トヨタ セリカ GT-FOUR ラリーカー (ST185) '95 | ||
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メーカー | トヨタ | |
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英名 | Toyota Celica GT-FOUR Rallycar (ST185) '95 | |
年式 | 1995 | |
エンジン | 3S-GTE | |
タイプ | レーシングカー ラリーカー | |
PP(初期値) | 475 | |
総排気量 | 1,998cc | |
最高出力 | 299PS/5,600rpm | |
最大トルク | 50.0kgm/4,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 4.01kg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 4,410mm | |
全幅 | 1,745mm | |
全高 | 1,300mm | |
車両重量 | 1,200kg | |
重量バランス | 59対41 | |
トランスミッション | 5速 | |
ダート走行 | 可能 | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | 1992年から1995年までのWRC世界ラリー選手権に参戦するために、 開発されたラリーモデル |
概要
トヨタ セリカ GT-FOUR ラリーカーは、トヨタが1992年に5代目セリカをベースにしたWRC世界ラリー選手権に参戦するために開発されたラリーモデルで、本車は1995年に藤本吉郎がサファリラリーで日本人初の総合優勝を果たした。
解説
1992年、TTEことトヨタ・チーム・ヨーロッパは、WRCにST185型セリカをベースとしたセリカターボ 4WDを投入。このマシンは前年までWRCを闘っていたST165型セリカのノウハウを元に開発された。熱によるパワーダウンを防ぐためフロントグリル開口部が拡大され、ボンネットには排気用の大型アウトレットが設けられている。エンジンは先代で信頼性を確立した3S-G型2L直4を継承。ただしターボチャージャーと水冷インタークーラーは大型化され300PSを発揮した。
1992年の開幕戦でデビューしたセリカターボ 4WDはいきなり2位に入賞、さらに第4戦のサファリで初優勝を飾る。シーズン後半になるとセリカは波に乗り、最後の2戦を連勝。エースのカルロス・サインツがドライバーズタイトルを獲得した。
翌93年は、それまでライバルだったランチアがワークス活動を休止し、替わってエスコートRSコスワースを走らせるフォードが相手となった。セリカはターボラグを解消するためにミスファイアリングシステムを搭載し、戦闘力を高めた。このモディファイは功を奏し、シー ズン13戦中7勝を獲得。ユハ・カンクネンがドライバーズタイトル、トヨタは日本車メーカーとしては初のメイクスタイトルを手に入れた。
94年になるとライバルの進化も著しく、旧式化したST185は徐々に苦戦するようになる。それでもセリカは高い信頼性を武器に5勝を記録、ディディエ・オリオールがドライバーズタイトル、トヨタもメイクスタイトルを獲得し、2年連続のダブルタイトル授賞となったのである。
登場シリーズ
グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
コメント
- 加筆のしかたが分かりませんので誰か加筆をお願いします。 -- (名無しさん) 2024-02-08 16:48:12
- どうやら、加筆したようですね。 -- (名無しさん) 2024-02-09 13:19:18
(log=トヨタ セリカ GT-FOUR ラリーカー (ST185) '95/コメントログ)