT-1クラスでは全てのワークスがこのS800を選択する事態にもなった。故に、のちにトップドライバーに育つ大勢の若い選手が、このS800でレースの経験を積んだのである。

登場シリーズ

グランツーリスモ4

非売品。中級者向けレース:ワールドコンパクトカーレースをクリアする事で貰うことができる。

グランツーリスモ(PSP)

Cr.25,000,000で購入。

グランツーリスモ5

ユーズドカーディーラーで購入可能。または国際B級ライセンスをオールゴールド達成で貰う事もできる。

グランツーリスモ6

ホンダディーラーでCr.25,000,000で購入。

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