「トライアルマウンテン、グランバレー、ディープフォレストが(まだ)GTスポーツに収録されない理由」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
トライアルマウンテン、グランバレー、ディープフォレストが(まだ)GTスポーツに収録されない理由 - (2021/11/19 (金) 00:31:08) の1つ前との変更点
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&image(https://www.gtplanet.net/wp-content/uploads/2017/12/6949701793_6de0c70a53_o.jpg)
出典:[[GT Planet>https://www.gtplanet.net/trial-mountain-grand-valley-deep-forest-arent-gt-sport-yet/]]
GTPlanetのGT Sportフォーラムをしばらく見ていると、収録コースに関する不満を容易く見つけられると思う。たいていは、「◯◯があるから〜」よりも、「◯◯がねぇぞ」という文句がほとんどだ。
これまでの『グランツーリスモ』のメインシリーズには、「ディープフォレスト・レースウェイ」「グランバレー・サーキット」「トライアルマウンテン・サーキット」の3つのコースは必ずあったが、現在の『GT SPORT』にはこの3つのサーキットが存在せず、「グランツーリスモ」らしさに欠けると感じるプレイヤーも少なくない。
&image(https://www.gtplanet.net/wp-content/uploads/2017/10/Kazunori-Yamauch-20-Years-Gran-Turismo.png)
山内氏の発言である「全部焼き払っちゃおう」(Burn it to the ground)は、開発チームが「GT Sport」を新たなスタートとして捉えていることを示唆していたが、もしかしたら、ポリフォニー・デジタルは、これらのコースさえも「かつてのグランツーリスモの一部」と見なし、黒歴史化しようとしてるのではないか?そう思った諸君もいるだろう。
先日、山内一典氏に[[インタビューを行った際>https://www.gtplanet.net/trial-mountain-grand-valley-deep-forest-arent-gt-sport-yet/]](未翻訳)、これらの架空のサーキットはどうなってしまったのか、という質問をする機会があった。グランバレー、ディープフォレスト、トライアルマウンテンの3つのコースは、もう見られないのだろうか?
これについて山内氏は「意図的に省いた訳ではありません」と答えた。しかも、『グランツーリスモSPORT』で動く『ディープフォレスト』のデータがあるというのだ。しかし、氏は「いくつかの問題があるんです」と言う。
山内氏が『ディープフォレスト』に反応したのは、当然のことといえるだろう。何故なら彼は2010年の『グランツーリスモ5』の発表会で、グランツーリスモの オリジナルサーキットの中で、最も好きなコースだと語っていたからだ。
氏はこう語る、「過去の『グランツーリスモ』に収録されていた古いコースの中には、スケールが明らかにおかしい部分があるんですよ。木々のサイズが非常に大きかったり、縁石の幅が大きかったりするんです。車よりも幅の広い縁石もありましたからね」
「今のGTスポーツのクオリティに過去のコースを合わせるなら、コースの設計を見直さなければならないことがたくさんありますし、簡単に出来る事ではありません」
そういう理由もあってか、他のサーキットがかつてのオリジナルコースの役割を担っている。
ファンの間で特に評価が高いのは「ドラゴントレイル」で、かつての「グランツーリスモ」のオリジナルサーキットを彷彿とさせるともっぱらだ。
&image(https://www.gtplanet.net/wp-content/uploads/2017/04/DragontrailSeaside_02.jpg)
しかし、今まで国籍が設定されてなかったオリジナルコースとしては不思議なことに、GTスポーツはドラゴントレイルをクロアチアにあるとしている。なぜ、クロアチアのダルマチア海岸のような場所を選んだのか?
山内氏はこう述べる。
「だってリアルな場所がいいじゃないですか。それに、ここは素晴らしい場所ですよ、海があって、サーキットが建てれる土地があって、しかも遠くには雄大な山々が連なっているんです」
「レースゲームでコースの背景って、実物がよほど素晴らしいものでなければ、ゲームで再現してもそれほど印象的ではないんですよ。というのも、レースゲームの視野はそれほど広くないので、風景の中の何かがとても大きくても、実際にゲームをプレイするとそれほど大きくは見えないんです」
「でもドラゴントレイルは、あの近くに1600mもの高さの山々があるので、象徴的な景色なんですよ」
「『アイガー北壁』のコースがありましたよね?アイガーの山ってほんと凄くて、2,000メートル位の高さなんですが、ゲームの中で見ると「山があるな」くらいにしか見えないんですよ。『富士スピードウェイ』でも実際にサーキットから富士山を見ることができるんですが、やっぱりゲームの中では小さな山にしか見えないんですよね」
&image(https://www.gtplanet.net/wp-content/uploads/2010/08/Eiger-Nordwand_Suzuki_SWIFT-Sport_B.jpg)
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&image(https://www.gtplanet.net/wp-content/uploads/2017/12/6949701793_6de0c70a53_o.jpg)
出典:[[GT Planet>https://www.gtplanet.net/trial-mountain-grand-valley-deep-forest-arent-gt-sport-yet/]]
GTPlanetのGT Sportフォーラムをしばらく見ていると、収録コースに関する不満を容易く見つけられると思う。たいていは、「◯◯があるから〜」よりも、「◯◯がねぇぞ」という文句がほとんどだ。
これまでの『[[グランツーリスモ]]』のメインシリーズには、「[[ディープフォレスト・レースウェイ]]」「グランバレー・サーキット」「[[トライアルマウンテン・サーキット]]」の3つのコースは必ずあったが、現在の『GT SPORT』にはこの3つのサーキットが存在せず、「[[グランツーリスモ]]」らしさに欠けると感じるプレイヤーも少なくない。
&image(https://www.gtplanet.net/wp-content/uploads/2017/10/Kazunori-Yamauch-20-Years-Gran-Turismo.png)
山内氏の発言である「全部焼き払っちゃおう」(Burn it to the ground)は、開発チームが「GT Sport」を新たなスタートとして捉えていることを示唆していたが、もしかしたら、ポリフォニー・デジタルは、これらのコースさえも「かつての[[グランツーリスモ]]の一部」と見なし、黒歴史化しようとしてるのではないか?そう思った諸君もいるだろう。
先日、[[山内一典]]氏に[[インタビューを行った際>https://www.gtplanet.net/trial-mountain-grand-valley-deep-forest-arent-gt-sport-yet/]](未翻訳)、これらの架空のサーキットはどうなってしまったのか、という質問をする機会があった。グランバレー、ディープフォレスト、[[トライアルマウンテン]]の3つのコースは、もう見られないのだろうか?
これについて山内氏は「意図的に省いた訳ではありません」と答えた。しかも、『[[グランツーリスモSPORT]]』で動く『ディープフォレスト』のデータがあるというのだ。しかし、氏は「いくつかの問題があるんです」と言う。
山内氏が『ディープフォレスト』に反応したのは、当然のことといえるだろう。何故なら彼は2010年の『[[グランツーリスモ5]]』の発表会で、[[グランツーリスモ]]の オリジナルサーキットの中で、最も好きなコースだと語っていたからだ。
氏はこう語る、「過去の『[[グランツーリスモ]]』に収録されていた古いコースの中には、スケールが明らかにおかしい部分があるんですよ。木々のサイズが非常に大きかったり、縁石の幅が大きかったりするんです。車よりも幅の広い縁石もありましたからね」
「今のGTスポーツのクオリティに過去のコースを合わせるなら、コースの設計を見直さなければならないことがたくさんありますし、簡単に出来る事ではありません」
そういう理由もあってか、他のサーキットがかつてのオリジナルコースの役割を担っている。
ファンの間で特に評価が高いのは「[[ドラゴントレイル]]」で、かつての「[[グランツーリスモ]]」のオリジナルサーキットを彷彿とさせるともっぱらだ。
&image(https://www.gtplanet.net/wp-content/uploads/2017/04/DragontrailSeaside_02.jpg)
しかし、今まで国籍が設定されてなかったオリジナルコースとしては不思議なことに、GTスポーツは[[ドラゴントレイル]]をクロアチアにあるとしている。なぜ、クロアチアのダルマチア海岸のような場所を選んだのか?
山内氏はこう述べる。
「だってリアルな場所がいいじゃないですか。それに、ここは素晴らしい場所ですよ、海があって、サーキットが建てれる土地があって、しかも遠くには雄大な山々が連なっているんです」
「レースゲームでコースの背景って、実物がよほど素晴らしいものでなければ、ゲームで再現してもそれほど印象的ではないんですよ。というのも、レースゲームの視野はそれほど広くないので、風景の中の何かがとても大きくても、実際にゲームをプレイするとそれほど大きくは見えないんです」
「でも[[ドラゴントレイル]]は、あの近くに1600mもの高さの山々があるので、象徴的な景色なんですよ」
「『[[アイガー北壁]]』のコースがありましたよね?アイガーの山ってほんと凄くて、2,000メートル位の高さなんですが、ゲームの中で見ると「山があるな」くらいにしか見えないんですよ。『[[富士スピードウェイ]]』でも実際にサーキットから富士山を見ることができるんですが、やっぱりゲームの中では小さな山にしか見えないんですよね」
&image(https://www.gtplanet.net/wp-content/uploads/2010/08/Eiger-Nordwand_Suzuki_SWIFT-Sport_B.jpg)
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