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ドライビングエモーション - (2024/04/22 (月) 15:00:03) のソース

&image(https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41JC0NB215L.__AC_QL70_ML2_.jpg)
&bold(){ボク、“ドラエモン”。}


&youtube(https://youtu.be/yvq-TuTgJN0)&bold(){人間は、限界が好きだ。}
&youtube(https://youtu.be/Gt7kDWNAb9M)
&youtube(https://youtu.be/fJ0Hrgyfbzw)&bold(){筆者が感じた、OPでのクルマの動きの違和感を感じて欲しい。}

**特徴
[[グランツーリスモ3>グランツーリスモ3:A-spec]]より一年も早くPS2で登場したスクウェア(現スクウェア・エニックス)版グランツーリスモ。正式なタイトル名は&bold(){「DRIVING EMOTION TYPE-S」}。
日本版と後年に発売された海外版では違いがある。まずは日本版から。
|発売日|2000年3月30日|
|価格|6800円|
|開発元|エスケープ|
通称ドラエモン(&bold(){ドラ}イビング&bold(){エモ}ーショ&bold(){ン})。
なんとコックピットビューへの対応や[[鈴鹿>鈴鹿サーキット]]・[[筑波>筑波サーキット]]の2種類の実在サーキット、更に&bold(){[[フェラーリ]]}や&bold(){[[ポルシェ]]}を収録し、当時のグランツーリスモが出来ていなかった要素を先駆けて実現。(GTシリーズでは筑波はGT4P(2003年)、鈴鹿がGT4(2004年)で実現。フェラーリの収録はGTHD(2006年)、ポルシェに至ってはPS2から二世代も進化したGTS(2017年)になってから正式に収録された。しかも本ゲームに収録されている「ボクスター」は未だに未収録だったりする。)

だがしかし肝心の操作性がお粗末すぎて&bold(){「クソゲー」}の烙印を押されてしまう。&bold(){FF車でさえもツルツル滑ってスピンしてしまう挙動}で、&bold(){約40秒}という長すぎるロード時間とかも問題に。((日本版のみ))筆者は「クソゲー」という事実は全く知らずに中古で買ったが、OPでのクルマの動きを見て「これはなんかおかしいぞ……」と思った。
-次は海外版
|発売日|2001年1月26日(欧州)&br()2001年1月29日(北米)|
|開発元|エスケープ|
|価格|不明|
|ESRB|E|
|メタスコア|55|
|備考|ネジコン非対応|
海外版は日本版の発売から約一年ぐらい経って発売。一年もかけたおかげか、ロード時間短縮や紗がかかった画面に加え,挙動も接地感やセルフセンタリングの速度が大きく改善されたという。
日本版みたいにツルツル滑ることはなくなっており最初からこういう感じで出せよ‼︎と多くのプレイヤーが思っただろう。こちらも海外でもあまり微妙な評価らしいが、残念過ぎる日本版と比べたらマシ。むしろ海外のプレイヤーの方々に日本版を遊ばせてやりたい。
日本でもリメイク版としてこれを改めて出せば良かったんだが……。
**プレイ動画
&youtube(https://youtu.be/N-2Fz3eldGU)
&youtube(https://youtu.be/Wws9-s3JcyY)
&youtube(https://youtu.be/_F9qH2iFQww)

ちなみにGTマシンでオフロードコースを走れてしまったり全てのコースで全てのレベルでクリアすると貰えるのが最速マシンの[[トヨタ]]GTーONEと最遅の日産キューブであったり、横転したら強制的にポーズがかかり、やり直しさせられるのだが、ライバルが突っ込んできて起き上がって復帰出来ちゃったり、ライバルの車両とくっついて合体しちゃう笑ってしまうバグなど、語りどころは多い。
あ、BGMもクオリティは高くリッジレーサーシリーズとかなど数多くのゲーム作品で作曲を担当している細江慎治によるものであるというのも忘れてはいけない。
&youtube(https://youtu.be/QNkNtcqpHjo)
&youtube(https://youtu.be/yfdY6xl6tw0)
&youtube(https://youtu.be/PXGupx1OvMw)
&youtube(https://youtu.be/oDInNj60BQs)
&youtube(https://youtu.be/I01yZCUr2-Y)
&youtube(https://youtu.be/jd6anB1d_GU)個人的にお気に入りの、レース中のBGMの曲5つと、セッティング画面のBGMを聞いて欲しい。いやぁ、OPの曲も含めてどれも良い曲なんですけどねぇ……。

いいところもあっただけに実に惜しいところが多く、上のキャッチコピーを見る通り、限界に挑もうとした結果、限界にぶち当たった。結果、&bold(){「グランツーリスモ以上のゲームになろうとしたが、グランツーリスモにもさえなれなかった」}悲劇の作品だと言える。ただクソゲーと片付けてしまうのは惜しい魅力があるのだが……。

余談になるが、ドラえもんにも&bold(){「ドラえもんカート」}なるレースゲーも存在するが、そちらも大概なクソゲーであった。


ちなみにスクウェアはこの約半年前にPS1で怪作とも言われるほどのカルト級の人気を持つレースゲームを生み出したりしているが、また別の機会に。&image(https://inahostudio.x0.com/rlnew/rl9thmss_15.png)
[[&bold(){『SHOWTIMEはこれからだ。楽しみにしろ』}>>レーシングラグーン]]
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