2024年の3月のクルマ関連ニュースをピックアップしてお届け。春を迎えた3月は多くの車関連のニュースやイベントが相次いだ。
目次
+ | ... |
第2の自動車グループ誕生か?日産とホンダがEV分野での協業を検討へ
なんと日産とホンダがEV関連分野での協業を検討したと発表。日本を代表する3大メーカーのうちの2社のまさかのEV分野にて戦略的にタッグを組むというこのビッグニュースは多くのクルマ好きをざわつかせた。
日産の内田社長曰く、「これまでの業界の常識や手法に縛られていては、到底太刀打ちすることはできない」と危機感を表しており、電気自動車分野での海外の新興メーカーの猛攻の前に両者は共闘せざるを得ない状況になったという事だ。
内容によれば今後は両者の電気自動車の部品の共通化を図る事や自動運転支援システムなどに使われるソフトウェアの共同開発、ホンダの持つ北米市場のシェアと日産が持つヨーロッパの生産拠点の利点を活かした世界戦略、両者の開発した車両を互いに供給する(つまり今後日産が製造しつつもホンダのバッジを付けたEV車の登場、そのまた逆もあり得るという事になる)なども行うようである。

余談だが、実は今より約5年も前の2019年頃、日産とホンダを経営統合させてしまおうとなんと日本国政府の関係者が提案していたとイギリスのフィナンシャル・タイムズが報じた事があった。
流石にこの時は日産とホンダの両者ともコメントを出さず、日本政府側もこの提案をした事を否定。この案もご破産となったがそれが違う形で実現した事になった。
トヨタの技術者有志が伝説のポケモンを制作⁉︎
爆上戦隊ブンブンジャー放送開始、実際の自動車関連企業とのコラボも
こちらも自動車と子供を結びつける試みに関するニュース。3月3日に新たなスーパー戦隊シリーズ、「爆上(ばくあげ)戦隊ブンブンジャー」が放送開始となった。
本作は「子供に分かりやすい」コンセプトとなっており、子供も親しいという車をモチーフにし、1話完結型という見やすいストーリーとなっており、王道の戦隊モノの展開を繰り広げるという近年が異色作が多かった中でもあえて王道に回帰した点が評価されたりしている。
この「ブンブンジャー」の車両提供には光岡が関わっており、「ブンブンスーパーカー」のモデル車として光岡の「ロックスター」が選ばれており、お店で合言葉を言うとこの「ブンブンスーパーカー」が貰えるキャンペーンも実施された。(※小学生以下のお子様のみ。)
余談だが、筆者もとあるスーパーで買い物をしていた時にも子供達がこの合言葉を言うキャンペーンで「ブンブンスーパーカー」を貰っていた場面に遭遇した。
さらに交通安全推進団体JAFとのコラボで第3話エンディングから交通安全コーナーも放送開始。実在の車に関わる団体とのタイアップも果たす、今をときめく子供達のクルマのヒーローであり、我々大人の車好きにも期待せざるを得ない存在として応援したい。
余談だが、筆者もとあるスーパーで買い物をしていた時にも子供達がこの合言葉を言うキャンペーンで「ブンブンスーパーカー」を貰っていた場面に遭遇した。
フォーミュラE日本初上陸!東京ビッグサイト周辺でレース開催
東京・有明にある東京ビッグサイトの東ホールエリアを囲むようにした一部公道も使用するコースはテクニカル&路面のバンプとうねりもあって、F1・スーパーフォーミュラなどにも参戦経験がある歴戦のドライバー達でも歯ごたえあるコースとなった。
フォーミュラEの主催者もノリノリでこの初開催となるこのレースを盛り上げようとしており、東京E-Prixのプロモ映像では「ワイスピ」にも出演しているサン・カン氏や、映画のグランツーリスモに出演しているエミリア氏、さらに世界中で大人気の日本のカスタムエアロメーカー、リバティーウォークともコラボしてしまう力の入れよう。まさに我々も、世界の日本車マニアも満足する大好物の詰め合わせのような内容となっている。

さて、肝心のレースは大熱狂と呼べるものだった。ポールポジションを日産のローランドが得てのレース。荒れた展開も少しありつつ、終盤にはマセラティのギュンターがローランドをパス、ローランドとギュンターによる激しい1位争いが繰り広げたが、勝敗はギュンターに上がった。
優勝は逃したものの、日産も母国日本で2位と大奮闘の結果を残した。
この他にも星野一義や元F1ドライバーで2度のインディ500優勝者の佐藤琢磨、さらには岸田総理も来場したり、鈴木亜久里氏がレースの審判を行うレースディレクターとして運営に参加するなどと多くの日本のモータースポーツ関係者、日本政府も見守った日本初開催のフォーミュラE。まさに様々な車関連の関係者や東京都、日本政府などが一丸というオリンピック並みの本気度で開催されたこのレースは約2万人という来場者を呼び込み大成功に終わった。また来年以降の開催も楽しみにしたいところだ。
フォーミュラEにヤマハ参戦、ローラとのタッグを取る事に

日産に続く第2の日本メーカーとしてヤマハがパワートレイン・マニュファクチャラーとしての活動を行っていくことを発表。名門レーシングカーコンストラクターであるローラとテクニカルパートナーシップ契約を締結しタッグを組む事になる。

往年のレースファンには懐かしいビッグネーム同士のタッグによる挑戦は果たしてどうなるか。6月にもシェイクダウンテストを行う予定である。
あのマッスルカーがEV車として新生!

チャージャーはフルモデルチェンジと同時にこれまでのチャレンジャーとのモデルと統一、現行型チャレンジャーに似たようなデザインとなり、2ドアクーペと4ドアセダンがラインナップされる事になる。
注目すべきがこのクルマがダッジ初の量産電気自動車となり、“世界初”の電動マッスルカーになったという事。EVモデルではAWD方式を採用し、電圧バッテリーパック、デュアル・インテグレーテッド・チャージ・モジュール、フロント/リアの電気駆動モジュール(EDM)を組み込んだ400V推進システムを搭載。EDMは前後ともインバーター、ギアボックス、モーターを一体化した3-in-1アーキテクチャーを採用し、それぞれ335馬力・300lb-ftのトルクを発生させる。
「デイトナ スキャットパック」モデルでは最大670馬力を発揮し、0-100km/h加速は3.3秒、1/4マイルを11.5秒で走破するという。
なお、従来のマッスルカーマニアも安心(?)のガソリンエンジンモデルも用意されており、3.0Lツインターボ “ハリケーン” ハイアウトプットエンジン(最高出力550馬力)を搭載する「チャージャー シックスパック H.O.」と、3.0Lツインターボ “ハリケーン” スタンダードアウトプットエンジン(最高出力420馬力)搭載の「チャージャー シックスパック S.O.」もラインナップに追加予定だ。
果たしてドミニクはどっちのモデルに乗るだろうか?「ワイスピ」への登場も期待せざるを得ない。
ポルシェも負けてはいない、辛口なタイカンのモデルが登場!

それまでタイカンのハイパフォーマンスモデルとして存在していた「ターボS」のパワートレインをアップグレードし、最高出力は777hp(580kW/ 789PS)に達し、ローンチコントロール時には1,019hp(760kW/1,033PS)まで上昇。さらに2秒間は、驚異的な1,092hp(815kW/1,108PS)を発揮。
なんとこれはあの918スパイダーも上回る歴代ポルシェ市販車史上最強の数値であり、トルク値も988lb-ft (1,340Nm) という驚異的な数値を発揮させている。
さらにフォーミュラEのマシンからインスピレーションを得たアタックモードもあり、10秒間さらに160hp(120kW/163PS)のパワーを発揮する事も出来る。もはやハイパーカーも真っ青な「辛口」スペックだ。


ニューヨーク国際自動車ショー開催、EV一辺倒の状況から変化が⁉︎
だが、アメリカの自動車市場ではコスト面などによりEV車の売り上げが低迷。そこで今年は各社はEV車だけでなく従来のガソリン車やハイブリッド車のモデルも投入した。
アメリカ自動車市場全体がEV化の流れに一旦「待った」という姿勢を取った事による変化。これが世界の自動車業界全体にどのような影響を残すのか注目していきたいところだ。
これで最後……。2025年モデルのR35 GT–Rモデル発表
そして、「供給できない部品が多くなってきたことから、25年8月でR35型は生産終了する」と発表された。
とはいえ、GT–R自体はまだ続いていくはずだろうから、「これが最後のGT−R」ではないだろう。どのような形になろうとも続いていってほしい日本の誇りの存在でもあるのだから、次期型のモデルも気になるところである。
翼の生えたライオンは飛翔するか?プジョー9X8改良へ

リヤウイングレスという独特なコンセプトを持っていたWECのハイパーカークラスで参戦しているプジョー9X8。しかしウィングレスという独自のコンセプトは苦戦を招いてしまった。
そこで昨年からリヤウィングを装備した改良版の開発を進めていき、3月25日、遂にその姿を公開し、カラーリバリーも同時に一新された。

モータースポーツで10代の若手が躍動!

急遽ピンチヒッターとしてのF1デビューとなったが、それでも予選11位、決勝7位で完走と大奮闘。見事「ドライバーオブザデイ」も獲得し、名を残す事が出来た。


そんなJuju選手は昨年に引き続き、欧州で開催されている「BOSS GP」の方にも参戦が決まった。
「BOSS GP」はレースで使われなくなってしまった旧式のフォーミュラカーで競われるレース。
旧式のフォーミュラマシンといってもよくあるビンテージ系のレースイベントとは異なり、古くても1990年代後半から2010年代までの「ビンテージ未満だけど古いマシン」が使われ、現役時代に参戦していたカテゴリーではF1やインディカー、GP2にF3000、フォーミュラニッポンなどと多彩。
特にかつてF1に参戦していた車両はトロロッソSTR1、ベネトンB197、ジャガーR2などといった今ではちょっと懐かしく感じる(?)マシンが参戦しておりオールドファンにも注目のイベント。
欧州にはこうしたカテゴリーの廃止や規定の変更により使われなくなって行きどころを失った旧式のフォーミュラカーがごろごろあり、特にF1と異なりクラシックカー系のイベントなどでお呼ばれされる機会も無い近年の下位カテゴリーのマシンの受け皿となっているんだとか。
ちなみにJujuは、昨年彼女が出場の際に所属したTeam HS ENGINEERINGから参戦し、車両は、過去にフォーミュラ・ルノー3.5で使用されたダラーラ T12に乗る。
パワーのあるフォーミュラマシンに乗る機会を多く得るために彼女が選んだ選択。これも糧として磨いてほしい。

荒れたサファリに勝田とロバンペラが躍動、トヨタ1–2&勝田自己最高位更新!

サファリの荒れた路面にトラブルを起こすマシン続出の中、ラリーの神童ロバンペラとサムライラリードライバーの勝田は見事な走りを見せ、トヨタが1–2フィニッシュ。ロバンペラは文句なしの1位、勝田勝元は自己最高位更新となる2位に入る大活躍を見せた。
まさかの珍事、波紋を呼ぶNASCARバンパー投げつけ騒動
一方、こんなニュースも。3月30日、アメリカのNASCAR Xfinityシリーズの第6戦がバージニア州のリッチモンド・レースウェイで開催されたが、そのレースの中で珍事が起きた。
事件が起きたのは250周のレースの173周目。ドーソン・クラムに押し出されるような格好でスピン状態となったジョーイ・ゲイスは、そのままウォールにヒットしてクラッシュ。マシンはリヤを中心に壊れており、ゲイスはレースをリタイアすることになった。
そしてマシンを降りたゲイスは、外れかけていたリヤのバンパーカバーを引きちぎり、コーション中でスロー走行するクラムのマシンにそれを投げつけたのだ。バンパーカバーはクラムのマシンのフロントボンネットに当たった後、コースの端に着地した。
まるで4年前のFIAカート世界選手権でのバンパー投げつけ事件を彷彿とさせる事態だが、この件に関してはNASCARから即座にゲイスにペナルティが出されることもなければ、レース後にオフィシャルから呼び出しを受けることもなかった。しかしながらNASCARの広報担当者は、オフィシャルがこのアクシデントについてゲイスと話をする予定があることを認めている。
流石に押し出されたゲイス側にも一概に悪いとは言えないが、流石にこれはどうかと思う事態であった。
事件が起きたのは250周のレースの173周目。ドーソン・クラムに押し出されるような格好でスピン状態となったジョーイ・ゲイスは、そのままウォールにヒットしてクラッシュ。マシンはリヤを中心に壊れており、ゲイスはレースをリタイアすることになった。
そしてマシンを降りたゲイスは、外れかけていたリヤのバンパーカバーを引きちぎり、コーション中でスロー走行するクラムのマシンにそれを投げつけたのだ。バンパーカバーはクラムのマシンのフロントボンネットに当たった後、コースの端に着地した。
まるで4年前のFIAカート世界選手権でのバンパー投げつけ事件を彷彿とさせる事態だが、この件に関してはNASCARから即座にゲイスにペナルティが出されることもなければ、レース後にオフィシャルから呼び出しを受けることもなかった。しかしながらNASCARの広報担当者は、オフィシャルがこのアクシデントについてゲイスと話をする予定があることを認めている。
流石に押し出されたゲイス側にも一概に悪いとは言えないが、流石にこれはどうかと思う事態であった。
自動車関連の人物にも訃報相次ぐ……。

彼が手がけた斬新なデザインを持つ数々のクルマ達は我らが山内一典氏も始め、後の世に生きる多くのクルマを愛する人々に多大なる影響を与えただけに、偉大なる巨匠というべき存在の喪失は実に惜しい。
loading tweet...— 山内 一典 / Kaz Yamauchi (@Kaz_Yamauchi) March 15, 2024
余談だが、ガンディーニ氏は生前、自身が普段の足として乗る愛車として選んでいたのは自身がデザインしたクルマ……ではなく
スズキのワゴンR
に乗っており、「世界で最も優れたデザインで、機能的なクルマは、『ワゴンR』のような日本のマイクロカーだよ」とコメントしていた事も。
日本の軽自動車のクォリティーの高さを示すエピソードでもあるだけに、そんな彼が日本の軽自動車をデザインしていたらどんな車が生み出されていたのか?と思うと実に惜しい存在を亡くしたと言えよう。
日本の軽自動車のクォリティーの高さを示すエピソードでもあるだけに、そんな彼が日本の軽自動車をデザインしていたらどんな車が生み出されていたのか?と思うと実に惜しい存在を亡くしたと言えよう。
死去のニュースが報じられた後、彼が関わった数々の企業や団体から次々と追悼メッセージが届いた。謹んでこの2人のご冥福をお祈りしたい。
loading tweet...— 三菱自動車工業株式会社 (@MMCjpn) March 18, 2024
loading tweet...— Michelin Motorsport (@Michelin_Sport) March 18, 2024
loading tweet...— DAKAR RALLY (@dakar) March 18, 2024
loading tweet...— World Rally Championship (@OfficialWRC) March 18, 2024
loading tweet...— 日産グローバル (@NissanGlobal) March 18, 2024
グランツーリスモユーザーにも馴染み深い、ミニカーブランド「EBBRO(エブロ)」消滅へ……
グランツーリスモユーザーにもその名前を聞いた事もある人も多いと思うが、1/43スケールのハイクオリティミニカーブランドとして知られていた「EBBRO(エブロ)」を展開していた有限会社エムエムピーが3月20日、破産申請を行った。
「EBBRO(エブロ)」のミニカーは主に国産スポーツカーや国内モータースポーツのマシンを次々とモデル化、特に全日本GT選手権(JGTC)/スーパーGTのマシンのモデル化に力を入れていたところで、実際のスーパーGTのイベントにも販売ブースを出店するほどで、2005年に参戦したM-TECチームのメインスポンサーとして「EBBRO(エブロ)」のロゴが乗ったりと、高い支持を受けていた国内ミニカーブランドであった。
しかし、「EBBRO(エブロ)」が残した数々の高いクオリティーのミニカーは現在でも十分見劣りしないものであり、後世のミニカー愛好家も評価する存在として重宝される事は間違いないだろう。
ランボルギーニ、ロゴ変えます。
ランボルギーニが3月28日、新たなロゴに変える事を発表。で、そのロゴは……。
え、変わってない?
いえいえ、変わってます。変わったのは「闘牛」デザインとフォントを変更した点。
ゴールドのディテールは繊細なブロンズに変更され、ランボルギーニ(LAMBORGHINI)の社名も「ブランドの明確なアイデンティティを象徴する」という「より広い」書体で書かれていると言うもの。
このロゴを初めて車両に付けられるのは、今年にも発表予定のウルスのプラグインハイブリッド・バージョンで、さらにその後、今年後半にはウラカンの後継車が登場し、装着されるとの事。
ゴールドのディテールは繊細なブロンズに変更され、ランボルギーニ(LAMBORGHINI)の社名も「ブランドの明確なアイデンティティを象徴する」という「より広い」書体で書かれていると言うもの。
このロゴを初めて車両に付けられるのは、今年にも発表予定のウルスのプラグインハイブリッド・バージョンで、さらにその後、今年後半にはウラカンの後継車が登場し、装着されるとの事。
日本の自動車の歴史を後世へ。自動車の歴史に関わる2つのニュース

まずはマツダ車の内装などを手がけている南条装備工業が30年以上前から保有していた1969年式のコスモスポーツをマツダ本社に寄付したというニュース。
前会長の南條泰氏が所有していたのだが、経年劣化で動かない状態となっていた。そこでマツダが再び走り出させるためにレストアを買って出たという事である。レストア後は各種イベントで展示され、マツダの歴史を伝える1台として全うする事になる。
旭川トヨタ、「封印」の不正行為が発覚
昨年大きく世間を騒がせた日本の自動車業界による相次ぐ不正行為。今年も北海道の旭川トヨタの整備工場で起きてしまった。
それはナンバープレートに装着を義務付けている「封印」と呼ばれるキャップに関するもの。
「封印」は、車が正式に検査と登録を受けたことを証明するもので、不正改造や盗難を防ぐため、後ろのナンバープレートに付けられているもの。
旭川トヨタ自動車の整備工場ではこの「封印」を封印業務が認められていないにも関わらず、取り外しや、禁じられている再使用など85件の法令違反をしていた事が発覚。
違反は、工場ができた1986年から続いていたとみられ、社員らは「前任者から引き継ぎ、不正と知らなかった」と話しており常態化していた状況だったと見られている。また、他の販売店でも新車の封印取り付けで、法令違反が確認されている。
再び日本の自動車業界の信頼性を失いかねない許しき事態。ぜひともこうした行いは謹んでもらいたいものである。
それはナンバープレートに装着を義務付けている「封印」と呼ばれるキャップに関するもの。
「封印」は、車が正式に検査と登録を受けたことを証明するもので、不正改造や盗難を防ぐため、後ろのナンバープレートに付けられているもの。
旭川トヨタ自動車の整備工場ではこの「封印」を封印業務が認められていないにも関わらず、取り外しや、禁じられている再使用など85件の法令違反をしていた事が発覚。
違反は、工場ができた1986年から続いていたとみられ、社員らは「前任者から引き継ぎ、不正と知らなかった」と話しており常態化していた状況だったと見られている。また、他の販売店でも新車の封印取り付けで、法令違反が確認されている。
再び日本の自動車業界の信頼性を失いかねない許しき事態。ぜひともこうした行いは謹んでもらいたいものである。
2024年3月のベストミニカーランキングTOP6
クルマ好きなら寝床にも置いておきたいお供、この月も実に良いミニカーが豊作。その中から6台選びました。
- 第6位 マジョレット EVコレクション

近年のカバヤ食品によるマジョレットでの頑張りが伺えるもの。カバヤ食品さん、もっとやっても良いのでお願いします。
- 第5位 トミカプレミアム トヨタクラウン パトロールカー

今後もトミカプレミアムでハイクオリティの働く車が見れるのか、今後の展開を匂わせる非常に気になった一台である。


- 第4位 マッチボックス ムービングパーツ アソート
この中から新規金型の3台をランクインさせてもらいました。新規金型3台は新旧のドイツのスポーツモデル勢揃いという内容に。
残りはBMW3.0CSLとアウディRS6アバント。これらも素晴らしい出来ばえで負けない出来だ。このドイツ車3台を共に同じアソートに入れたマッチボックスの商魂を感じさせるセンスがGOODである。
- 第3位 ホットウィール マッドマイク ドリフトアタック

それが昨年末に公開された「787D」。
787Bのオマージュマシンだが、なんと787Bより1個ローターが多い“5”ローター車である。
まさにマッド・マイクらしいクレイジー、良い意味で「イかれた」マシンである。
- 第2位 ホットウィール ブールバード LBWK S15シルビアスーパーシルエット
ハイクオリティかつ塗装も素晴らしい代物。これで1000円以下のプライスはコスパ良いですって!
上の画像をよく見てほしい。なんとこれシルビアじゃなくてR35になっているのだ!
色こそは同じだが、よく見れば全く全然違う車種がなぜ間違えて入ってしまったのか⁉︎まさに「こち亀」の中川みたいな話が起きたのである。果たしてこれは意図的なのか、本当に製造時に勘違いして間違えてしまったエラーなのか謎に包まれており、この「エラー」モデルは貴重な存在として話題となった。

- 第1位 トミカプレミアムアンリミテッド ミニ四駆 マグナムセイバー&ソニックセイバー
ごめんなさい。
筆者は「レッツ&ゴー」に思い入れがあるのと、トミカプレミアム系列の素晴らしいクォリティーに箱から開けた時に思わず「おーっ!」と唸ってしまったので1位にランクイン。アバンテの時と同じかぶせ箱仕様などで大満足でした。
- 番外編 ホットウィール グランツーリスモアソート