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2024年クルマ界ニュース 4月編

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2024年4月に起きたクルマ関連ニュースをピックアップしてお届け。先月に続いて社会的にも盛り上がるニュースが多かった。



目次
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史上初の春開催。『聖地』鈴鹿のF1日本グランプリ

4月5日〜7日から、史上初の春開催となったF1日本グランプリが開催された。先週のフォーミュラEに続く連続での日本での国際自動車レース開催となったが、相変わらず例年通りの熱気に。桜満開の時期に被った事もあり、多くの外国人観光客も見に来たりと、興行的にも成功したという印象であった。
また、フリー走行1回目にはスーパーフォーミュラに参戦中の岩佐歩夢が角田と同じRBのマシンに乗ってのフリー走行も行って話題になった。

さて、レースの結果は見事ポールトゥウィンで前回のオーストラリアの雪辱を果たしたマックス・フェルスタッペンが優勝。セルジオ・ペレスも2位に入りレッドブル1–2を決めた。3位には前回戦に続いて表彰台に登ったカルロス・サインツJr。角田選手も10位入賞でポイント獲得という活躍を見せた。

※F1本編の動画が使えなかったのでこちらの上の3本の動画を掲載します。
なお、今年のF1日本グランプリではこのような「フィクション映画の撮影」という名目でシーンの撮影が実施された。恐らくブラッド・ピット氏が出演するF1映画の撮影と見られており、撮影用のカメラカー(黒いポルシェ)が走ったり、映画でブラッド・ピットが所属するチーム「APX GP」のロゴを付けた人が目撃されたりしている。恐らくブラピの映画でも日本グランプリのシーンが登場するのだろうか。気になるところである。

角田裕毅vs国内トップドライバー!カートウォリアーズ開催

そんなF1日本グランプリの興奮冷めぬ中、角田裕毅選手が国内でのモータースポーツの周知や魅力の発信を目的として考案した、『角田裕毅プレゼンツ カートウォリアーズ』が、4月9日に東京都江東区のシティ・サーキット・東京ベイで開催された。
角田裕樹選手の他に、小高一斗、大湯都史樹、阪口晴南、山下健太、福住仁嶺、太田格之進、牧野任祐といったスーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍する選手達が登場。
白熱のカートレースを繰り広げ、福住、小高、角田のトップスリーという結果に終わった。

30周年を迎えたスーパーGT、開幕。波乱も巻き起こる大接戦に

日本グランプリの翌週、4月12〜14日には、スーパーGT開幕戦が岡山国際サーキットで行われた。シビックTYPE Rといった新型車が投入される注目のシーズンだけに、ファンの興奮もより一層高いシーズンが幕を開けた。
1周目からGT500のastemo 17号車が、スピンしていたENEOS 14号車に突っ込んでクラッシュという大波乱が起きる中、GT500クラスは36号車au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が優勝を飾った。2位に39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)、3位に100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)の順となり、トヨタ勢2台に続いて新型車のシビックを投入したホンダが1台入り込むという結果になった。

一方、GT300クラスは2号車muta Racing GR86 GT(平良響/堤優威)が優勝。2位は65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)、3位は7号車Studie BMW M4(荒聖治/N.クルッテン)という結果に。
まだまだ波乱も起こりそうな今シーズン、誰が制覇するのか気になるところだ。

F1とのコラボもあるか?リバティ・メディア、Moto GPの経営権も獲得へ

日本グランプリ開催前の4月1日、F1の経営権を持つリバティ・メディアは2024年には2輪バイク最高峰のレースであるMoto GPとSBKを統括していたドルナスポーツの株式を約86%取得し、買収に合意した事を発表した。
4輪と2輪車の最高峰レースの経営権を同じリバティ・メディアが手にした形となるのだが、今後はF1とMoto GPのコラボ企画も行われるのか、どのような展開が行われていくか注目してみたいところである。

アロンソ、来季以降も残留、カッコ良すぎるコメントも注目

来年、ハミルトンが抜けたメルセデスに乗るのか?と言われていたフェルナンド・アロンソ。しかし、日本グランプリの後、アロンソはアストンマーティンに来季以降、少なくとも2026年末まで残留する事を決めた。
その時のプレスリリースのコメントもカッコいい。

「僕はここに留まる事にするよ。」
たった一言のこのセリフのみという彼の粋の良さと飾らないカッコ良さ(?)を感じる。なお、上の2015年のブラジルGPの時の彼の写真にこのセリフを合わせるとすごく合う。
ちなみに、アストン残留の決め手には2026年に組むホンダも一因としていて、「新規定のF1を、ホンダとの新プロジェクトで走りたかった」としている。かつて「GP2エンジン」と失望していたホンダエンジンと再びタッグを組む事になるアロンソ。あの時とは違うホンダエンジンの実力を彼はどう思うだろうか。

嘘だと言ってよニューウェイ!レッドブルを離脱へ

移籍報道はドライバーだけにあらず。まさかのニュースが4月下旬に届いた。
ウィリアムズFW14Bなどの数々のチャンピオンカーを生み出し、現在レッドブルにてマックスのチャンピオン貢献も果たす我らが憧れる、天才エイドリアン・ニューウェイ先生がなんとレッドブル離脱するとの報道が出た。
どうやらレッドブルが昨年末から続いたホーナー氏によるお家騒動に嫌気を差しての離脱との事。その後、5月1日に正式にレッドブルからの離脱が発表。年内は特定のレースに於いて帯同はするが、レッドブルが開発しているハイパーカー『RB17』の開発の方に携わる事になるようだ。
ちなみに報道によると今後はフェラーリへ行く事が濃厚とされ、まさかの来年フェラーリ入りするハミルトン氏とのタッグが実現する可能性も出てきた。今後どうなるか注目していこう。
ちなみにニューウェイはこれまでに3度もフェラーリ入りがウワサされていたものの、いずれもご破断となった過去がある。
フェラーリにとっては4度目の正直になるのかどうか……。

ハミルトンが往年のPS1のレースゲームにチャレンジ!

一方でこんなF1に関する話題も。
4月12日、メルセデスF1チームの公式YouTubeチャンネルにて公開されたのがルイス・ハミルトンが懐かしい初代PlayStationのレースゲームをプレイするという動画。
プレイしたのが、「ドライバー」、「F1 2000」、そして我らが初代グランツーリスモ。ちょっと懐かしいあの頃のゲームを遊びたくなる動画である。

往年のレーシングマシンが全開バトル!第81回グッドウッド・メンバーズ・ミーティング開催

往年のレーシングマシン達が全開バトルを繰り広げるクラシックレースイベント「グッドウッド・メンバーズ・ミーティング」が今年で81回の開催を迎え、4月13〜14日の週末のグッドウッドで開催された。
100年前のクルマやバイク、F1にハコ車など多彩なジャンルのマシンが全力疾走する姿は圧巻。下の動画でそのレースの数々を見てその迫力を感じ取ってほしい。

メモリアルと偉大なる故人に捧ぐ展示。オートモビルカウンシル開催

古きを訪ねるといえば、この月にはクラシックカーを中心とした自動車イベント、『オートモビルカウンシル』が幕張メッセで4月12日〜14日にて開催された。
様々なテーマの展示が行われるこのイベントでは、メモリアルイヤーを祝す展示と、偉大なる故人達に捧げるテーマの展示が行われた。
メイン的に展示されていたのがホットハッチの元祖、フォルクスワーゲンゴルフの生誕50周年を記念した展示。
初代ゴルフから最新モデルまで、歴代のゴルフが揃い踏みとなっており、別のブースではゴルフの中古車を販売していたところもあった。

日産ブースは日産生誕90周年を記念しての展示で、シルビアやフィガロ、プリメーラといった80年代末期〜90年代初頭頃の懐かしい名車を揃えた。
一方で、先月亡くなったマルチェロ・ガンディーニ氏と篠塚健次郎氏を追悼する展示も行われ、マルチェロ・ガンディーニのデザインしたカウンタック、ミウラ、ストラトスといった名車が並べられ、篠塚健次郎氏の展示ではパリダカで乗ったパジェロやWRCの際に乗ったギャランが展示されていた。

そして、ちょうど30年前の来月、5月1日に亡くなったアイルトン・セナの没後30年を迎えるのに合わせて、セナが最後にワールドチャンピオンを獲得したマクラーレンMP4/6など、セナゆかりのマシンも展示されていた。

様々な過去の名車達が紡ぐ自動車の歴史博物館というべきイベントとして大盛況だったと言えよう。

アイルトン・セナのデビューチームを率いた『トールマン』創設者のテッド・トールマンが死去

そのアイルトン・セナがデビューしたレーシングチーム『トールマン』の創設者であるテッド・トールマンが、長い闘病生活の末に86歳で死去したと発表された。
家族の声明によると、トールマンは長期にわたって闘病生活を送っており、最終的には心腎症候群の合併症で亡くなったという。アイルトン・セナが亡くなって30年後に天に旅立ったテッド氏。今頃天国でセナと出会えている事を願いたい。
↑アイルトン・セナの甥ブルーノ・セナと握手をかわすテッド・トールマン(写真は2010年のF1オーストラリアGP)

元ニッサンワークスドライバーの都平健二さんが逝去

そして、訃報のニュースが日本国内にも届いた。
元レーシングドライバーでニッサンワークス出身、チューニングショップ『リミット』を主宰する都平健二(とひら・けんじ)さんが2024年4月25日に亡くなった。83歳だった。
60〜70年代には日産の追浜ワークスで活躍。ハコスカGT-Rやフェアレディ240Z、そして2年前に亡くなった高橋国光氏と共にR382で大活躍した。
ワークス活動休止後はFJ1300やフォーミュラ・パシフィック、富士グランチャンピオンレースなども参戦。マイナーツーリングやTSレース、全日本ツーリングカー選手権(JTC)やジャパン・スーパースポーツ・セダン(JSS)、全日本GT選手権(JGTC)、N1耐久/スーパー耐久シリーズでの活躍が広く知られ、ベテランの走りが光る“ハコ車使い”として数々のタイトルを獲得している。
1995年のN1耐久開幕戦では熟成の進んだ愛機R32GT-Rで出場し、これがデビューレースだった新型R33GT-Rを破って優勝してしまうという逸話も残している。
そんな日本のモータースポーツ黎明期も支えた名ドライバーを失う事は、日本が誇る宝を失ってしまったのと同じ。残念だが、その訃報に哀悼の意志を示したい。

日本にも入れて欲しい?ホンダの中国向けの新型EV車シリーズ「烨(イエ)シリーズ」発表

日本ではEV市場で苦戦気味のホンダだが、4月16日、中国向けの新型EV車シリーズとして「烨(イエ)シリーズ」を発表した。
シリーズの第1弾となる「烨P7(イエ ピーセブン)・烨S7(イエ エスセブン)」はクロスオーバータイプ、そして第2弾のコンセプトモデルとなる「烨GT CONCEPT(イエ ジーティーコンセプト)」はグランドツアラー志向の4ドアセダン車となる。
烨P7・烨S7は新開発のEV専用プラットフォームを採用し、1モーターによる後輪駆動モデルと、2モーターによる四輪駆動モデルを設定し、後輪駆動モデルは軽快ですっきりしたハンドリングの実現、四輪駆動モデルは高出力でありながらも意のままに操ることができるハンドリングとの両立というキャラクター付けを施している。

また、烨GT CONCEPTの方はGT(Grand Tourer)の名にふさわしいロー&ワイドなシルエットにあわせて、運転席はレーシングドライバーのように運転に没入できる空間としており、ホンダの十八番であるF1、レーシング&スポーツ志向を4ドアセダンでありながら味わえるモデルとなっている。なお、烨GT CONCEPTをベースとした量産モデルは、烨シリーズ第2弾として2025年内の発売を予定している。
残念ながら中国市場向けであり日本での販売予定は無いが、烨P7・烨S7の方だけでも日本でもそこそこ売れそうな気が……。

自動車も関わる話として避けては通れない話題。2024年問題スタート

自動車が関わる話として避けては通れない話題である2024年問題。
4月1日以降、建設、運輸、医療に対して例外的に認められていた時間外労働の上限規制の猶予が終了する事になり、特にトラックドライバーやバス運転手などの運輸業はドライバー不足もあって物流の停滞、路線廃止とかの事態が起こりうっているような状況になっている。
なかなか難しい話題で語ると大きく逸脱してしまいかねないから解決方とかの所は別のところを見てほしいが、自動運転技術も現在は研究段階にあり、やはりトラックもバスもドライバー無しでは動けない。彼らのような社会を支える運転手の存在を、我々は感謝しないといけないし、自動車業界もこの問題にどのようなアプローチが取れるか、色々試行錯誤していってほしいものである。

ドライバー不足対策の切り札になるか?ライドシェア、遂にスタート

そんな2024年問題によるタクシー業界のドライバー不足対策の切り札として、4月8日より都内でタクシー会社が研修や運行管理などを行う運営主体となり、一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ仕組み、ライドシェアがスタートした。今後は他の都道府県でも行われる模様。
配車アプリで呼び出し、運賃はタクシーと同じ水準で支払いは原則、アプリを使ったキャッシュレス決済で行う事で、乗客とドライバーの間のトラブルを防ぐねらいとなっている。
安全管理面とかの不安も残るが、ドライバー不足対策の切り札として日本に少しずつ浸透していって欲しい。

ダイハツ、再生なるか。体制の見直し案を発表

ダイハツが体制の見直し案を4月8日に発表した。体制の見直し案の詳細は次のプレスリリースの通り。

つまり、海外事業での開発から認証までトヨタが責任を取る事となり、実際の開発はダイハツに委託する形となる。これに併せて、4月から国内での全車両の生産も再開されたのだが、果たして、ダイハツの信頼回復なるか。

ビッグモーターも再編へ。5月1日に新会社に中古車販売事業を引き継ぎへ

ダイハツと同じく昨年大きな問題を起こしたビッグモーター。4月には盗難が起きてしまうなど未だ世間の風当たりが強いが、そのビッグモーターを買収した伊藤忠商事が5月1日から新たなに設立する新会社に中古車販売事業を引き継ぎさせる事になる。
こちらは会社が2つに分割され、中古車販売は新会社が行うが、ビッグモーターは負債や損害賠償だけが残るという、事実上の『ビッグモーターの名前が消える』事になった。
そして、5月1日、新たな会社名を発表。その名前は「株式会社WECARS」。
社長には元伊藤忠商事執行役員の田中慎二郎氏が就任し、ビッグモーターの和泉伸二社長ら旧経営陣は関わらない事になった。果たしてWECARSは信頼される中古車ディーラーとなれるだろうか?

三原じゅん子議員のランクル、盗難被害に遭う

相次ぐ車の盗難被害。遂に今度は国会議員の愛車も狙われた。
大の車好きでレースにも出場した経験もある三原じゅん子議員の愛車であるランドクルーザーが横浜市にある自宅に置いていたのにも関わらず盗難被害に遭った。
特にランドクルーザー自体、海外人気も高いため常に盗難被害に遭う車リストの上位についている車種。それだけにこうした著名人であっても盗難被害に遭うという事を示した事案と言えよう。
なお、ランドクルーザーの盗難被害は先月には茨城県内にある住宅から盗まれたり、同じ月には東京都の町田市の住宅から盗まれたりと関東圏内で相次いでいる。恐らくは同一グループの可能性も高いか?

テレビアニメ『HIGHSPEED Étoile(エトワール)』放送開始、各所タイアップも話題に

昨年はクルマ関連のアニメが2作品も生まれたのは話題となったが、今年も新たなクルマ関連のアニメ作品が4月6日深夜から放送開始された。
それが『HIGHSPEED Étoile(エトワール)。近未来で時速500Km出せるハイスペックマシンを駆る少女達のレースを描く作品そのせいで「美少女版サイバーフォーミュラとも言われているが」で少しSF寄りの作品だが、アニメにも実在するスポンサー企業が登場したり、現実のクルマ関連のコンテンツなどとコラボ。スーパーフォーミュラが制作協力に加わり、我らがグランツーリスモともコラボ、「GT7」に期間限定デカールが登場したりと盛り上がりを見せている。
そんな中全12話?のレース開催場所のスケジュール表が発表されているのだが、そのコースがどこかで見た事あるようなコースが使われている事が話題に。
モデルを解説すると第1話と4話はかつての30度バンクと現在のレイアウトを混ぜた新生富士スピードウェイこと「ネオ富士スピードウェイ」、第2回はF1開幕戦が行われるコースであるバーレーンのバーレーン・インターナショナル・サーキット、5話はもちろんモンテカルロ市街地コース、その他はサーキット・オブ・ジ・アメリカズ、インテルラゴス、上海インターナショナルサーキット、そして唯一実在しない大阪関西万博サーキットだ。
恐らく大阪関西万博サーキットは名称から推察すれば、万博開催跡地に建てられたコースの可能性が高いが……一体どのような雰囲気のコースとなっているのか気になるところ。
……が、富士スピードウェイ以外は許可取っているのか怪しいところで、第2話に登場したバーレーンのコースもレイアウトを反転させての登場となったりしている模様。imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
結構これ以外にも評価が賛否両論分かれており、不安しか無いが……果たしてどうか?

TOYOTA GAZOO Racing×マクドナルド×トミカ。カッレ・ロバンペラも登場する大規模コラボレーション!

こちらも大規模なコラボレーション企画として展開されたニュース。
マクドナルドのハッピーセットにトミカが登場するのだが、TOYOTA GAZOO Racingはマクドナルドとトミカとガッチリコラボ。ハッピーセットに「トミカ」が初登場してから10周年を記念してのコラボレーション企画である。

「DRIFT Twins」という企画を展開し、富士スピードウェイで開幕するFORMULA DRIFT JAPAN第1戦に出場するカッレ・ロバンペラ選手、ケン グシ選手が登場し、黄金のGRカローラとGR86による2台によるドリフト走行を見せるPVも公開された。

なお、この黄金のGRカローラはハッピーセットのトミカのラインナップにも入っている。
GR86の方は?PVでもこっそりと出ていたが、ひみつのおもちゃ枠でのリリースでの登場だった。まあ、PV出ていたらひみつも何もないですがね……。

余談だが、モリゾウもこのGRカローラをゲットしたそうで、その模様をTOYOTA GAZOO Racing公式の各SNSサイトでアップしている。あ、ちなみに筆者も無事GRカローラ、ゲットしました。

また、この2台の実車も4月4日(木)から4月18日(木)までの間、マクドナルド晴海通り豊洲店で展示されていた。
なお、そんな中行われたフォーミュラドリフトジャパン富士だが、カッレ・ロバンペラ選手は予選2位を獲得したものの、日曜の追走トーナメントにて敗退。ケン グシ選手も敗退してしまう結果となったが、今後も今シーズンのフォーミュラドリフトジャパンでも彼の勇姿が見れるのか、続報を期待してみたい。

ホットウィールコンペティション開催。先だしされたラインナップからアメリカの自動車ブームの傾向を見る

またしてもミニカーにまつわる話だが、日本時間の4月7日に2024年春のコンベンション「24thコレクターズ・ナショナルズ」がアメリカ・アトランタで行われ、新作のプレゼンテーションも公開された。

自動車好きの琴線に触れるラインナップを次々と送り出しているホットウィールだが、古今東西、バラエティー豊かなラインナップが次々と展開されている。ではそんなほんの一部だが、その傾向を見ていこう。
https://www.youtube.com/live/JH2dHSoiaLQ?si=79Za9w03A75qmY28←さらに詳しいラインナップはここより
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。まずはベーシックカーから。最新の現行車種はウラカン ステラートとポルシェ911ダカール(ホットウィール版ではラリーという名称で販売)という奇しくも2台のオフロード仕様のスーパーカーが共に新規金型車として登場予定。(しかも2台並べる事を意図しているのか同じアソートで封入される)
アメリカ車の方も、最新最強のマスタングのモデルであるフォードマスタング ダークホースがラインナップに加わる。
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imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。一方で往年のクラシックカー系のモデルも従実させており、ホンダの名車S800はRSCがチューンしたレーシング仕様で登場、さらにフォード・コスワース・DFVエンジンを最初に搭載しジム・クラークらが操ったロータス49も登場。ご年配のレースファンも唸らせる、なかなか渋いチョイスではなかろうか。
ちなみにロータス49はファーストカラーがカーナンバー5、ドライバー白、セカンドカラーはカーナンバー4、ドライバー黒仕様で、どちらともジム・クラーク仕様となるようで、会場には2種類展示されていた。

imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。一方でホットウィール独自のアレンジやカスタムが施されたモデルも存在し、今やミニカー界隈でも引っ張りだこのリバティウォークのケンメリは往年のチョロQ風のノッポスタイルに、フォルクスワーゲンのファミリーワゴン、T3をレーシーにモディファイしたカスタムカーとかがある。
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imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。一方でプレミアム系列の商品では特に日本車のラインナップがさらに目立っており、アメリカでも高まるJDMブームの勢いを感じさせた。
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最新の車系おもちゃは? 夏のおもちゃビジネスフェアからみる車系玩具

車のおもちゃに関する話題としてこちらもお届け。
2024年問題の物流問題などの影響により2ヶ月前倒しされた夏のおもちゃの商談会が4月10日〜11日、東京都立産業貿易センター台東館にて開催された。そこから車系おもちゃをピックアップしてお届けしよう。
まずは我が国を代表するミニカーの王様、トミカ。ちょうどタカラトミーが100周年を迎える事を記念したセット「タカラトミー100周年記念 トミカセット」が展示された。車種はGT–R、NSX–R、A70スープラにカウンタックというラインナップだが、少し4台セットにしては値段が5500円と高めなのが……。

同じくタカラトミー100周年記念商品としてリリースされるのが、1953年に発売されたブリキ玩具「Champion's Racer 98」をトミカ化した商品。実はモデルとなったブリキ玩具自体、1952年のインディ500で優勝したトロイ・ラットマンのクズマ・オッフェンハウザーをモデルにしたものなので、ちゃんと実車が存在している。ちなみにこのトロイ・ラットマンは22歳と80日の史上最年少記録で優勝しており、未だ現在破られてはいない記録を持っている事でも知られている。
原典そのままのカラーとオリジナルのブルーの2台が7月に発売されるそうだ。

次に上のホットウィールを展開しているマテルの日本法人、マテルジャパン。日本ではモンスタートラックシリーズが子供にも人気らしく、1〜3月にはテレビアニメも放送されたりしていたが、今後もプレイセットなどでラインナップを拡大させていく予定。
事実、モンスタートラックシリーズ自体も取り扱い店舗も増えてきており買いやすい状況も整いつつあったりする。本音を言うとベーシックカーの方も同じくらい、扱いを良くして欲しいですけど……。

多くの働く車や乗り物系のおもちゃをラインナップしているトイコー。大きなキャリアカーとかもラインナップされており子供にはプレイバリューが高そうなものばかり。

カヨ通商からは開発中の変形する車玩具「トランスフォームカー」を参考出品した。2台の車を衝突させるとペガサス型ロボに変形する仕組みだ。

ユニークなのだが、実はこれ韓国のおもちゃ、チョイロックカンパニーのHello Carbot(ハローカーボット)のもの。まさかのハローカーボット日本上陸か……?

2024年4月発のベストミニカーランキングTOP5

この月に発売されたミニカーの方でもなかなか良いものがあった。その中から5つ紹介したい。

・第5位 トミカプレミアム フェラーリ エンツォ
トミカプレミアムの今月の新車としてリリースされたフェラーリエンツォ。
久々のトミカのフェラーリモデルだが、なぜ5位にしたか?
それは以前にも通常のトミカの方でもエンツォはリリースされており、それと比べるとなんか劣っている気がしたからだ……。申し訳ないが。
やはり通常版にあったサスペンション機能も無くなっている事もあり賛否両論の出来映えという事で5位にさせて頂いた。

・第4位 マジョレット プライムモデル レーシングエディション5
先月に続いて発売されたマジョレットだが、こちらはちょいと値段は張るものの、よりクォリティーを上げた?モデルを5台リリースするプライムモデルシリーズの新作。
このシリーズで日本初上陸となるモデルのブガッティシロンピュアスポーツといすゞD−MAX、ビルシュタインロゴが入ったGRスープラなどが目玉。個人的にはブガッティシロンがやっと日本版のマジョレットにも入ってくれた事が嬉しいです。

・第3位 ホットウィール 87 アウディクワトロ
ホットウィールの新規金型モデルとして今月リリースされた87年式アウディクワトロ。
実は前にもアウディクワトロが出ていたが、そちらはグループBでのホモロゲモデルであったスポーツクワトロの方だったので、初期型(と言っても後期に生産された年式のものだが)に近い通常のクワトロがようやく登場した。
やはりこの昔のクルマらしく角張った感じが魅力的だ。ちなみに5月にも単品販売されるのでこの月に買い逃した人も是非買いに行って欲しい。

・第2位 マッチボックスミニカー 初代ブロンコ&2代目ブロンコ
今月発売のマッチボックスミニカーでは、フォードブロンコの初代モデルと2代目モデルが同時に別々のシリーズながらもリリースされる自体が起きた。
ベーシックの方では現行型もモチーフにした初代ブロンコが登場。60年代後半〜70年代初頭のコンパクトなアメリカンSUVの魅力をうまく表現している。
一方、ムービングの方では2代目が登場。初代はライバルであるシボレー・ブレイザーに人気を奪われた事もあって1977年をもって製造停止。78年からこの2代目に移行したが、だいぶキャラクターの印象もガラッと変わってライバルのシボレー・ブレイザーを意識してサイズアップした感じに。
ちなみに初代は1970年型、2代目は1978年型でのリリースだが、2台を並べるとたった8年間だが、同じ名前の車種でありながらもこんなにガラッと変わった事が分かって面白く、同じタイミングで出したマッチボックスの意図も感じさせる事案である。

・第1位 トミカプレミアムレーシング レイブリックNSX&NSX−GT 99号車
東京オートサロン2024で初公開されて話題となったトミカプレミアムの新基軸シリーズのトミカプレミアムレーシングがいよいよこの月に発売された。
2000円近い値段と車高が高めなところ、リアウィングが曲がりがちとかには目を瞑れば、タンポ印刷は大変細かく、ドア開閉もしたりとクォリティーは凄いと言わざるおえない。
果たして次のレーシングモデルのクルマは何なのか?期待せざるを得ない新基軸シリーズの第1弾に相応しい出来映えであった。

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