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三菱 ミニカ ダンガン ZZ '89 - (2025/01/28 (火) 05:08:57) のソース

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|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold() {三菱 ミニカ ダンガン ZZ '89}|
|>|>|&image(width=450,https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/20/Mitsubishi_Minica_Dangan_001.JPG/640px-Mitsubishi_Minica_Dangan_001.JPG)Image Credit : https://commons.wikimedia.org/|
|~|~メーカー|[[三菱]]|
|~|~英名|Mitsubishi Minica Dangan ZZ '89|
|~|~年式|1989|
|~|~エンジン|3G81|
|~|~タイプ|ロードカー&br()軽自動車|
|~|~PP(初期値)|XXX|
|~|~総排気量|548cc|
|~|~最高出力|64PS/7,500rpm|
|~|~最大トルク|7.60kgfm/4,500rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|10.00kg/PS|
|~|~駆動形式|FF|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|3,195mm|
|~|~全幅|1,395mm|
|~|~全高|1,465mm|
|~|~車両重量|640kg|
|~|~重量バランス|XX対XX|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~登場|[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]|
|~|~備考|アルトワークスの対抗馬として登場した、&br()三菱の軽スポーツカー。|
}

*概要
1989年発売の5代目ミニカ。こちらはスポーツグレード「ダンガン」のトップモデルで、[[スズキのアルトワークス>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/?page=%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD%20%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9%20RS%2FX%20%2790]]や[[ダイハツのミラTR-XX>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/?page=%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%83%84%20%E3%83%9F%E3%83%A9%20TR-XX%20%2790]]などの対抗モデルとして設定された「ダンガンZZ」。エンジンは市販車初となる5バルブ(吸気3・排気2)を搭載した、3G81型のターボモデルを積んでいた。

なお、[[グランツーリスモ2]]にもミニカ ダンガン ZZが収録されているが、そちらは[[1990年8月登場の660ccモデル>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/2523.html]]である。

*解説
ミニカ ダンガンは、歴代を通して「走りにこだわったイキのいい3ドア軽自動車」と言える特徴を持つ。軽自動車のスポーツモデルにおいて、[[スズキ]]や[[ダイハツ]]に大きくリードされていた三菱が、89年1月に行ったフルモデルチェンジで投入した最強バージョンが、このミニカ・ダンガンシリーズだ。1989年にデビューした5代目は、先代のシャープなフォルムから大胆なラウンドシェイプに変身した。全長 3195mm、全幅 1395mmの軽のサイズ枠をめいっぱい使いきっているにもかかわらず、ボディの面処理が絶妙で、それをまったく感じさせない。

ダンガン ZZは、ダンガンの中でももっともスポーティなモデル。64 PSを捻り出す548cc直列3気筒エンジンには、ありったけの新技術が投入されている。

一般量産車としては世界初となる「DOHC5バルブヘッド」は、吸気側に3つ、排気側に2つのバルブを持つ。さらにインタークーラー付きターボで武装され、燃料噴射は3気筒独立の電子制御式。一つ一つのインジェクターには3つの吸気バルブに均等に噴射する3スプレー式がおごられている。そのうえバルブを駆動するロッカーアームには三菱お得意のローラー式が採用され、バランスシャフト、水冷式オイルクーラー、油圧オートラッシュアジャスターなど、548ccとは思えぬ機構のオンパレードだ。
サスペンションはフロントにストラット式、リアに3リンク式コイルを採用。そしてブレーキは前にディスク、後にリーディングトレーリングを採用している。

スペック的には、ライバルであるスズキ アルトワークスより最大トルクで0.2kgfm劣り、車重で14kg重かったが、それでも加速力はリッターカークラスをも凌いだ。

そして同年8月には、当初FFだけだった駆動方式に、ハイドロリックカップリングをセンターデフとして使ったフルタイム4WDをラインアップに加え、追撃態勢を整えたのであった。

スポーツカーの世界でも、限られたエンジンにしかない5バルブヘッドを採用したダンガン ZZは、ある意味では日本の自動車界が生み出した究極のスーパーカーである。

*登場シリーズ
**[[グランツーリスモ4]]

**[[グランツーリスモ(PSP)]]

**[[グランツーリスモ5]]

**[[グランツーリスモ6]]

*コメント
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