by 「頭文字D」の御木先輩。
GT6を最後に途絶えていたグランツーリスモのスノーコース。このほど(2023年11月)ついに復活と相成った。とはいえそれなりに長いブランクを挟んでの実装ということもあって、走り方を忘れていたりそもそも分からん!というユーザーも少なくないはず。ここでは忘れ去られていながら突然舞い戻ってきた御木先輩のようなスノーコースを初歩から解説していこうと思う。
スノーコースとは
文字通り雪上に設けられたコースのこと。主にラリー等で使用される。舗装路とは違い、路面のグリップがかなり低くなるため、例え一般道でも走行する際には注意が必要。グランツーリスモを含む大抵のレースゲームではグラベル路面より滑りやすいように味付けされており、氷上を走るアイスの路面も同じように滑りやすい。
↑『雪上・氷上のコースは滑りやすい』というのはどんなゲームの世界でも常識でありタイヤを使わずホバーで浮く「F−ZERO」シリーズであっても例外ではない。
↑滑りやすい路面特性は逆を言えば自在にドリフトしやすいという事であるため、うまく把握すれば華麗なドリフトでコースをクリア出来る。中には『サイドバイサイドスペシャル』など、現実ではあり得ない角度でのドリフトを決められるゲームも。
↑『雪上・氷上のコースは滑りやすい』というのはどんなゲームの世界でも常識でありタイヤを使わずホバーで浮く「F−ZERO」シリーズであっても例外ではない。
↑滑りやすい路面特性は逆を言えば自在にドリフトしやすいという事であるため、うまく把握すれば華麗なドリフトでコースをクリア出来る。中には『サイドバイサイドスペシャル』など、現実ではあり得ない角度でのドリフトを決められるゲームも。
「4WDが雪道に強いのは世界の常識なんだよォ!」ってそれ本当?
『頭文字D』で御木先輩がこう言っていたように、4WDなら雪道でも大丈夫では?と思う人も多いだろう。

え?御木先輩が4WDのセリカに乗っていたのにFRのハチロクに負けたじゃないかって?ありゃ漫画。フィクションだからあり得ません。
確かに、グラベルと同じく雪道は2WDよりも4WDの方が有利だ。だが、雪の上り坂にこそ強いものの、下り坂だと重量がかさむ分、実は二輪駆動よりも止まりづらい。
もし、初めて雪道&そうした豪雪地帯とかになる地域とかを走るなら、4WDの中でも車高が高く重量も比較的軽い車を選びたい。例としてはジムニーのような軽SUV車、CX−30やC−HRのようなコンパクトSUV、エクリプスクロスや現行型RAV4といったクロスオーバーSUVなどがおすすめ。一方でランクルやハマー、ジープなどの本格的なクロカン車は車重が重いため、ブレーキング時には慣性の法則によって制動距離が長くなり、コーナリングではアウト側に膨らみやすくなる。舗装されている雪道を運転する際は注意したい。あくまでこういった本格クロカン系は未舗装の雪道で力を発揮するのである。なお、ランエボやWRXのようなスポーツタイプの4WDはそんなに積もってない雪道なら大丈夫だが、積もりすぎると車高の低さが仇になる可能性はあるので過信は禁物。
引用:https://rentacar.carlifestadium.com/blog/otoku/517/
「そんな車持ってないよ!」という人は、2WD車であっても適切な滑り止め措置を講じればまだ大丈夫。ただし、自車の駆動輪が前後どちらにあるのかは把握しておこう。後輪にだけチェーンを装着したFF車はもはや毎冬恒例の笑い種となっている。まあ、それでも雪道の運転に不安に感じるので有れば、上で挙げた車を事前にレンタカーとかで借りておくのも手かもしれない。
なお、夏用タイヤで雪道を走ると道交法違反になるので注意。冬になると降雪地域の高速道路では「冬用タイヤ規制」がしばしば実施されるが、場所によっては冬用タイヤでもタイヤチェーンを装着しなければならない規制を行う区間もあるので、冬場にこれらの道を使う人は覚えておこう。
言うまでもないが、「冬用タイヤを履いたから絶対にスタックしたり滑ったりしない」という訳ではないので過信は禁物。とにかく、急ハンドル・急ブレーキ・急アクセルといった無理な操作は厳禁。下の画像の御木先輩のように事故ってしまうぞ。
それよりも、基本的に大雪が降ったら例えクルマであろうと、外出するべきではない。豪雪地帯では毎年のように立往生が発生しているし、例え自分がキチンと滑り止め措置を講じていようとも、ひとたび立往生に巻き込まれてしまえばそれは無に帰すのだから…
確かに、グラベルと同じく雪道は2WDよりも4WDの方が有利だ。だが、雪の上り坂にこそ強いものの、下り坂だと重量がかさむ分、実は二輪駆動よりも止まりづらい。
もし、初めて雪道&そうした豪雪地帯とかになる地域とかを走るなら、4WDの中でも車高が高く重量も比較的軽い車を選びたい。例としてはジムニーのような軽SUV車、CX−30やC−HRのようなコンパクトSUV、エクリプスクロスや現行型RAV4といったクロスオーバーSUVなどがおすすめ。一方でランクルやハマー、ジープなどの本格的なクロカン車は車重が重いため、ブレーキング時には慣性の法則によって制動距離が長くなり、コーナリングではアウト側に膨らみやすくなる。舗装されている雪道を運転する際は注意したい。あくまでこういった本格クロカン系は未舗装の雪道で力を発揮するのである。なお、ランエボやWRXのようなスポーツタイプの4WDはそんなに積もってない雪道なら大丈夫だが、積もりすぎると車高の低さが仇になる可能性はあるので過信は禁物。

「そんな車持ってないよ!」という人は、2WD車であっても適切な滑り止め措置を講じればまだ大丈夫。ただし、自車の駆動輪が前後どちらにあるのかは把握しておこう。後輪にだけチェーンを装着したFF車はもはや毎冬恒例の笑い種となっている。まあ、それでも雪道の運転に不安に感じるので有れば、上で挙げた車を事前にレンタカーとかで借りておくのも手かもしれない。
なお、夏用タイヤで雪道を走ると道交法違反になるので注意。冬になると降雪地域の高速道路では「冬用タイヤ規制」がしばしば実施されるが、場所によっては冬用タイヤでもタイヤチェーンを装着しなければならない規制を行う区間もあるので、冬場にこれらの道を使う人は覚えておこう。

言うまでもないが、「冬用タイヤを履いたから絶対にスタックしたり滑ったりしない」という訳ではないので過信は禁物。とにかく、急ハンドル・急ブレーキ・急アクセルといった無理な操作は厳禁。下の画像の御木先輩のように事故ってしまうぞ。

スノータイヤとは

雪道では路面のグリップが低くなるため、WRCなどで用いられるラリーカーは、タイヤのトレッド部分に特殊な金属製スタッド(鋲)が埋め込まれた「スパイクタイヤ」を装着して雪道を走行する。分かりやすいイメージとしては、タミヤの昔のラジコンカーやミニ四駆とかなどに付いていたタイヤで、そのスパイクが小さいものだと想像すれば良い。WRCのラリーカーが雪道をあれほどハイスピードで走れるのも、このスパイクタイヤがあってこそなのである。
このスタッドタイヤの威力は絶大なもので、実は雪で有名なラリー・スウェーデンは「WRCで1、2を争う超高速コース」だったりする。
左右を雪の壁に囲まれて乗り上げれば即クラッシュするような道を200km/h近い速度でジャンプするのもザラである。
ドライバー曰く「雨のターマックよりはよっぽどグリップする」。

スパイクタイヤはかつて公道でも用いられていたが、アスファルトが金属鋲により削られてしまう上に、それによって舞い上がった粉塵が公害をもたらすため、日本では1990年にごく一部の例外を除いて法律により禁止された。
これに代わって現在のスタンダードとなっているのが「スタッドレスタイヤ」である。低温でも柔軟性を保つ特殊なゴムの採用や、トレッドパターンを工夫することによって、鋲に頼ることなくゴムだけで雪や氷に噛み込むようになっている。

グランツーリスモでは・・・
シリーズでは、スノーコースは
4
、
5
、
6
に収録されていた。
SPORT
では、アップデートで追加する事を考えていたのかタイヤのみ存在したが、結局追加されずじまいとなってしまった。
7では初期はスノーコースがなかったが、2023年11月の大型アップデートにてついに新コースが登場し、スノーコースが復活した。
7では初期はスノーコースがなかったが、2023年11月の大型アップデートにてついに新コースが登場し、スノーコースが復活した。
GTでの収録コース
- アイス・アリーナ(未作成)(GT4)
- シャモニー(GT4)(GT4)
- シャモニー(GT5)(GT5,6)
- レイク・ルイーズ(GT7)
他のゲームでは?
- WRC
- DiRT Rally2.0
以前はこれらのゲームにあったにもかかわらずGTシリーズにはなかったスノーコースだが、
GT7でのアプデにてついに復活したため、ラリーを再現したレースイベントは勿論の事、ロビーでのドライブ部屋でゆったりと雑談を交えながら楽しくドライブをしたり、遊びの幅がグッと広がるのではないだろうか。
GT7でのアプデにてついに復活したため、ラリーを再現したレースイベントは勿論の事、ロビーでのドライブ部屋でゆったりと雑談を交えながら楽しくドライブをしたり、遊びの幅がグッと広がるのではないだろうか。
ヤマウッツィ
さん、ポリフォの関係者・制作陣の皆様方、寒い冬のシーズンの中での追加、ありがとうございます。
関連動画
↑GT4のシャモニー
↑GT6のシャモニー(GT5と同コース)
↑デスレース
コメント
- ありがとうございます! -- (名無しさん) 2023-04-29 15:41:49
- 加筆 -- (名無しさん) 2023-04-29 15:41:59
- GT7にツェル・アム・ゼーの氷上コースが追加されるってのはほんとなんだろうか -- (しょるぼんぬ) 2024-02-17 17:54:04
- ダートもそうなんだがサスペンションのセッティングが分からん。とりあえずシャコタカにしてキャンバー0°にしてるけど… -- (名無しさん) 2025-02-11 08:19:09
- ↑GT7のターマックは振動数2前後、ロールバー4前後でダンパー固めて車高は120mm前後、キャンパー1°くらいがだいたいの車でベストかなって感じ。逆に車高が高いと暴れやすくなる傾向があるね -- (名無しさん) 2025-02-11 09:09:19
- グラベルとターマックを間違える凡ミス(笑) -- (名無しさん) 2025-02-11 09:11:00
- どうりでジャンプ後の着地でリバウンドしやすいと思ったら、車高上げすぎもアカンのね。ありがと -- (名無しさん) 2025-02-11 18:53:13