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【その他のクルマ】トヨタ 86 MC '15

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トヨタ 86 MC '15
Image Credit : 画像を引用した場合、引用元を表記。
メーカー トヨタ
童夢
英名 Toyota 86 MC '15
年式 2015
エンジン GTA
(VK45DE)
タイプ レーシングカー
SUPERGT-GT300
カテゴリー ---
総排気量 4,494cc
最高出力 450ps/6,750rpm
最大トルク XXXkgfm/XXXXrpm
パワーウエイトレシオ XX.XXkg/PS
駆動形式 FR
吸気形式 NA
全長 4,725mm
全幅 1,950mm
全高 1,100mm
車両重量 1,150kg
重量バランス XX対XX
トランスミッション 6速
登場 未実装
備考 モータースポーツのモノ作りの発展と継承を。
ガレージの手腕が試されるマシン。

概要

童夢とGTAが、2015年シーズンのスーパーGTのGT300クラスに参戦するために開発された トヨタ86 をベースにした86MC。
マザーシャシーのマシンの一種で、MC(マザーシャーシ)の成り立ちは2000年代後半から2010年代前半頃のGT300クラスにFIA-GT3車両が多数参戦していた状況が相次いでいた事からである。
FIA-GT3車両はイチから自作するJAF-GT車両と比べるとコスト面では安く、プライベーター系のレーシングチームにとってはありがたい存在であるが、主に海外メーカーのクルマが多かったのと、購入した状態からユーザーが自由に改造できる部分はほぼ無いために日本自動車レース工業会(JMIA)は日本のものづくりが衰退してしまうのではないかと危機感を抱いていた。
そこでユーザーが低コストで車両が作成できる様、共通化されたシャシー・エンジン・トランスミッションを供給しようと2010年にGTAに提案を行って生まれたのがこのマザーシャーシというわけである。
レーシングコンストラクターである童夢が開発したカーボンモノコックをベースとし各パーツは国内のレース工業会に所属する企業が供給、JAF-GT(現:GT300規定)、FIA-GT3と比べて改造範囲が大きくとれるのが美点でコーナリングも速い。
エンジンはGTAというV型8気筒自然吸気エンジンが用意されている。製造元は公に公開されてはいないが、日産VK45DEをベースにしており、ル・マンLMP2クラスと同じエンジンである。
また、コスト面も安く2015年時点の車両代は約5,000万円で、改造費はつちやエンジニアリングの場合は約1,500万円。つちやエンジニアリングお得意(?)のホームセンターで材料を調達するなど、工夫次第では近年価格の高騰しているGT3車両より安く仕上げることも可能であるという。
ただ、メンテナンスガレージによって性能にばらつきがあるようで、ガレージの手腕も試される点も多いが、低コストで、なおかつうまくハマれば速いと言うのは十分魅力的な存在であり、(特につちやエンジニアリングはマザーシャーシ導入以前からローコスト・ハイスペックのマシン作りに定評があるのでなおさらである)模型で例えるならパーツから全てをほぼ1から作るJAF-GT車両はフルスクラッチの模型、買ってすぐに走らせられるが改造は出来ないFIA-GT3車両はおもちゃのトイラジコンカー、改造も出来てパーツ供給もされるマザーシャーシは市販の模型キットで作るプラモデルと言えば分かりやすく、プラモデル感覚に近い感じでローコストでオリジナルのレーシングカーを生み出せるマザーシャーシは大いに注目をされ、歓迎された。
初期はどんどん好成績を残し、遂にはつちやエンジニアリングの Vivac 86 MC が2016年にダブルタイトルを獲得した事もあったが、FIA-GT3車両を使うチームから不満が大きくなっていた。性能調整が課されるようになるとだんだん勝てなくなっていっていたため、使用チームが激減し、2025年現在はTEAM MACHが使用するのみとなっている。
つちやエンジニアリングも「勝った所でどうせMCだし」という目で見られていたのでMCを使用せず、911GT3の使用を経てJAF-GT車両のGRスープラを投入した。
ちなみに86以外にもロータス・エヴォーラやトヨタ・マークXを外装にした車両も存在していたのだが、モノコックの生産はすでに終了しているようである。
VK45もベースエンジンが手に入らなくなったことから実質的には終了したカテゴリーになっており、思ったよりは普及しなかっただろうが、モータースポーツのモノづくりを残すと言う課題に取り組んだ仕組みだと言えよう。
ちなみに現在も使用しているTEAM MACHだが、2022年の最終戦茂木にて他車に追突され大クラッシュ、モノコックが破損したため使用不能になった。しかし、この後INGINGが保有してArnageにレンタルしていた86MCを購入して2023年に参加したのも新規モノコックの調達が不能になったためである*1

解説

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登場シリーズ

未実装

コメント

  • Vivacのカラーリングとつちやの手作り感とか空力開発ならってエヴォーラとか共通パーツ使いながら各チームの色が出て好きだったなマザーシャーシ。あと記憶違いじゃなければ86の純正ボディだとリヤウイングはステーからHSV-010のやつだったような -- (名無しさん) 2024-05-27 17:30:00
  • JAF−GTが思いのほか廃れなかったんよね -- (名無しさん) 2024-05-27 17:47:08
  • 概要の文は添削出来る所あるけど自分にはもっと良い文思いつかない -- (名無しさん) 2024-05-27 18:24:33
  • マザーシャーシ共通の弱点として、走行中の振動がレーシングカー基準でも凄まじく補機類へのダメージが大きかったとか。エボリューションモデルが開発されてればその辺りも改良されてたかもしれないけど… -- (名無しさん) 2024-09-17 19:28:52
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*1 なお、ArnageはRCF GT3を購入して参戦されている。