グレッディ フグZ | ||
![]() ![]() ![]() ![]() | ||
メーカー | グレッディ(未作成) | |
---|---|---|
英名 | Greddy Fugu Z | |
エンジン | RB26DE-Fugu-Z | |
タイプ | コンプリートカー グランツーリスモアワード | |
カテゴリー | N300 | |
PP(初期値) | 532.23 | |
総排気量 | 2,593cc | |
最高出力 | 299PS/9,000rpm | |
最大トルク | 33.6kgfm/6,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 3.68kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
全長 | 4,140mm | |
全幅 | 1,826mm | |
全高 | 1,285mm | |
車両重量 | 1,100kg | |
重量バランス | 55対45 | |
トランスミッション | 5速 | |
ダート走行 | 不可能 | |
登場 | グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | サン・カン氏の愛車 毒を持つロケバニエアロZ |
概要
映画「ワイルド・スピード」シリーズに登場するハン・ルー役で知られるサン・カン氏のS30型240Z。
通称”Fugu Z”は、2015年に開催されたSEMAショーでヤマウッツィ氏に気に入られグランツーリスモ・アワードを受賞し、グランツーリスモに収録されることが決定した。
通称”Fugu Z”は、2015年に開催されたSEMAショーでヤマウッツィ氏に気に入られグランツーリスモ・アワードを受賞し、グランツーリスモに収録されることが決定した。
トラストの手によってチューンされ、NAとなったRB26DETTエンジンを搭載している。圧縮比の向上等を行い、インディカーと同じエタノール燃料を使用すれば、約300PSを発揮できるという。なお、あえてターボを外しNAとしたのは、オリジナルのL型直6エンジンをオマージュしてとの事。
ちなみに、ホットウィールでもミニカー化されている。
GTアワードを受賞した当時搭載されていたNAだったRB26DEは、その後「ショーカーとしてではなく、普通にドライブを楽しめる」というサン・カンきっての要望によってベースと同じツインターボに戻されている。純正タービンをベースにハイフロー化を施しブースト圧1.1を上限としたセッティングでおおよそ400馬力を出すセッティングとなっており、燃料もレギュラーガソリンを使用するなど日常使いには十分ともいえるクルマへと改められた。

ちなみに、ホットウィールでもミニカー化されている。

GTアワードを受賞した当時搭載されていたNAだったRB26DEは、その後「ショーカーとしてではなく、普通にドライブを楽しめる」というサン・カンきっての要望によってベースと同じツインターボに戻されている。純正タービンをベースにハイフロー化を施しブースト圧1.1を上限としたセッティングでおおよそ400馬力を出すセッティングとなっており、燃料もレギュラーガソリンを使用するなど日常使いには十分ともいえるクルマへと改められた。
ちなみにGT7ではターボキットの装着が可能となっており、チューニング次第では現在のターボ仕様のスペックも再現可能。
解説
このクルマを製作したのは、映画「ワイルド・スピード」シリーズへの出演等で知られる俳優、サン・カン氏。ノーマルの状態で購入した1973年式の240Zをベースに、氏が240Zのカスタマイズ理想図をSNSにアップしたところ、トラスト等の協力を申し出た企業がカスタム。内外装はビス留めオーバーフェンダーのエアロパーツでリバティーウォークと人気を2分している日本のエアロパーツメーカー、TRA京都・ロケットバニーが手掛けた。
車名の「フグ」は、日本でおなじみの高級魚、河豚(ふぐ)が由来。「"Fugu"は資格を持った人が適切に調理をしないと命を落とすこともある。クルマもそれと同じで、どんなに素晴らしいパフォーマンスを発揮するように改造しても、知識と技術を持った人がしっかり改造しないと命を奪う危険がある……」
という由来
である。
フグはテトロドトキシンという強い猛毒を持つため、適切な処理をしないと死に至ってしまう。しかし、ふぐ調理師の資格やフグ取扱施設許可といった資格や知識を持ち、毒を持つ部位を適切に処理をすることで命を落とすことなく非常に美味しい料理にすることができる。クルマも同じように、資格や知識を得た人が適切に作ることで、高いパフォーマンスを持ちながら安全に走れるクルマへと生まれ変わらせることができるのだ。
フグはテトロドトキシンという強い猛毒を持つため、適切な処理をしないと死に至ってしまう。しかし、ふぐ調理師の資格やフグ取扱施設許可といった資格や知識を持ち、毒を持つ部位を適切に処理をすることで命を落とすことなく非常に美味しい料理にすることができる。クルマも同じように、資格や知識を得た人が適切に作ることで、高いパフォーマンスを持ちながら安全に走れるクルマへと生まれ変わらせることができるのだ。

余談だが、ワイルド・スピード最新作である「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(原題:Fast X)」にも同じエアロキットを施した240Zが登場する。
ドミニク・トレッド(ヴィン・ディーゼル)の元恋人である亡きエレナ・ネベス(エルサ・パタキー)の妹、イザベル・ネベス(ダニエラ・メルシオール)の愛車であり、PANDEMのエアロキットに加えさらなるハイパワーを求めてL24からRB26DETTに換装するなど、フグZと概ね同じ内容のカスタマイズがなされている。
ブラジルのストリートレースシーンにて登場するも、まともにレースをやるつもりがなかったダンテ・レイエス(ジェイソン・モモア)に手によって仕掛けられた爆弾を切り離すためにドムのとっさの判断で路肩に止められていたピックアップトラックにぶつける事で爆弾を切り離したことで横転するものの、爆破の被害を車体の炎上のみに留めてイザベルを救った。
なお、撮影に用いられた一台がグーネットに掲載(https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/16/700973104030240906001.html)されており、劇中ではRB26に搭載されているとされているエンジンルームはソレックスキャブレターを装着したL28のままであり、ボンネットから飛び出しているタービンは飾りのような状態となっている。
ちなみにRB26のタービン位置は上記のフグZの写真のように、左側にタービンが配置されている構造となっており、イザベルの240Zのタービンは右側にタービンが装着されている本来のRB26ではあり得ない構造であるため、タービンの配置からRB26を積んでいないと気付く人も少なからずいた模様。
登場シリーズ
グランツーリスモSPORT
Cr.30,000,000で購入。
グランツーリスモ7
Cr.30,000,000で購入。またはカフェのエクストラメニューであるコレクション「日産 フェアレディZ」を完了する事でも貰う事ができる。
アップデートにより、日産 スカイライン Super Silhouette Group 5 '84のLZ20Bエンジンをスワップ可能に。純レーシングエンジンゆえ性能アップは間違いないのだが、Zに4気筒を積むのはちょっと躊躇われる気もする。ついでに言えばRB型からL型へのスワップなのでむしろ退化してたりする。
コメント
- ジェットブレイクの最後にドミニクの家に黄色いZが止まってたけどあれは次作、ファイヤーブーストの伏線だったのか -- (名無しさん) 2023-07-21 00:30:33
- フグの名前の由来が良いですね… -- (名無しさん) 2023-11-21 12:14:13
- 悪魔のZらしい、いい名前だね。 -- (名無しさん) 2024-01-08 19:46:32
- 青色に染めたら悪魔のZっぽくなる。 -- (名無しさん) 2024-06-04 18:32:03