ルノー カングー 1.4 '01 | ||
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メーカー | ルノー | |
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英名 | Renault Kangoo 1.4 '01 | |
年式 | 2001 | |
エンジン | エンジン形式 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | 294.72 | |
総排気量 | 1,389cc | |
最高出力 | 75PS/5,500rpm | |
最大トルク | 11.9kgfm/4,500rpm | |
パワーウェイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | FF | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,995mm | |
全幅 | 1,672mm | |
全高 | 1,810mm | |
車両重量 | 1,080kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 4速 | |
ダート走行 | 可能 | |
登場 | グランツーリスモ7 | |
備考 | 日本にも根強い人気を誇るフランス産小型MPV |
概要
1997年、フランスの小さな街角を思わせるような、懐かしくも新しい車がひっそりと登場した。それがルノー カングーだ。カングーの誕生には、古き良きフルゴネットの伝統が脈々と受け継がれていることを忘れてはならない。フランスには、かつてより小型バンの系譜が息づいており、それらは単なる移動手段にとどまらず、日々の営みの中で個人のライフスタイルと深く結びついてきた。
ルノーはその系譜を引き継ぎながらも、ただの商用車に留まることなく、もうひとつの新しい可能性を見出した。そう、カングーはただのバンではない。レジャーを楽しむためのMPV的な側面をもった、新たな「遊びの道具」でもあるのだ。小さなスライドドアの後席からは、誰でも笑顔がこぼれるような空気が流れ、分割式リアシートは、ひとたび倒せば、まるで別世界の広がりを見せる。背中を押されるように、どこまでも続いていく。
その結果、カングーは「ルドスパス」(=遊びの空間)という名のレジャービークルとして、不動の地位を築き上げた。全長約4メートルというホンダ
フィット
と8センチ程度しか変わらないコンパクトなボディには、思いがけないほどの広さと収納力が秘められていて、これがまた、海や山へと向かう冒険者たちにとっては、まるで自分の一部であるかのように感じられる。まるで、車という枠を超えて、無限の可能性を感じさせる存在だ。
そして、1.4Lガソリンエンジンを搭載したこのカングーは、決して豪華さを求めるものではない。ただし、75PSという控えめなパワーにもかかわらず、その力の使い方は見事だ。フランス車ならではの、しなやかで感覚的な足回りが、滑らかに路面を捉えて、ドライバーを喜びへと導く。アクセルを踏み込むたびに、カングーが発する「これがフランスの車だよ」と囁くような音が、静かに心を揺さぶるのだ。
公式解説
商用バンから生まれたレジャービークルの代表選手。
フランスには古くから、小型のバンを指す「フルゴネット」の系譜があり、多くの傑作車を生みだしてきました。その流れを継いで1997年に登場したのが、ルノー カングーです。
カングーの開発にあたり、ルノーはフルゴネットとしての性能を磨くいっぽう、個人がレジャーにも使えるMPV的な価値も与えました。後席のためのスライド式ドアと自在にアレンジできる分割式リアシートを備えたモデルを用意したのです。この戦略が大成功を収め、カングーは「ルドスパス(=遊びの空間)」と呼ばれるレジャービークルの代表選手へと成長を遂げます。全長およそ4メートルという小柄なボディに大量の荷物を積み込み、海や山へと繰り出すにはもってこいのクルマとなったのです。
カングーには、用途に合わせて多彩なパワーユニットが用意されましたが、ここで紹介するのは1.4Lガソリンエンジンを搭載するモデル。パワーは75PSと最小限ですが、持てる力を使い切れるところは、フランス車の真骨頂。しなやかな足まわりも手伝って、痛快なドライビングが楽しめる1台です。
マーティンによる評価
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"フルゴネット"という言葉をご存知でしょうか フランス車でいうところの"ライトバン"です その代表選手が、このルノーカングー 1997年の誕生から現代まで続く、ベストセラーフルゴネットです とはいえカングーは、単なるライトバンではありません 旅行やキャンプに使えるMPVとしても、大きな魅力を持っているのです たとえば後席は乗り降りしやすいスライドドアで、シートは分割式 あちこちにたっぷりした収納も設けられています こうした使い勝手の工夫が"ルドスパス" つまり"遊びの空間"として多くの人から支持されたのですね 小さなボディに工夫をぎっしり詰め込んだ1台 フランス車の素晴らしさをぜひ味わってください |
アンディによる評価
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いいところに来たね フランスの小さなバンが入ってきたところだ その名は、ルノーカングー このクルマは2001年式の初代モデルだよ カングーが画期的だったのは、使い勝手のよさや荷室の広さを レジャービークルとしてもアピールしたこと そのアピールは成功して、商用バンとしてはもちろん アクティブなMPVとしても大ヒットしたんだ エンジンは1.4Lでたった75PSしかないけれど それを使い切って走るのがフランス車の流儀 よく動く足まわりがそれを支えていて、コーナーも楽しい こんなクルマが1台あると絶対楽しいよ |
登場シリーズ
グランツーリスモ7
Ver.1.57アップデートで登場。流石に速さとは縁の無い商用バンベースのミニバンだが、コメント欄に書いてあるように意外と軽快で75馬力という決して高いとは言えない馬力でもキビキビ走ってくれる。
ギャラリー
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コメント
- ウニモグみたいなの想像してたら意外と軽快で驚いた。日本の軽スポーツカーといい勝負できそう。 -- (名無しさん) 2025-03-28 00:00:24
- ネタボディキットあるかと思ったら意外になかった。 -- (名無しさん) 2025-03-29 20:47:03
- この車4速ATなんだけど、手動変速なんですけど・・・ -- (どこぞのグランツーリスモファン) 2025-03-30 09:36:23
- カングーはトヨタのファンカーゴみたいで良いね。デザインもそうだし、アクセルベタ踏みしても140しか出ないところとかよく似てる。 -- (名無しさん) 2025-03-30 12:28:22