スプーン フィット レースカー '03 | ||
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メーカー | スプーン | |
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英名 | Spoon Fit Racecar '03 | |
年式 | 2003 | |
エンジン | エンジン形式(知らない場合は抜かしてよい) | |
タイプ | レーシングカー 3ドアハッチバック | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | 361 | |
総排気量 | ----cc | |
最高出力 | 125PS/6,000rpm | |
最大トルク | 17.1kgfm/3,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 7.92kg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
車重 | 990kg | |
重量バランス | 62対38 | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | あれば記入 |
概要
2003年に ホンダ フィット をベースに開発されたスプーンのレースカー。
ワンメイク用ではなく、耐久レースに主軸をおいてN1規定に則って開発された。
ちなみに今でこそスーパー耐久にフィットが参戦しているが、当時は参戦することが出来ず、主戦場は海外となった。
解説
フィットはコンパクトなファミリーカーではあるが、VTECエンジンを搭載していることもあり、活発な走りを楽しむこともできる。ホンダ車のチューニングを得意とするスプーンが、フィットをベースに作り上げた耐久レース仕様車が、このマシンだ。
車両はN1規定にもとづいて製作。エンジンは4つのピストンをはじめとする各部の重量を合わせ、燃焼室の容積、シリンダーとピストンリングのクリアランス、インジェクターの吐出量など、あらゆる部分の数値を揃え、最大限のパフォーマンスを発揮するように組み上げられている。
吸排気系は細かく煮詰められ、耐久レース仕様のために瞬間的な速さばかりでなく、壊れないことも考慮されている。
ボディに関しては、スタビリティやコーナリング性能を追求していくと、タイヤ以外の部分はできる限り動かしたくないという方向性になる。そこでFIAのグループN規定に合致するロールケージを装着している他、フロア部分のねじれ剛性を重要視して、ボディパネルを接着するなどの補強を施している。
軽量化も徹底。必要ない部分は取り外した上で、シートやサイレンサーも重量を抑えて製作された。純正の太いハーネス類も交換され、半分ほどの重量になっている。ミッションは5速マニュアルに換装された。
24時間レースも走りきれるタフなマシンに仕上がったこのフィットは、アメリカのCAサンダーヒル25時間レースでクラス2位に入るなど、各種耐久レースイベントで活躍した。
登場シリーズ
グランツーリスモ4プロローグ
LESSON20レッドレベルのイタリア市街地コース走行で入手。