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HKS GENKI ハイパー シルビア RS2 (D1GP) '04 - (2025/05/09 (金) 11:40:42) のソース
#center(){ &table_color(,#cccccc) |>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold() {HKS GENKI ハイパー シルビア RS2 (D1GP) '04}| |>|>|&image(width=450,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/2229/167/HKS%20GENKI%20Hyper%20SIlvia%20RS2.png)&image(width=450,https://img.atwiki.jp/grasoturismo/attach/2229/168/HKS%20GENKI%20Hyper%20Silvia%20RS2%20%281%29.png)Image Credit : Oq10passによる提供| |~|~メーカー|[[HKS]]| |~|~英名|HKS GENKI HYPER Silvia RS2(D1GP)'04| |~|~年式|2004| |~|~エンジン|SR20改2.2L| |~|~タイプ|レーシングカー| |~|~カテゴリー|----| |~|~PP(初期値)|XXX| |~|~総排気量|2,164cc| |~|~最高出力|460PS/-rpm| |~|~最大トルク|56.0kgfm/X,XXXrpm| |~|~パワーウエイトレシオ|2.34kg/PS| |~|~駆動形式|FR| |~|~吸気形式|TB| |~|~全長|X,XXXmm| |~|~全幅|X,XXXmm| |~|~全高|X,XXXmm| |~|~車両重量|1,130kg| |~|~重量バランス|54対46| |~|~トランスミッション|5速| |~|~ダート走行|不可能| |~|~登場|[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]| |~|~備考|HKSがD1で勝つために作ったシルビア。後のD1マシンの礎となる。| } *概要 『パーツメーカーの参戦によってD1のマシンメイクは大きく変わった。500ps級のマシンを続々投入するメーカー勢に引っ張られるかのように、他チームもパワーを上げ始め、ハイパワー時代が到来。走りのスタイルもそれまでのパフォーマンス重視から、速さを追求する方向へと急激に変化していった。(OPTION誌2004年2月号より)』 &image(width=450,https://pbs.twimg.com/media/Gjf57JRaUAAXwoc?format=jpg&name=medium) HKSがD1GPで&bold(){勝つために}2003年Rd.5エビスから投入したのがRS-2シルビア &image(width=450,https://pbs.twimg.com/media/Gjf6OxVaMAA1QJg?format=jpg&name=large) ヴェルテックスRIDGEエアロに、燃えるような真紅のボディカラー。ホイールはスーパーアドバンVer.2で外装を武装。見た目こそザ・スポーツコンパクトなドリ車だが、中身(メカ系)が問題だった。 &image(width=450,https://pbs.twimg.com/media/Gjf57JfaAAE8KDr?format=jpg&name=large) SR20をベースにHKS自社製ボアアップキットにより2.2L化、そこにGT2835をベースにコンプレッサー側のみGT3037と組み合わされた通称:GT30改タービンとのマッチングで実測480ps/66kgmを発揮。 パワーを受け止めるためと切れ角確保のために、ボディを一度ぶった切ってサイクルフェンダー化を行う等、最早ストリートマシンの面影はどこへやらという感じ。 &image(width=450,https://pbs.twimg.com/media/Gjf57JRaoAAygid?format=jpg&name=medium) リヤシート位置には大きく盛り上がったボックスのようなものが作られているが、これは12段ツインオイルクーラーの設置場所。フロア下のダクトから取り込んだフレッシュエアをコアに当て、そのまま後方の電動ファンから引き抜く構造。 ミッションはHパターンの[[HKS]]6速ドグミッションをベースに6速ギアを撤廃し、そこにシーケンシャルシフトの機構を組み込んだ5速シーケンシャルミッションを装備((真面目な解説をするとこのシーケンシャルミッションが開発された理由が「RS1時代にNOBが何度もシフトミスで敗退したから」だったりする。なおNOBが下手なのではなく構造上横Gが掛かるとシフト操作が怪しくなるという理由もあった。シフトレバーの左右方向を制御するスプリングの強度変更やマウントの改良も試したがどうしてもダメだったのでシーケンシャル化に踏み切ったのだが、ここでホリンジャー導入ではなく自社開発に踏み切ったのはHKSマインド。))。まだ油圧サイドなんてものが影も形もない時代だったが((当時のD1の採点基準は「ドライ路面ではサイドを引いてリアタイヤが完全にロックすると減点」だったので油圧の必要性が薄かったというのもある。))、今とそんなに遜色のないマシンメイクとなってる。 &image(width=450,https://pbs.twimg.com/media/Gjf57JSb0AAZJm8?format=jpg&name=medium) ストリートの延長にあったはずのD1GPを完全にぶっ壊し、よくも悪くもD1を象徴する一台。この車が作られてしまったせいで今後を狂わされたドライバーは多く、特にナンバーを取得できるような車で参戦していたプライベーターは勝ち目が完全になくなってしまった。 &image(width=450,https://pbs.twimg.com/media/Gjf67eOboAE9oy7?format=jpg&name=medium) …が、実はこの車、ポテンシャル自体は高かったが、[[HKS]]の方針上わずか1年で引退してしまったため、優勝を飾ったのは2004年Rd.4[[オートポリス]]だけだったりする。 初投入された2003Rd.5の6位と、単走終了後にエンジンブローして追走では使われなかった2003Rd.7を除くとすべてのラウンドで3位以内を記録していたため、決して谷口信輝選手が扱い切れなかったのではなく、人馬一体の相方だったと言える。 谷口選手自体はこの車の仕上がりを「リアタイヤをセンチメートル単位で動かせる車」とまで称していたほど。 土屋時代は面白かった という人もいるが、勝てなかった理由は「ヨコハマタイヤ」だったから…という噂もある。 &s(){赤い帽子と金色の車高調を使ってたチームはやたら強かったね。おじさん。} GTに登場した仕様は存在しない。 後輪が黄色なのは新品タイヤに装着していたからであり、この仕様が登場するのはRd.2菅生から。 しかし、2004年リバリーではCピラーにステッカーが1枚追加されているため、GTの仕様ではない。 恐らく、オートサロンに展示された車両にオートバックスハチマキを付けたか、或いはEx.お台場仕様に黄色アドバンにしたかのどちらかである。 公式解説に書いてあるようにグリップでも速く、筑波では58.261をマークしている。なおこの時はサスペンション等は一応セッティングし直したものの、それでもアタッカーのNOB谷口曰く「まだオーバー過ぎる」という不完全な状態で叩き出されたもの。 NOB自体グリップ走行でも他の人よりオーバー傾向の車を好むのにこのコメントが出るというレベルで踏めない車だったので、もしこれが完璧なら57.5辺りまで出てたのは想像に固くない。 *公式解説(GTPSPより) [[HKS]]が、2003年の全日本D1GP第5戦から投入したシルビアの2号機。1号機で戦った1年半の間に得たノウハウを注ぎ込み、ドリフトに特化した作り込みが施されている。 ボディはワンオフのロールケージが張り巡らされ、スポット増しなどの補強と合わせて、大幅な剛性アップが図られている。車高を下げた状態でも十分なサスペ ンションストロークを確保できるように、タイヤハウスも拡大。ラジエターコアサポートも加工され、インタークーラー、ラジエターは通常より大きく後退して搭載されている。これは重量物を重心に近い位置に搭載するためだが、競技中に他車と接触しても、ダメージが少なくなるメリットもある。 ガソリンタンクを小型化し、トランクルームの後方に搭載することで、前後の重量配分を50対50に近づけた。いっぽうでフェンダーはワイド化され、リアには265幅のタイヤを収めることができる。 エンジン本体は2.2L化され、低中速トルクも太らせつつ、高回転まで伸びるような特性を実現。ターボチャージャーはサーキットによって変更されるが、高速サーキットに合わせた場合、最大出力は450PSをゆうに超える。足まわりでは自社の車高調整式サスペンンョンの他、アーム類を変更して、ジオメトリーの最適化も図っている。 ドリフト走行のみならず、グリップ走行でのサーキットアタックでも好タイムを収め、そのポテンシャルを証明したマシンだ。 *登場シリーズ **グランツーリスモ4 チューナー>[[HKS]]より、Cr.20,000,000で購入できる。 概要・解説の通りグリップでも高い戦闘力を発揮するが、''トランスミッション:フルカスタマイズなのにギア比が一切調整不可能''と致命的なハンデを背負っている。恐らくシーケンシャル化の設定を再現したものと思われるが、それなら初期装着はクロスやスーパークロスでも良かったのでは… そんな本車だが、筑波やモータースポーツランド等のテクニカルコースでは強さを発揮する一方で、富士やハイスピードリンク等のストレートの長いコースでは大苦戦を強いられる。得意不得意が極端なクルマといえるだろう。 **グランツーリスモ(PSP) **グランツーリスモ5 中古車の場合 価格はCr.XXX,XXX,XXX×(100-(走行Km÷2000)÷100)(Cr.100未満は四捨五入、走行距離は100,000Km以降はカウントしない。例:280,000kmの場合は80,000kmとして扱う) **グランツーリスモ6 *その後 RS-2シルビアは"あるマシン"を投入するため予備機になる。2004年Rd.5エビスで投入された[[ソレ>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/?cmd=word&word=アルテッツァ&pageid=714]]は、タイムアタック車両の技術をふんだんに使われたパイプフレームボディの「HKS Racing」が製作した化け物だった。 後にその車両は、それまでうやむやだったD1GPで&bold(){明確な車両規定}を作るきっかけになったのだった。 &image(width=450,https://pbs.twimg.com/media/Gjf8FA_aQAANDf6?format=jpg&name=small) &bold(){何 事 も や り す ぎ は 良 く な い} *コメント #comment_num2(log= HKS GENKI ハイパー シルビア RS2 (D1GP) '04/コメントログ)