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マツダ ファミリア S-Wagon Sports 20 '99

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shikitojyun

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マツダ ファミリア S-Wagon Sports 20 '99
Image Credit : Shiki Tojyun
メーカー マツダ
英名 Mazda Familia S-Wagon Sports 20 '99
年式 1999
エンジン FS-ZE
タイプ ロードカー
5ドアステーションワゴン
カテゴリー N200
PP(初期値) ---
総排気量 1,991cc
最高出力 170PS/6,800rpm
最大トルク 18.4kgfm/5,000rpm
パワーウエイトレシオ 7.71kg/PS
駆動形式 4WD
吸気形式 NA
全長 4,250mm
全幅 1,695mm
全高 1,435mm
車両重量 1,310kg
重量バランス XX対XX
トランスミッション 5速
登場 グランツーリスモ2
備考 マツダのインプレッサワゴン対抗車種。
マツスピファミリアの実質的祖先

概要


1998年6月にフルモデルチェンジされた9代目ファミリア*1は、当初セダンボディのみの展開だったが、翌年の1999年には5ドアハッチバックの「S-ワゴン」が追加された。

解説

ファミリアに5ドアのハッチバックモデルが設定されていたのは、7代目の「アスティナ」以来となるが*2、アスティナのクーペルックに対してS-ワゴンはショートワゴンスタイルを採用。スバルインプレッサをイメージさせる長いリアオーバーハングが特徴である。

搭載されるエンジンはすべて直4で、ノーマルタイプの1.5リッターDOHCと可変バルブタイミングが装着されたS-VT仕様の1.5リッターDOHC、さらに4WDのR-4に搭載される1.8リッターDOHCの3種類が用意されている。トランスミッションは5MTと4ATの2種類、さらに駆動方式はFFと4WDの2種類がある。

豊富なバリエーションとユーティリティーの高さと価格の安さを実現することによって若年層にアピールしてきたS-ワゴンだが、99年8月にこの「スポルト20」が追加、カペラなどに搭載されている2リッター4気筒のDOHC16バルブでハイオク仕様。スペックはFF、4WD共通で最高出力170ps/6800rpm、最大トルク18.4kgm/5000rpm。車重の軽いFFであれば1200kgを少し越える程度なので、この数値であれば十分に高い運動性能を期待できる。

トランスミッションはFFでは残念ながら4ATのみの設定だが、このスポルト20に組み合わせられるのはシーケンシャルモードを備えた「アクティブマチック」と呼ばれるマツダ初のMT機能付きATで、スポーティなマニュアルシフトも可能になっている。なお、4WDモデルには通常の4ATまたは5MTの組み合わせとなる。定評のあるサスペンションにはさらにファインチューニングが施された。ストラットタワーバーやトランスバースメンバーを追加し、タイヤは16インチにアップされた。EBD(電子制御制動配分システム)やトラクションコントロール(FFのみ)などの電子デバイスも採用されている。乗り味はノーマルとはまったく違った、カッチリとした感触で、剛性の高さがハッキリと感じられる。

新しいフロント部のデザインは海外輸出用のS-ワゴンのものが流用され、さらに全体のエアロパーツは新たに開発されたものを装着している。エクステリアは大型のフロントバンパーやスポーティグリル、サイドスポイラーにリアアンダースポイラー、4灯式のヘッドランプにフォグランプと充実。インテリアはホワイトメーターやセミバケットタイプのシート、ナルディ製のステアリングホイールなど、専用装備が揃っている。さらにセンターパネルやシフトノブなどにチタンテイストの装飾が施されており、そのメカニカルな雰囲気は、こちらも欧州的な機能美を感じさせるものに仕上がっている。

ワゴンというよりハッチバックに近い雰囲気のコンパクトボディは、取り回しも使い勝手も抜群な実力派。これにスポーツ性能をプラスしたスポルト20は、まさに隙ナシの一台と言えるだろう。

ちなみにこの「スポルト20」グレード、モデル末期の2002年にはセダンにも設定されているグランツーリスモ4から6まではこちらが収録された。

登場シリーズ

グランツーリスモ2

EAST CITYのMAZDAディーラー内、NEW CARにて購入可能。
価格はCr.1,933,000

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注釈

*1 ちなみに日本国外では、欧州では「323」と北米では 「プロテジェ」 というモデル名で、世界各国で販売されていた。

*2 8代目は1クラス上のランティスの影響か、3ドアハッチバックのみの展開だった。